名古屋市
いたかの森,井堀上池
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観察された原生生物名一覧( 8 種)

採集日:2015.11.12 ウオッちず で位置確認

井堀分岐へ出た(名古屋市),12:04-12:05
1,2枚目:分岐の手前でパノラマ撮影。
1枚目:左側は木道になっている。
3枚目:分岐の先に立つ案内図。 右は尾根道で水辺はあまりない。左の先には溜池や棚田があるらしい。 ここは左へ。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。 ここでいう左は,北東方向になる。

井堀上池へ(名古屋市),12:06

木道が消えた(名古屋市),12:07

ゆるい階段道を降りる(名古屋市),12:08

T字路,のような場所に出た(名古屋市),12:08
1〜3枚目:パノラマ撮影。
見た目はT字路のようだが,違った。右は行き止りだった。

角に立つ道標(名古屋市),12:08
「12,井堀の大クス」とある。 右に大きなクスノキがあるらしい。

井堀の大ク(名古屋市),12:09
たしかに右折すると,すぐ先に大きなクスノキがあった。

T字路?の左のすぐ先に「井堀上池」があった(名古屋市),12:10
かなり古い竹製の柵があったが,半分以上は消失していた。 溜池のはずだが,やけに草が目立った。近付いてみることにした。

井堀上池(名古屋市),12:10-12:11
池端に近付ける踏跡があったので,池端?に近付くことができた。 そこでパノラマ撮影。
しかし,水面がどこにも見えない。 水面が見えるところまで草薮に分け入ってみることにした。

井堀上池(名古屋市),12:12
足下は若干湿っているが,靴が沈むようなことはなかった。 ということは,ここはかなり前から水位が下がっていたのだろう。

井堀上池(名古屋市),12:13-12:14
草薮に分け入ると,中心部の草の様子が周囲と若干違っていた。 どうやら,中心部には多少とも水があるようだ。

井堀上池(名古屋市),12:14
1枚目:池の中心部付近まで来ると,やっと水面というか,ほとんど泥状の湿地が見えた。 すべて薄茶色の泥だ。
2枚目:これは ??

井堀上池(名古屋市),12:14
泥の上にわずかにある水を 採集(いたかの森,井堀上池)
しかし,結局,入ってきたのはほんとんどが泥だった。 引き返す。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia acuminataDifflugia sp.), ユーグリファ(Euglypha sp.), トリネマ(Trinema sp.), 未同定の繊毛虫, 珪藻各種, アオミドロ2種(Spirogyra), ツヅミモ( Cosmarium australe), ユレモ(Oscillatoria sp.), センチュウ,

井堀上池(名古屋市),12:16
池端(だった場所)に出来ていた植物の実。 これは ??

井堀上池の先に進む(名古屋市),12:17

右前方が「井堀下池」のはず(名古屋市),12:17

井堀下池(名古屋市),12:17-12:18
ここも,さきほどの井堀上池と同じようだ。
どうしてこうなったのだろう? 両池とも,比較的新しいはずの航空写真にはしっかり水面が写っている。 また,ネットで調べると,2005年頃の写真にはしっかり水を溜めていた池の様子が写っている。 しかし,近年,近隣の森林が失われた後,水源となっていた湧水が減って干上がりつつあるという話もあった。 その結果がこれらしい。 こうなってはもはや「池」とは呼べない。

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