山形市 |
山形市野草園/ひょうたん沼
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観察された原生生物名一覧(現在 3 種)。 |
採集日:2011.06.04 | ウオッちず | で位置確認 |
空いているゲートを通って山形市野草園へ(山形市),15:16
山形市野草園,ゆるい下り坂の先に駐車場が見えた(山形市),15:17
左は職員用の駐車場と管理棟,ゲートはまだ先にある(山形市),15:18
管理棟の先にあるのは大型車用の駐車場。
ゲートが見えると左に路線バスのバス停があった(山形市),15:20
1〜3枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左にバス停があった。園内を見て回った後は,あそこからバスに乗って山形駅へ向う予定。
2枚目:前方に見えるのは公衆トイレ。その右,大部分は樹木に隠れているが,そこがゲート。
3枚目:訪問者用の駐車場。
復路のバス時刻を確認(山形市),15:20
ここから出るバスは一日3本しかない。
最終バスは 16:41発の山形病院行き(途中で山形駅に立寄る)。
1時間20分後だ。これなら園内を見て回る余裕は十分ある。
料金所で入場料を支払い園内へ(山形市),15:24
ゲートの近くにある案内図。
ゲート近くに「ひょうたん池」があり,中央広場,いこいのゾーンを挟んで,東に「大平沼」という大きな沼がある。
沼の南側はミズバショウが育つ湿地になっている。
他にも小さな水辺があちこちにあるようだ。
山形市野草園,ひょうたん池(山形市),15:25
1,2枚目:池の北端はコンクリート製。前方の南岸には何やら水草らしきものが。
南岸へ行ってみることにした。
3枚目:水面にはジュンサイ(Brasenia schreberi)の葉がたくさん浮かんでいた。
山形市野草園,ひょうたん池(山形市),15:27
1〜3枚目:パノラマ撮影。池の南端へ来た。
1枚目:池の南側には木道が敷設されている。湿地になっているようだ。
3枚目:右がひょうたん池の南端。
山形市野草園,ひょうたん池南側の木道沿いに咲く花(山形市),15:27-15:28
これはサクラソウ(Primula sieboldii)?
木道はひょうたん池に注ぐ水路沿いに続いていた(山形市),15:28
料金所の係員の説明では,前方の桟橋状木道の先でクリンソウが咲いているとのことだったが,,。
池などはなさそうなので行くのは止めた。
山形市野草園,岸辺にオゼコウホネの案内が(山形市),15:29-15:30
オゼコウホネ(Nuphar pumilum var. ozeense)?
めずらしい種だ。案内板には「尾瀬ヶ原,月山,北海道猿払原野の沼地に自生する多年生の水草」と書かれている。
月山では何度も見ているが,,,だいぶ印象が違う。
「野草園のオゼコウホネは他の生育地よりも生長が盛んです」とある。
ここは標高が低いのと,富栄養化している点で差が生じているのかも知れない。
ただし,ネットで検索すると,オゼコウホネはコウホネと異なり「葉の茎が水の上にでない」のが特徴と記されている。
それからすると・・・。これらはコウホネ?それとも環境条件の違いでコウホネと同じになってしまうのだろうか?
どうもよくわからない。
山形市野草園,ひょうたん池の南端(山形市),15:31
池端で採集(野草園,ひょうたん池)。
ここも原生生物はごくわずか。
死んだミカヅキモ(Closterium ralfsii)
が1つだけあった。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
トリネマ(Trinema sp.),
珪藻少々,
ミカヅキモ(Closterium ralfsii),
センチュウ,
山形市野草園(山形市),15:31-15:32
池端にクリンソウ(Primula japonica)が一株だけ咲いていた。
大事そうに竹で囲われている。案内板が側に設置されていた。
山形市野草園,自然学習センター前の中央広場を通って大平沼へ(山形市),15:34
突き当りは大平沼の南に広がる湿地だった,左折(山形市),15:35-15:36
桟橋状のデッキから湿地と北に位置する大平沼をパノラマ撮影(山形市),15:37
デッキ周辺は一面,大きく成長しつつあるミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)の葉で覆われていた。
いったん舗装道へ上がり,北にある大平沼へ(山形市),15:39-15:40
沼の周囲はロープ柵で囲われている。進入禁止ということだろう。ここでの採集を諦める。
再度デッキに降りて,今度は南側をパノラマ撮影(山形市),15:41-15:42
南へ伸びる木道を通ろうかと思ったが,順路の逆になるのと,めぼしい採集ポイントがありそうにもないので,止めた。
自然学習センターへ入ってソフトクリームを購入(山形市),15:43-15:56
1枚目:ソフトクリームを食べた後は,センターの前の椅子に座り,採集道具を片付けた。
しばしの休憩。
2枚目:自然学習センターの標高は 547 m。
まだバスの時間まで時間があるが,椅子に座っているのにも厭きたので,バス停へ(山形市),16:08
ゲートに戻る途中に咲いていた花々(山形市),16:08
野草園というだけあって,様々な植物があった。
これまで湿原でみかけた花もたくさん。でも,こういう所で見るとどうにも興醒めしてしまう。
というか花を見ても生き生きした感じがしない。
やはりきびしい自然環境でけなげに咲き誇っている姿が美しいのだろう,,,。
これは??。
ゲートに戻る途中に咲いていた花々(山形市),16:09
これはマイヅルソウ(Maianthemum dilatatum)。
しかし,やはりこういった場所で花だけ見ても楽しくはない。
復路のバス(注)に入り発車を待つ(山形市),16:30
ここに至る前,バス停のベンチで休んでいると,私と同様に,バスで市街地に戻ろうとする女性やってきた。
地元の人らしく,周辺の山を訪れた話を色々話してくれた。
後でわかったが,後日,団体で野草園を訪れる計画があるらしく,その下見に来たらしい。
たまたまバスの近くを通った公園の関係者に,ガイドをしてもらうにはどうすればいいか,などを尋ねていた。
野草園からの乗客は私とこの女性の二人のみ。
市街地に戻る前は,途中で老婆が一人乗り込んできただけ。市街地に入るとさすがに数名の乗客があった。
しかし,これでは今後,野草園発のバスの本数が増える見込みはないだろう。
注:このバスは山形病院 15:22発,野草園 16:20着で,予定より若干遅れて野草園にやってきた。
バスが着いてすぐ中に入って発車を待った。
(時刻表によると野草園16:41発,山形駅 17:12着,終点の山形病院には 17:40着)