名古屋市 |
荒池緑地,荒池
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観察された原生生物名一覧( 35 種) |
採集日:2015.11.21 | ウオッちず | で位置確認 |
荒池へ(名古屋市),13:24
道路沿いにある様々な樹を撮影。
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荒池へ(名古屋市),13:25
ヤツデ(Fatsia japonica,ウコギ科 ヤツデ属)
右に荒池が見えてきたのだが,,,(名古屋市),13:25
道路際には高い仕切があり,その先は樹木があって池の様子が窺えない。
その先に右へ入る場所があった(名古屋市),13:26
入ってみる。
荒池/野鳥観察施設(名古屋市),13:27
ここから先は,さきほどの荒池緑地案内図によると「野鳥観察施設」というらしい。
実際,何人ものカメラマンが柵際に集まっていた。
荒池(名古屋市),13:27
1枚目:池がようやく見えてきた。
2枚目:ここはまだ池の北東端だ。
荒池(名古屋市),13:28
これは?
水位観測用の施設だろうか?
荒池(名古屋市),13:28
さらに進んだところで,再度,パノラマ撮影。
2枚目:この辺からだと逆光になるので,前方の茂みが黒くなってしまう。
荒池,行き止りだった(名古屋市),13:30
地図ではたしかに行き止りのように描いてあった。
しかし,どこかに小径があるのではと周囲を探してみた。
荒池(名古屋市),13:30
この辺は照葉樹が多い。
実をつけた
カクレミノ(Dendropanax trifidus,ウコギ科 カクレミノ属)
金網柵の隣にはたくさんのドングリが落ちていた(名古屋市),13:31
金網柵の先は??(名古屋市),13:31
1,2枚目:前〜右へとカメラを振って撮影。
1枚目:前方は草薮になっている。
その先は高台にある住宅だ。
草薮に踏跡はないかと探したが,,ここからはハッキリしない。
2枚目:右を見ると斜面になっていて,水際に降りていけることが判明。
この荒池では他に採集できそうな場所はないので,降りてみることにした。
降りる前にフとズボンを見ると・・・(名古屋市),13:31
ひっつき虫の中で一番しつこい
アレチヌスビトハギ(Desmodium paniculatum,マメ科 ヌスビトハギ属)
の種がくっついていた。
これには
以前(2008.11.04),
えらい目にあったことがある。
その時に比べると量はわずかだ。
ま,これくらいならと思いつつ斜面を下ることにした。しかし,・・・。
荒池北東端(名古屋市),13:32
池岸に近付くことができた。
この辺は遠浅なので原生生物が期待できる。
荒池北東端(名古屋市),13:34
ここは日影なので若干期待しずらいが,,とりあえず,
採集(荒池-01)。
原生生物は期待以上に観察できた。
ただし,そのほとんどは従属栄養の種類だ。
それだけこの池が富栄養化しているということだろう。
観察された生物:
ツノモ(Ceratium furca),
渦鞭毛虫の一種,
ミドリムシ(Euglena schmitzii),
トラケロモナス(
Trachelomonas volzii,
Trachelomonas sp.),
小型鞭毛虫数種,
未同定の裸性アメーバ,
ストロンビディウム(Strombidium),
プロロドン(Prorodon sp.),
ツリガネムシ(Vorticella),
小型繊毛虫数種,
マルロモナス(Mallomonas sp.),
珪藻各種,
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
イカダモ(
Scenedesmus ecornis var. disciformis),
コエラストルム(Coelastrum cambricum),
セレナストルム(Selenastrum gracile),
ミカヅキモ(
Closterium pronum,
Closterium sp.),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
荒池北東端(名古屋市),13:36-13:37
1枚目:樹木の左へ移動すると,開けた場所があった。池を遠望できる。
しかし,ここは後方から池に注ぐ水路があるため,周囲が泥状態になっている。
2枚目:靴がやや沈んでしまう。気をつけないと泥に足をとられそうだ。
3枚目:なんとか採集できた
(荒池-02)。
ここにも結構いたが,ほとんどは従属栄養タイプ。
観察された生物:
ツノモ(Ceratium furca),
ミドリムシ(Euglena sp.),
トラケロモナス(
Trachelomonas lacustris,
T. volvocina),
アニソネマ(Anisonema),
小型鞭毛虫数種,
トリカメーバ(Trichamoeba?),
コロトネベラ(Korotonebella),
ナベカムリ(Arcella sp.),
トリネマ(Trinema sp.),
スピロストマム(
Spirostomum intermedium,
S. filum),
リトノタス(
Litonotus armillatus,
Litonotus sp.),
プロロドン(Prorodon sp.),
ハルテリア(Halteria),
ユープロテス(Euplotes),
レンバディオン(Lembadion bullinum),
フロントニア(Frontonia),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum),
コスルニア(Cothurnia),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex),
未同定のミカヅキモ(Closterium sp.),
ワムシ,
センチュウ,
斜面を上がってさきほどの住宅地側へ近付いてみたが,,(名古屋市),13:39, 13:47
1枚目:住宅地へ上がっていくルートがないかと草薮に近付いたところ,
目の前にさきほどの
アレチヌスビトハギ(Desmodium paniculatum,マメ科 ヌスビトハギ属)
があった。アッ!と気づいて立ち止まったが,すでに手遅れ。
ズボンに大量のアレチヌスビトハギの実が付着してしまった。
2008年(下段)の時にくらべれば,まだまだ少ないが,このまま街中を歩くわけにはいかない。
2008年の時と同様,プラスチックカード(2008年の時はパスモ,今回はカードキー)を使って実を落とすことにした。
2枚目:11分後,まだあちこちにくっついているが,なんとか街中を歩ける程度には落とすことができた。
やれやれ。
2008年11月の様子(2008.11.04,13:23-13:44撮影)。
荒池の北縁を通って車道へ,前方を右折(名古屋市),13:51
右折した先には直線道路があった(名古屋市),13:51
これは手元の地図(2枚目)にはない。
比較的最近できた道路のようだ。
ただし,航空写真には写っているので,それほど新しい訳ではない。
手元の地図がかなり古いだけ?