千葉市中央区/緑区 |
大百池公園
おおどいけこうえん |
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大百池は古くからある池で,かつては灌漑用の貯水池としても利用されてきたらしい。
しかし,近年,公園として整備される際,池端に割石が敷き詰められ,本来の自然の姿を失ってしまった。
そのことを嘆くweb pagesがいくつもある。
たしかにそのとおりで,池の原生生物相は非常に貧弱。コンクリート製の人造池とたいして変わらない。
観察された原生生物名一覧(現在 20 種) |
採集日:2007.12.24 | ウオッちず | で位置確認 |
大百池公園へ(千葉市中央区),10:08
工事現場の脇を通って北へ向うと前方に大百池公園がある。
大百池公園(おおどいけこうえん)に到着(千葉市中央区),10:09
前方に見えるのが大百池。
大百池公園(千葉市中央区),10:10-10:11
さらに近付く。池端には大きな割石が敷き詰められてある。
大百池公園,池の南端で採集(千葉市中央区),10:13
石の間に緑色の藻塊があった。ここで採集(大百池-1)。
藻塊の本体は定番のアオミドロだった。しかし,原生生物相はかなり貧弱。
さきほどの生実池と比べると雲泥の差だ。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
リトノタス(Litonotus),
ヒザオリ(Mougeotia),
アオミドロ2種(Spirogyra)多数,
ホシミドロ(Zygnema),
コウガイチリモ(
Pleurotaenium trabecula),
ワムシ,
大百池公園(千葉市中央区),10:14
池の南西端からパノラマ撮影。
大百池公園,大百池の西岸を北へ(千葉市中央区),10:15
1枚目:池の西縁に沿った遊歩道を通って池の北へ向う。
2,3枚目:途中に咲いていた,というか実?
大百池公園西岸でも採集(千葉市中央区),10:16-10:17
移動の途中で採集(大百池-2)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
ミドリムシ(Euglena oxyuris),
ディフルギア(
Difflugia elegans),
ツリガネムシ(Vorticella)
キネトキルム(Cinetochilum),
アオミドロ2種(Spirogyra)多数,
ツヅミモ(
C. dorsitruncatum),
ミジンコ,
ワムシ,
大百池公園,大百池北西端からの眺め(千葉市中央区),10:19
大百池公園,京成千原線の高架をくぐる(千葉市中央区南生実町),10:20
池の北側の遊歩道を通って東へ向う。
前方の京成千原線の高架を過ぎると中央区南生実町から緑区おゆみ野中央となる。
大百池公園,京成千原線の高架をくぐる(千葉市中央区南生実町),10:20-10:21
1,2枚目:池の北東端にある案内板で現在位置を確認。
大百池公園,おゆみの道を東へ(千葉市緑区おゆみ野中央),10:22
1,2枚目:高架下から先は公園の北側を流れる水路沿いに進む。
上の案内図にもあるように,この水路は東にある泉谷公園から流れてくるらしく,水路沿いの遊歩道を「おゆみの道」と呼ぶ。
3枚目:京成千原線の高架をくぐる。
大百池公園,おゆみの道を東へ(千葉市緑区),10:22-10:25
高架を過ぎた先で水路は幅を広げてゆるやかに蛇行する。その岸辺で採集(大百池公園の水路)。
ここは意外といた。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
メソディニウム(Mesodinium),
レンバディオン(Lembadion lucens),
珪藻少々,
イカダモ(
Scenedesmus quadricauda),
コエラストルス(
Coelastrum microporum),
サヤミドロ(Oedogonium),
アオミドロ2種(Spirogyra)多数,
ミカヅキモ(
C. acerosum,
C. leibleinii),
ホシガタモ(
Staurastrum subparvulum),
ワムシ,
大百池公園,おゆみの道を東へ(千葉市緑区),10:26-10:28
3枚目:ここが公園の東端。
大百池公園,おゆみの道を東へ(千葉市緑区),10:28-10:29
1,2枚目:公園の東端から振り返って水路とその先にある公園内の小山を撮影。
3枚目:ハトと??
おゆみの道を東へ(扇田小学校南西端の交差点,千葉市緑区),10:29-10:30
1枚目:前方に車道が見えてきた。
2枚目:押しボタン式の信号を渡る。
前方左手に見えるのは扇田小学校。
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