名古屋市
小幡緑地,竜巻池
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2015.12.19 ウオッちず で位置確認

右に竜巻池が見えた(名古屋市),11:20

竜巻池,北西端からの眺め(名古屋市),11:20

竜巻池,北西端からの眺め(名古屋市),11:21
西岸沿いを少し進んで再度パノラマ撮影。
ここの水際にも降りられそうだ。

竜巻池(名古屋市),11:22
枯葉は多いが,水垢はほとんどない。これだと原生生物は期待できないが,とりあえず 採集(竜巻池-01)
翌日の観察結果は予想通り。原生生物はわずか。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), ミカヅキモ( Closterium sp.), ツヅミモ( Cosmarium formosulum), ハタヒモ(Netrium digitus), ワムシ, ミジンコ,

竜巻池(名古屋市),11:23
西岸には,四阿風の展望台らしき場所がある。

ここは水位調節用の施設?(名古屋市),11:23
屋根の下に鎖で固定されたハンドルが2つあった。 おそらく池干しなどをする際に,排水して池の水位を調節するためのものだと思うが,違うかも。 案内がないので,意味不明。

展望台からの眺め(名古屋市),11:24

竜巻池,西岸沿いを南下して前回の採集ポイントへ(名古屋市),11:24

前方の角の部分が前回の採集ポイントだ(名古屋市),11:25

竜巻池,池の南端が近付く(名古屋市),11:25
1枚目:前回(2枚目)にくらべると,立っている枯草が減ったようだ。 そして,池の水位も若干だが下がったように見える。 なにより,前回は水際からかなり離れた場所まで湿った状態だったが,それも減ったように見えた。
s 2枚目:2015年11月の様子(2015.11.28,11:05撮影)。

竜巻池,池の南端からの眺め(名古屋市),11:25-11:26
ちょうど日が翳ってしまったので,全体が薄暗く写ってしまった。


2015年11月の様子(2015.11.28,11:06撮影)。

竜巻池(名古屋市),11:26
1枚目:水際の近く。前回はこの辺も薄く水に浸った状態だったが,それがわずかに湿っているだけに変わってしまった。 2枚目:とはいえ,水垢は前回同様にある。 それらを 採集(竜巻池-02)
前回(2015.11.28) 同様,たくさんの原生生物が観察できた。 それも多くが大型の接合藻で,種組成は高地にある湿原とよく似ている。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, マルウズオビムシ(Peridinium), 共生藻を持つマヨレラ(Mayorella viridis?), ナベカムリ(Arcella sp.), フセツボカムリ( Centropyxis aerophilaC. ecornis), ディレプタス(Dileptus sp.), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), レンバディオン(Lembadion lucens), サヤツナギ(Dinobryon), タルケイソウ(Melosira), 他の珪藻各種, フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), サヤミドロ(Oedogonium), ヒザオリ(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium libellula), ツヅミモ( Cosmarium connatumC. furcatospermumC. hammeri), 未同定のホシガタモ( Staurastrum sp.), イボマタモ( Euastrum sinuosum), ハタヒモ(Netrium digitus v. lamellosum), ワムシ, ミジンコ, ケンミジンコ, センチュウ,

竜巻池(名古屋市),11:27
前回は奥(東岸側)まで行かなかったので,今回は行ってみることにした。

竜巻池(名古屋市),11:27-11:28
1,2枚目:池にそそぐ水路の手前でパノラマ撮影。
2枚目:水路にかかる橋はあるが,,,。 水路の先にある水際の草地はロープ柵で囲まれているようだ。 ようするに立入禁止ということだろう。
3枚目:現在地を確認。

竜巻池(名古屋市),11:28
水路際まで近付いて再度パノラマ撮影。 水路沿いにも若干だが柵がある。

竜巻池(名古屋市),11:29
1枚目:やむをえないので,水路の少し手前まで戻って, 採集(竜巻池-03)
ここにもたくさんの原生生物がいた。 水際がやや深く落ち込んでいる西岸とは大違いだ。 最近の採集では,「いたかの森」にある塚ノ杁池と同様,原生生物に関しては,ここは多様な生物が暮らす 貴重な場所といえる。
2枚目:現在地を確認。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 小型鞭毛虫数種, ナベカムリ(Arcella artocrea), ディフルギア( Difflugia sp.), Lesquereusia, トリネマ(Trinema sp.), ブレファリスマ(Blepharisma sp.)?, ウロトリカ(Urotricha), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), レンバディオン(Lembadion lucens), ミドリゾウリムシ(Paramecium bursaria), 珪藻各種, イカダモ(Scenedesmus quadricauda), コエラストルム(Coelastrum reticulatum), アステロコッカス(Asterococcus superbus), ミクロスポラ(Microspora), ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium oblongumC. pseudobinerveC. pseudopyramidatum), ホシガタモ( Staurastrum scabrum), イボマタモ( Euastrum ampullaceumE. ansatumE. cuneatumE. sinuosum), 小型イボマタモ(Euastrum sp.), ハタヒモ(Netrium digitus), 小型ハタヒモ(Netrium sp.), フタボシモ2種(Cylindrocystis), イシクラゲ (Nostoc), カイミジンコ, ソコミジンコ,

元へ戻る(名古屋市),11:30
前方の踏跡を辿り,前回同様,池の外へ。

前方の階段を上がる(名古屋市),11:31

その先の舗装道へ出て左折(名古屋市),11:31

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