西和賀町
林道 中湯川線
湯川沼から戻る途中
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2007.07.28 ウオッちず で位置確認

林道中湯川線へ入る(西和賀町),13:35
1枚目:ここで左折。 2枚目:林道中湯川線に入るとすぐに未舗装になる。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:36-13:37
1枚目:前回(2007.5.4),崖が一部崩れていた場所。 今回は崩れた瓦礫は取り除かれていた。しかし,崖は鋭く切り取られた状態で,側を通ると今にも崩れてきそうだった。 そのため,急ぎ足で通り過ぎた。写真を撮る余裕もなかった。 2枚目:崖を過ぎた後は,このような状態。前回に比べると緑に満ちあふれている。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:40
前回は雪解け水が道路を流れていて,そこで採集した。 今回はさすがに雪解け水はないので道路は乾いているだろうと予想していたが, 結構あちこちにこのような水たまりがあった。ここでは採集しなかったが,この後,2ケ所で採集した。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:40
道路脇に咲いていた。 ヨツバヒヨドリEupatorium chinense subsp. sachalinense) かと思ったが,葉が対生しているので ヒヨドリバナEupatorium chinense)のはず。 この花はいたる所で咲いていた。かなり大きい。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:41-13:42
道端に咲いていた小さな花。 これはヤマキツネノボタンRanunculus silerifolius var. quelpaertensis

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:42
同じく??

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:43-13:44
道路脇に水たまりが長く続いていた。この辺は水はけが悪いのかも知れない。 かすかに水の流れがあったが,藻塊が厚く育っていたので, ここで採集(林道中湯川線の路上水-1)
観察された生物: シヌラ(Synura), 珪藻各種, ヒザオリ2種(Mougeotia), アオミドロ(Spirogyra), コウガイチリモ( Pleurotaenium trabecula), ミカヅキモ( Closterium intermediumC. moniliferumC. ralfsii), ハタヒモ(Netrium digitus), ケズネモ(Gonatozygon), ユレモ(Oscillatoria), ネンジュモ(Anabaena),

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:44-13:46
ここでも採集(林道中湯川線の路上水-2)
観察された生物: 太陽虫の一種, コロトネベラ(Korotnevella), コクリオポディウム(Cochliopodium), トゲフセツボカムリ(Centropyxis), 小型ナスラ(Nassula), シュードマイクロソラックス(Pseudomicrothorax), ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium intermedium), ツヅミモ( Cosmarium sp.), ユレモ(Oscillatoria), ネンジュモ(Anabaena),

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:47-13:49

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:49
シシウドAngelica pubescens

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:53-13:55
1枚目:林道の左は崖になっているが,その下を小俣沢が流れている。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:55
小俣沢の途中には何ケ所か砂防ダムが作られている。 一番下流側にある砂防ダムの手前は小さな湖のようになっている。 頭の中にはそれしか記憶になかったので,ここがそれかと思ったが,そうではなかった。 ここは一番上流側にある砂防ダム。 国土地理院の地図には,この後,4つも砂防ダムがある(注)。

注:計5つのはずだが,後でわかるように,写真撮影できたのは4つのみ。どこかで1つ見逃してしまったようだ。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:55-13:56
1枚目:途中にある道が左にカーブしている場所。 2枚目:カーブの途中にコンクリートの覆いがあるが,この下を右側から小俣沢へ向って流れる小さな沢が通っている。 前方右手の大きな水たまりにはオタマジャクシがいた。 3,4枚目:路面を薄く覆う水には藻塊が育っていた。が採集はパス。 5枚目:沢の上流側を撮影。 前回(2007.5.4)はここから沢沿いに 登って行く山道があった。しかし,現在は草が生い茂っていてどこに道があるのかまったくわからなくなっていた。

林道中湯川線を下る(西和賀町),13:58-13:59
オカトラノオLysimachia clethroides

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:00-14:01
3枚目:2(or 3)番目の砂防ダム(注)。

注:既述したように,地図上では5つのはずだが,中間にある3つのダムのうち,1つを見逃してしまった模様。 そのため,これが2番目か3番目か確証がない。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:04-14:06
ここにも水たまりがあり藻塊が。ただし,採集はせず。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:06-14:09
1枚目:3(or 4)番目の砂防ダム(注)。

注:同上。これが3番目か4番目か確証がない。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:09-14:10
ヤマキツネノボタンRanunculus silerifolius var. quelpaertensis

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:12-14:13
ここが最後(5番目)の砂防ダム。 前回(2007.5.4)に比べると水が減っている。 また,前回は水深の深いダムのように見えたが,画像でわかるように,実際はダムの上の方まで土石が堆積していた。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:15
大分空腹感が出て来たので,この辺で歩きながら昼食をとる。 前回はこの林道中湯川線を出て県道215号 湯川温泉線に入ってから食事をした(土畑鉱山バス停の手前付近)。 今回はかなり早めかと思ったが,時刻を調べると前回は14:48過ぎということで,30分しか違っていなかった。 なお,前回ここを通過したのは14:20。ほぼ同時刻(注)。

注:今回は沢コースに到達する前に歩いた距離は前回より若干長かった。 また,前回は湯川沼へ到達できずに途中で引き返したのに対し,今回は湯川沼まで到達し,沼の周囲を1周半も歩いてしまった。 その分だけ余計に時間がかかったはずだが,ここでほぼ同時刻になったということは, 前回は沢コースを歩けず残雪の中を登り降りした(12:12-13:36,84分)が,それにだいぶ時間をとられてしまったことがわかる。 今回,沢コース入口と湯川沼の往復に要した時間は78分(12:11-13:29)。 移動距離は今回の方が長いが要した時間は今回の方が短い。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:19
前方にポンプ場のような場所が現れた。 その手前で小俣沢を渡る。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:20
小俣沢に架かる橋の上から道路と小俣沢を撮影。草に覆われて沢の水底が見えない。 前回はこんな具合に水底が見えたのだが,,。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:21
1,2枚目:ポンプ(揚水機?)の手前からポンプと隣の林道中湯川線を撮影。 ポンプの隣からは水が流れ出て,道路脇の水路へ注いでいる。 前回はその水の出口に育っていた藻塊を採集した(藻塊はユレモとネンジュモが大量増殖したものだった)。 3枚目:今回も採集しようと近付いたが,草に厚く覆われて採集できなかった。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:22-14:23
あきらめて歩き始めると,道路脇の水路部分に藻塊を見つけた。 それを採集(林道中湯川線沿いの水路)。 当然だが,ポンプの隣と同様,ユレモが主体だった。 そのユレモを餌にするシュードマイクロソラックスがたくさんいたのが前回との違い。
観察された生物: シュードマイクロソラックス(Pseudomicrothorax), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ,

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:24-14:25
採集ポイントの近くに咲いていたネジバナSpiranthes sinensis)。 肉眼だと濃い赤色に見えるのだがデジカメで撮影するとどうしても薄くなってしまう。 空が曇っているためかも知れない。 昨年,八甲田(青森)で撮影したネジバナの赤はほぼ実物通りに写った。 この時はよく晴れていたので,このようにうまく写ったのだと思われる。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:25
まもなく県道215号 湯川温泉線が見えてくるはず。

林道中湯川線を下る(西和賀町),14:28-14:29
1枚目:前方に県道215号沿いの建物が木々の間からかすかに見える。 2枚目:県道215号が見えた。

県道215号 湯川温泉線が見えてきた(西和賀町),14:30
「ほっとゆだ駅」に戻るには前方で左折するが,前回同様右手にあるバス停でバス時刻を確認してみる。

目 次 へ

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 岩手県の他の地域