秩父ミューズパーク，薬用植物園正面入口（秩父市）, 11:57
１，２枚目：ここが薬用植物園の入口（南口）だが，，。 ３枚目：案内図を見ると，池のある湿性植物ゾーンは反対側の入口（北口）近くにあるので， 隣接するサイクリングロードを通って反対側へ向うことにした（注）。
注：園内は自転車の乗り入れ禁止。押して歩けばよいのだろうが，植物園は全長390mもあるので， 隣のサイクリングロードを走った方が時間の節約になる。 ただし，前回（2003.6.22）は，湿性植物ゾーン以外でも採集できたような気がするのだが，今は時期が時期なので， おそらく園内はほとんど乾燥しているだろうと思われた。 また，サイクリングロードからも園内を見ることができるので，もし，途中に採集できそうな水辺があれば， 後でそこまで園内を歩けばよいと判断した。 結局，湿性植物ゾーン以外に水辺は見つからなかったが・・・。

薬用植物園脇のサイクリングロードを通って北口へ（秩父市）, 11:58-12:00
このように植物園はかなり細長い。左を見ながら走ったが，園内はカラカラに乾いていた。

湿性植物池が脇に見える（秩父市）, 12:00
１，２枚目：この辺が湿性植物ゾーン。ここまできてやっと水辺らしい雰囲気になった。

秩父ミューズパーク，薬用植物園北口から湿性植物池へ（秩父市）, 12:01
１，２枚目：ここが北口。ここから園内へ。

秩父ミューズパーク，薬用植物園，湿性植物池（秩父市）, 12:01
１，２枚目：北口を入るとすぐ前方に草と落ち葉で覆われた池があった。 水深は浅いがわずかに水があるようだ。

秩父ミューズパーク，薬用植物園，湿性植物池（秩父市）, 12:02
池端に近付いてパノラマ撮影。

秩父ミューズパーク，薬用植物園，湿性植物池（秩父市）, 12:04
１枚目：ここで採集（薬用植物園）。 水深が浅いためピペットの先を水面から数ｃｍ深く入れると，泥が大量に入ってきた。 泥を吸い込まないように水草や落ち葉の表面の水垢を慎重に吸い取った。 ２枚目：落ち葉の隙間からヒツジグサ？らしい葉が見えた。
コンクリートで固められた人工池なので見た目は悪いが，以下のように意外なほど原生生物の種類は多い。 これは前回と同じ。
観察された生物： 渦鞭毛虫の一種， クリプトモナス（Cryptomonas）， トラケロモナス（Trachelomonas）， カリキモナス（Calycimonas physaloides）， アニソネマ（Anisonema）， 小型鞭毛虫数種， アクチノフリス（Actinophrys sol）， 共生藻を持つマヨレラ（Mayorella）， ディレプタス（Dileptus monilatus）， スチロニキア（Stylonychia mytilus）， ユープロテス（Euplotes）， ヒスチオバランティウム（Histiobalantium）， フロントニア（Frontonia acuminata）， モナス（Monas guttula）， デンドロモナス（Dendromonas）ないしその近縁種？， 小型マルロモナス（Mallomonas）， 珪藻各種， クレブソルミディウム（Klebsormidium）， サヤツナギ（Dinobryon sertularia）， ヒアロブリオン（Hyalobryon sp.）， パンドリナ（Pandorina）， フタヅノクンショウモ（Pediastrum duplex）， クンショウモ（Pediastrum tetras）， イカダモ（ Scenedesmus quadricauda）， ボツリオコッカス（ Botryococcus braunii）， ヒザオリ（Mougeotia）， アオミドロ（Spirogyra）， コウガイチリモ（ Pleurotaenium trabecula）， ミカヅキモ（ Closterium pronum）， ユレモ（Oscillatoria）， Anabaenopsis， Cylindrospermum， ミジンコ， ケンミジンコ， ワムシ， イタチムシ，

秩父ミューズパーク，薬用植物園，湿性植物池（秩父市）, 12:05
反対側へ移動して再度，池をパノラマ撮影。

秩父ミューズパーク，展望台前駐車場へ戻る（秩父市）, 12:08
サイクリングロードを通ってさきほどの駐車場へ戻る。 今度は，反対側（南側）にある音楽堂近辺まで行ってみることにする。 前回（2003.6.22）は徒歩だったので，園内にある音楽堂までは行かずに途中で大庭園内の遊歩道へ降りてしまった。 今回は自転車なので音楽堂まで足を伸ばしてみることにした。