仙北市(旧田沢湖町)
空吹湿原
からふきしつげん
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採集日:2011.08.27 ウオッちず で位置確認

空吹湿原が見えた(仙北市田沢湖生保内),14:02
樹林帯の先に日当たりの良い場所がある。あそこが空吹湿原だ。
なお,今回は登山道を登り降りする間,たくさんの蚊がいてあちこちを食われたが, この空吹湿原の周辺にはさらに大量の蚊がいて,腕,首筋,額など,さらに数多くの場所を食われてしまった。 かゆいかゆい。

空吹湿原に到着(仙北市田沢湖生保内),14:02-14:03
1枚目:この画像には写っていないが,下段の前回の画像でわかるように, 湿原の手前に右へ入る脇道がある。空吹湿原は南北に細長いが,右は湿原に沿って南〜西へ向う遊歩道の入口だ。 湿原を過ぎるとその先でブナ林の斜面を100mほど下る九十九折りの坂があり,その先に休暇村田沢湖高原がある。
2枚目:GPSで現在地を確認。地図上のポインタは標高 893 mの小ピークにぴったり合っている。 3枚目:Barometer 1012 mb, Elevation 893 m。完全に一致。


前回の様子(2009.06.28,13:28撮影)。

空吹湿原,ここは湿原の北端近く(仙北市田沢湖生保内),14:03
1〜3枚目:パノラマ撮影。湿原の北端を分断する形で車道が通っている。 既述したように,前回はこの先で蟹沢の砂防ダム工事が行われており,この道路にも大型車用に厚い鉄板が敷かれていた。 この(湿原を分断する)道路はその砂防ダム工事のために出来たのか, あるいは,それ以前からこの道路があったのかは不明。


前回の様子(2009.06.28,13:29撮影)。

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:06
道路際は草むしている上,斜めに落ち込んでいるので,そのままでは水面にピペットが届かない。 路面に腰掛けて滑らないようにしながら,片手で草をかき分け,水面が見えるところまで手を伸ばしてなんとか 採集(空吹湿原-1)
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas sp.), ナベカムリ(Arcella sp.1), Pontigulasia, プラギオフリス(Plagiophrys sp.), 珪藻各種, アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( Closterium intermediumC. kuetzingiiC. lunulaC. setaceum), ユレモ(Oscillatoria), ワムシ,

少し戻って(仙北市田沢湖生保内),14:07

さきほどの脇道へ(仙北市田沢湖生保内),14:07

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:08
1,2枚目:湿原の西縁に沿って南へ進む。

少し進むと左右に道が分かれている(仙北市田沢湖生保内),14:08
左は湿原の南側に出る道。散策路の続きは右。まずは左へ。


前回の様子(2009.06.28,13:37撮影)。

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:08
左折した後の様子。

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:08
少し進むと左に湿原の案内板がある。 2枚目:これは前回撮影した案内板。たぶん同じだろう (2009.06.28,13:37撮影)。

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:09
わずかな距離だが,ここには木道が敷設されている。 しかし,木道の両側は草深く,ほとんど乾いている。


前回の様子(2009.06.28,13:37撮影)。

空吹湿原(仙北市田沢湖生保内),14:09
対岸に沿って水路らしき場所がある。今は干上がっているが,水が流れる場所なので,採集は止めた。

戻って遊歩道を先へ進むと・・・(仙北市田沢湖生保内),14:09

前回は気づかなかったが遊歩道の脇に水辺が迫っている場所があった(仙北市田沢湖生保内),14:10-14:11
1枚目:大きく成長したミズバショウの葉がわずかにある。ほとんどは枯れて倒れ,腐りつつある。 2枚目:ここで採集(空吹湿原-2)
ここはものすごい数の蚊がいた。 1枚目の画像を撮影しようと,水際に近付こうとしたが,カメラを構えて撮影するわずかの間に, 左手に4,5匹の蚊が止まって私の血を吸おうとした。あわてて振りはらったが間に合わない。 顔から首,手,腕と至るところを食われてしまった。即退散。 登山道を昇り降りする間にもあちこち食われたが,ここで一気に食われた場所が増えた。 既述したように,後で数えるとこの2日間に計50箇所以上を食われてしまった。
ただし,ほとんどは肌が露出している場所ばかり。 苔沼湿原では,わずかに1ケ所だけズボンの上から食われたが, 今日(乳頭山登山道,空吹湿原)は,衣服の上から食われることはまったくなかった。 蚊の種類が違うのだろうか? 普通だと,衣服の上からも蚊に刺されることがあるのだが,,。
観察された生物: 小型繊毛虫数種, ナベカムリ( Arcella sp.2開口部が縦長), ディフルギア( Difflugia pyriformisDifflugia sp.), ユーグリファ(Euglypha filifera), 珪藻各種, ワムシ,

ここからはブナ林の遊歩道を下っていく(仙北市田沢湖生保内),14:13
1枚目:この辺がピークなのでGPSで位置確認してみた。 ここからいっきに100mほどを下っていく。 2,3枚目:地図上のポインタからは標高 890 m 付近と読める。

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