北本市
高尾宮岡ふるさとの緑の景観地
高尾宮岡の景観地
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採集日:2009.03.15 ウオッちず で位置確認

県道57号を北北西へ(北本市),15:12

ここを右折すれば高尾さくら公園だが・・・(北本市),15:13-15:14
1枚目:見なれた場所が現れた。 北本駅からスタートして高尾さくら公園を最初に訪れる場合は,駅西口の通りをそのまま西南西に向かってひたすら直進する。 すると,その先に高尾さくら公園があるのだが,ここは,そのさくら公園に向かう道と県道57号が交差する場所。 何度も通っているので見覚えがある。しかし,, 2枚目:「北本ふれあい散歩道案内」。これを見て思い出した。
というのは,昨年(2008.3.21), 緑のヘルシーロードを北上する途中で 埼玉県の緑のトラスト保全第1号地,見沼田圃(たんぼ)周辺斜面林 という場所を通ったことがある。 その際, 埼玉県の緑のトラストについて調べている間に,高尾さくら公園近くにも緑のトラストがあることを知った(注)。 それがここに記されてある「高尾宮岡ふるさとの緑の景観地」(緑のトラスト保全第8号地)。 ただし,そこは緑地帯であることは確かだが水辺があるとはどこにも記されていなかった。 なので,とくに訪れてみたいという気にはならなかった。 しかし,ここでこの案内を見たのと,今回はまだ時間的にだいぶ余裕があるので, とりあえずどんな所か見てみることにした。

注:ここ以外に訪れたことのある緑のトラスト保全地区は, 一昨年(2007.11.25),訪れた 嵐山渓谷近くの緑のトラスト保全第三号地(武蔵嵐山周辺樹林地)がある。 先日(2009.3.7)訪れた 浮野の里もそうらしい(保全第10号地)。

以下はこれまでにこの交差点を撮影した画像。 これを見ると,2006年にはすでに準備が始まり,2007年にはこの案内図があったことがわかる。
1枚目:2006.03.21,10:19撮影, 2枚目:2006.05.03,16:50撮影(県道57号側から), 3枚目:2007.02.15,10:28撮影,

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地へ(北本市),15:14
1,2枚目:Uターンして撮影。左がこれまで通ってきた県道57号 さいたま鴻巣線。 案内図にしたがい右へ入る。

道なりに進み須賀神社前を左折(北本市),15:15-15:16

ここは右へ(北本市),15:17

さらに右へ(北本市),15:17
2枚目:「北向き地蔵」(後出の案内図による)を見ながら右に折れる。 変わった名前だが,全国的にある地蔵の名前らしい。 災いがやってくるとされる北を向いて人々を守るという意味が込められているようだ。

富岡公会堂の前を通って・・・(北本市),15:18

民家の脇に「高尾宮岡の景観地」の道標があった(北本市),15:18

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地へ入る(北本市),15:18
ここからは自転車を降りて歩いた。 前方で坂を下る。この画像でわかるように,この「高尾宮岡の景観地」内はまだ工事中の場所があった。 上記のように,2007年にはすでに案内図ができていた訳だが,環境整備にかなり時間がかかっているようだ。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,坂を下っていく(北本市),15:19
1枚目:坂道を下りつつ前方で右にカーブする。 2枚目:その途中に立っていた「公園工事」の案内。 後出するように,道の左側(南)にはパワーショベルがあった(今日は休日なので止まっていたが)。 この案内には「件名 トラスト8号地田んぼ整備工事」とある。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,前方に湿地らしき場所が!(北本市),15:19
右にカーブしてから前方を見ると,水辺らしきものが見えた。 これは地図にはない。 この窪地は,後出の案内図によると「トオカ谷津」というらしいが, もしかすると,緑の景観地として整備する際に,谷津の南側を田圃(現在工事中), 北側を沼(ないし池)に変えようとしているのかも。 すくなくとも案内図ではそのように描いてある・・・。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,トオカ谷津(北本市),15:20-15:21
1〜4枚目:「トオカ谷津」の中央付近まで来た所で南〜西〜北をパノラマ撮影。 1,2枚目:谷津の南側。既述したように,遠くにパワーショベルが2台ある。 3,4枚目:谷津の北側。 手前は湿地でその先がどうやら沼になっているようだ(3枚目)。 右(東)側にある湧水地から続く水路が沼に向かっている。その上に橋がかかっているのがわかる。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,橋を渡る(北本市),15:21

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,その先は東西に分岐(北本市),15:22
1〜3枚目:橋を渡り終えたところで左右をパノラマ撮影。 3枚目:右(東)に案内板があるので,近付いてみる。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,東側,この先には湿地がありそうだ(北本市),15:22
2枚目:この案内図には「高尾宮岡の景観地」とある。 公式名は「高尾宮岡の景観地」なのかも知れない。 北本市のHPでは両方の名が使われている。 ネットでは"高尾宮岡の景観地"=185,"高尾宮岡ふるさとの緑の景観地"=369(2009.3.19現在)となっていて, 後者の方が2倍ある。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,右が湧水点近くの湿地(北本市),15:23
1,2枚目:上の案内図によれば,東側の湧水点近くにも木道が敷設された湿地があるようなので, 東に向かって歩いてみると,このようなT字路が現れる。ここで右折。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,湿地に敷設された木道(北本市),15:24
1,2枚目:たしかに木道が敷設された湿地があった。この奥が「湧水点」なのだろう。 日影だし,全体にゆるやかな水の流れがある。 これだと原生生物はあまり期待できない・・・。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,湧水点近くの湿地で採集(北本市),15:24-15:26
1枚目:前方が木道の終点。その先が湧水点? 2,3枚目:せっかく来たので,戻る途中,木道脇で 採集(高尾宮岡ふるさとの緑の景観地-1)。 藻塊はみあたらない。
観察された生物: ヒカリモ(Chromulina), 珪藻少々,

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,橋まで戻る(北本市),15:28
このまま西(画面右)へ進む。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,西側の湿地ないし沼へ(北本市),15:28
西へ進むにつれ,湿地から沼状態に変わっていく。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,西側の湿地ないし沼(北本市),15:29
1,2枚目:ほぼ沼(ないし池)になったところでパノラマ撮影。 前方に見える丘の先が北本市野外活動センター。左に見える車が停まっているのはセンターの駐車場。 3枚目:Y字路の右にある案内板を振り返って撮影。 南北の向きが変わっているが内容はほぼ同じ。

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,西側の湿地ないし沼(北本市),15:32
斜面を降りて水辺に近付くと水面には細かく刻まれた枯草がたくさん浮いていた。 ここもあまり期待できないが,とりあえず 採集(高尾宮岡ふるさとの緑の景観地-2)
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), 小型太陽虫, ウロレプタス(Uroleptus), ウロトリカ(Urotricha), シヌラ(Synura), 珪藻少々, スティゲオクロニウム(Stigeoclonium sp.), ユレモ(Oscillatoria), ケンミジンコ,

高尾宮岡ふるさとの緑の景観地,そのまま進み隣接する北本市野外活動センター(まほろばの郷)へ(北本市),15:32

北本市野外活動センター,この奥にトイレがあった(北本市),15:33
車道を横断してセンターの建物に向かって歩く。 写真は撮らなかったが,建物の向かい(画面左側)には日本庭園風の池があった。 柵で囲まれているし,池端は深く落ち込んでいるので採集不可。

そのまま西へ抜けて左折(北本市),15:37
センターの隣にあるトイレを利用させてもらい,そのまま西に向かって歩くと,景観地の外へ出る。 前方を左折。

見覚えのある場所へ出た,右へ行けば 高尾さくら公園がある(北本市),15:38
左折してしばらく進むと,またT字路が現れた。 前方に見えるのは荒井橋(県道33号)。 前を横切る道は,高尾さくら公園を訪れた後,北本自然観察公園へ向かう際によく利用する道なので, 見覚えがある。ここを右折。高尾さくら公園へ。


1枚目:2006.03.21,10:43 向かい側から撮影した画像。 現在(2009.3.15)いるのは画面左の道路。上の写真はそこからこちら側を撮影している。 北本自然観察公園へ行く場合は,ここで右折する。

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