ほとんどが海産だが一部淡水産もある。
クロロフィルa とフィコビリンとしてフィコエリトリン・フィコシアニン・フィコビリンをもつ。 フィコビリンが主な光合成光捕獲色素として働き、同化産物としてフロリドシドを作る。貯蔵物質は 紅藻デンプン。
細胞壁は、ウシケノリ類(原始紅藻類)ではβ-1,3-キシランとβ-1,4-マンナンからなるが、 真正紅藻類ではセルロースである。ウシケノリ類の多くは原形質連絡を欠くが、真正紅藻類では 原形質連絡をもった糸状体制が基本。複雑なものはそれの偽組織をもつ。
分類の大綱は助細胞の発達段階による。また、壁孔連絡の微細構造や胞子発芽の形式も援用される。 (岩波「生物学辞典」より)
紅藻植物門 Rhodophyta
(「Handbook of Protoctista」;「五つの王国」)
紅藻植物門 Rhodophyta
紅藻綱 Rhodophyceae (Bangophyceae)
(「生物学辞典」)
約400属 4000種
Culture collection
Subdivisions
原始紅藻(ウシケノリ)
Protoflorideophycidae (Bangiophycidae) |
チノリモ目 Porphyridiales
イデユコゴメ |
ベニミドロ目 Goniotrichales
ベニミドロ | |
エリトロペルチス目 Erythropeltidales | |
ウシケノリ目 Bangiales
ウシケノリ | |
オオイシソウ目 Compsopogonales
オオイシソウ | |
真正紅藻 Florideae
カワモヅク、テングサ、スギノリ、カギノリ |
アクロカエチウム目 Acrochaetiales |
ウミゾウメン目 Nemaliales (Nemalionales) | |
カワモヅク目 Batrachospermales
Batrachospermum (カワモヅク) | |
テングサ目 Gelidiales
Gelidium (テングサ) | |
ベニマダラ目 Hildenbrandiales | |
サンゴモ目 Corallinales | |
ダルス目 Palmariales | |
カクレイト目 Cryptonemiales | |
サイミ目 Ahnfeltiales | |
スギノリ目 Gigartinales | |
カギノリ目 Bonemaisoniales
Bonnemaisonia (カギノリ) | |
マサゴシバリ目 Rhodymeniales
Gastroclonium (イソマツ) | |
イギス目 Ceramiales
Acanthophora (トゲノリ), Odonthalia (ノコギリヒバ) |
References