唐津市 |
観音の滝 周辺 |
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標高 xxxx m
観察された原生生物名一覧(現在 5 種) |
採集日:2011.11.14 | ウオッちず | で位置確認 |
観音の滝 遊歩道入口(唐津市七山),10:00
道路の左側に「観音の滝 遊歩道」と書かれた標柱がある場所まで来た。
ここはこれまでは通り過ぎるだけだったが,先日,厳美渓で河川敷の岩盤の窪みにたまった水に,
たくさんの原生生物がいたので,ここもそのような場所がないか近付いて調べてみることにした。
観音の滝 遊歩道を下る(唐津市七山),10:00
かなり急な坂だ。下り始めるとすぐ前方に四阿が見えた。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:01
四阿とその周囲に広がる芝生広場。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:01-10:02
1〜3枚目:川際に川岸へ降りる階段があった(2枚目)。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:02
階段を降りて川岸へ。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:02
隣に人道橋があった。対岸にも遊歩道があるようだ。
ただし,現在は通行止めのようだ。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:02
橋の下を通って下流側へ移動。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:03
1,2枚目:しかし,すぐに前方で道が途絶えてしまった(ように見えた)。
この後,観音大橋の袂にある案内図を見ると,ここから先にも川沿いの遊歩道が続いているように描いてあった。
もしかすると,前方の茂みの中に遊歩道の続きがあったのかも知れない。
いつのまにか木々が生い茂って道を隠してしまったのだろう。
3枚目:今回は観音大橋の袂にある案内図を撮影しなかったので,5年前に撮影したものを示しておく
(2006.11.20,09:43撮影)。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:04
茂みの近くまで来ると,前方の岩盤の上にある小さな窪みに水がたまっていた。
厳美渓と異なり,川の水面からさほど離れていない。これだと大雨の時などは水を冠ってしまうだろう。
原生生物はあまり期待できないが,とりあえず採集してみることにした。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:05
前方の窪みは一段下がった位置にあるが,そこへ降りられるように,岩盤を階段状に削った部分があった。
そこを降りようとしたところ,一部が水に濡れて藻類が繁茂し,ヌルヌルと滑りやすくなっていた。
気をつけて降りようとしたつもりだが,左足を階段部分に置いた瞬間,ツルリと滑って身体が左回転して落ちてしまった。
わずかな段差なので,大きく旋回した右足が下の岩盤にうまく着地したため,身体を岩盤に打ち付けずに済んだ。
しかし,もう少し段差があると大怪我をするところだった。危なかった。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:05
ということで気を取り直して採集開始。
窪みは左右に2つあった。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:05
まずは左側のやや大きめの窪みで採集(観音の滝 遊歩道-1)。。
観察された生物:
スピロストマム(Spirostomum intermedium),
アスピディスカ(Aspidisca),
小型繊毛虫数種,
サヤミドロ(Oedogonium),
ミカヅキモ(Closterium baillyanum),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:07
次に右側の窪みで採集(観音の滝 遊歩道-2)。
こちらは枯葉がたくさんたまっていた。少しは原生生物がいるかと期待したが,残念ながら原生生物はほとんどいなかった。
替りに,小さなミミズの仲間がたくさんいた。
観察された生物:
ディフルギア(
Difflugia acuminata),
貧毛類,
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:07
採集が終わったので,階段を上がって車道へ戻ることにした。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:08
1枚目:画面の右上付近がさきほど足を滑らせたところだ。一応階段状にはなっているが,ステップ部分がわずかで,
そこに草が生え,落ち葉もたまって湿っていた。岩の表面は水に濡れ,一部は藻類で覆われている。
2枚目:階段の手前はコンクリートが打ってある。ここが遊歩道である証拠だ。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:08
さらに石段を上がる。
観音の滝 遊歩道(唐津市七山),10:09
次に木製階段を上がって四阿手前の坂に出る。
ふたたび市道 滝川桑原杉山線を下る(唐津市七山),10:10
大きく右にカーブしつつ坂を下る。