高麗川河川敷にあるビオトープ（標高 約30 m）。 高麗川の堤防を通って鶴舞川が高麗川に合流しているが， 堤防から合流点までの鶴舞川の流路とその周囲の河川敷が 「高麗川ふるさとの川整備事業」によってビオトープとして整備された（2003年完成）。 鶴舞川はもともとは農業用水路として利用されていたが，周辺が宅地化されるのに伴い，下水路としても利用されるようになり， 水質の悪化が問題になっていたらしい。 そこで「ふるさとの川整備事業」によって水路環境の改善を行ない， その目玉の一つとして，ここがビオトープとして整備された。 訪れたのが真冬の時期なので原生生物はあまりいなかったが， それでもこれまでに何度も訪れている 三ツ又沼ビオトープ とほぼ同じレベルだった。 条件が良くなればもっとたくさん観察できるはずだ。 次回は，より暖かい時期を選んで再訪したい。 観察された原生生物名一覧（2012.12.16現在 43 種） 2012.12.16 の採集であらたに 13 種が観察された（30 → 43）。