乗鞍高原 |
ひょうたん池(仮) |
ここで採集されたサンプルの観察結果を | Google で検索 | ! | お知らせ |
標高 1482 m
観察された原生生物名一覧(現在 26 種) |
採集日:2015.08.09 | ウオッちず | で位置確認 |
オソメ池&無名池へ(松本市),13:37
1枚目:前方に見えるのは,高天ケ原(標高 2829 m)と剣ケ峰(主峰,3026 m)。
2枚目:それらを望遠撮影。
先に南側にある無名池へ行くことにした(松本市),13:38
iPad mini で現在地を確認。
西にあるオソメ池よりも,南にある無名池(これでは後々,説明がしずらいので,とりあえず形が「ひょうたん」に似ているので
「ひょうたん池」(仮称)と呼ぶことにする)の方が現在地から距離的に近いので,さきにひょうたん池(仮称)へ行くことにした(注)。
注:これは正解だった。というのは,後で,やや苦労してオソメ池へ到達したのだが,その際,さきほどのY字路からオソメ池へ向かうルートを発見し,
歩くのは,そちらの方が楽だったからだ。そのため,復路はこの未舗装道ではなく,草原を歩くそのルートを辿った。
その場合,先にオソメ池を訪れてしまうと,後でこちらの「ひょうたん池」に寄るのは遠回りになってしまうからだ。
途中であきらめてしまったかも知れない。
なお,ここへ来るまでに,オソメジッケの案内はあったが,オソメ池の案内は途中になかった。
その理由は,ここよりもその草原にある道がオソメ池へ向かう本来のルートだったからだ。草原のルートにはわずかだ
オソメ池への標識があった(後出)。
「ひょうたん池」(仮称)へ向かって草地へ入る(松本市),13:38
「ひょうたん池」(仮称)へ(松本市),13:39
1〜3枚目:少し入ったところでパノラマ撮影。
1枚目:左にもしかすると水がありそうな湿地があった。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
ひょうたん池は,ここから右にあるようだ。
よって,ここは右(3枚目)へ。
その前に,左の水がありそうな湿地も確認しておくことにした。
水がありそうな湿地(松本市),13:39
残念ながら水辺はなかった。
「ひょうたん池」(仮称)へ(松本市),13:40
前方の樹木に囲まれた場所が怪しい。
「ひょうたん池」(仮称)が見えた(松本市),13:40
木々の間から池の水面が見えた。
水草も多い。これなら期待できるかも。
「ひょうたん池」(仮称)(松本市),13:41
1,2枚目:木々の間から池に近付いてみたが,,
この辺は水際がやや落ち込んでいる。遠浅になっていない。
3枚目:ここは池の北端(ないし北東端)だ。
「ひょうたん池」(仮称)(松本市),13:42
干上がりかけた浅い水辺があったので,そこで
採集(ひょうたん池-01)。
水深がほとんどないので,黒褐色の泥しか採集できなかった。
藻塊が見当たらない。
観察された生物:
キストディニウム(Cystodinium),
ナベカムリ(Arcella sp.),
ディフルギア(
Difflugia oblonga,
Difflugia sp.),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus),
ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria),
イカダモ(Scenedesmus),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. intermedium,
Closterium sp.),
ホシガタモ(
Staurastrum sp.),
イボマタモ(
Euastrum oblongum),
Sphaerozosma,
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
ケンミジンコ,
イタチムシ,
「ひょうたん池」(仮称),北西からの眺め(松本市),13:44
池の北側を少し西へ進むと,ハッキリした踏跡があった。
どうやら,ここを訪れる人はここから池に迫るようだ。
「ひょうたん池」(仮称),北西端からの眺め(松本市),13:44
「ひょうたん池」(仮称),西縁(松本市),13:44
池西岸沿いの中央付近だが,このように一部裸地化した踏跡があった。
「ひょうたん池」(仮称),南岸(松本市),13:45-13:46
1枚目:水際付近は草で覆われていて,どこが水際かハッキリしない。
草の間に大きな足跡があった。この辺はかなりぬかるんでいたのだろう。
しかし,現在は,それほどぬかるんではいない。
2枚目:草をかきわけて水際を発見。
そこで
採集(ひょうたん池-02)。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena mutabilis),
カリキモナス(Calycimonas physaloides),
ドリウム(Dolium sp.),
ナベカムリ(Arcella mitrata),
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
スピロストマム(Spirostomum teres?),
プロロドン(Prorodon sp.),
エレモスフェラ(Eremosphaera viridis),
ボツリオコッカス(Botryococcus sudetica),
ミクロスポラ(Microspora),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. intermedium,
C. rostratum),
ホシガタモ(
Staurastrum brachiatum),
イボマタモ(
Euastrum oblongum),
小型タテブエモ(Penium sp.),
Sphaerozosma,
Bambusina brebissonii,
クロオコッカス(Chroococcus pallidus),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
ワムシ,
イタチムシ,
「ひょうたん池」(仮称),南岸からの眺め(松本市),13:47
私が近付く際,草の間からカモが泳ぎだした。このパノラマ撮影をした時点では,どこかへ逃げ去ってしまった。