駐車場わきから切込湖・刈込湖ハイキングコースへ入る(日光市),11:57
入ってすぐはやや急な坂だが,前方の木の根をすぎると,平坦な道となる。
切込湖・刈込湖ハイキングコースを北へ(日光市),11:58
遊歩道の一部になっている大きな木の根の上を空中結婚直後の
ムネアカオオアリ(Camponotus obscuripes,アリ科 オオアリ属)
の女王が歩いていた。
巣を作るのに適当な場所を探しているのだろう。
それにしても,平地では6月頃に空中結婚を行うのだが,ここはおよそ一ヶ月遅れている。
やはり標高が高いからだろう。
平坦な道の先にふたたび大きな木の根があった(日光市),11:58-11:59
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:左はかなりの急斜面だ。
3,4枚目:現在地を確認。
平坦な道を進む(日光市),12:00
左は45°近い傾斜だ。右はもっと急な斜面というか崖のような場所もある。
切込湖・刈込湖ハイキングコースを北へ(日光市),12:00-12:01
1,2枚目:パノラマ撮影。
3枚目:現在地を確認。
次第に汗が吹出してきた(日光市),12:02
いつものように,自宅を出る際に濡らしてきたフェイスタオルで汗をぬぐう。
遊歩道沿いの笹薮の途中に斜面を降りられそうな場所があった(日光市),12:03
1枚目:笹薮が途切れた場所があった。画面ではわかりにくいが,最初はほぼ垂直に近いようにも見える急な坂だ。
2枚目:現在地を確認。
ここを降りると,蓼ノ湖に近付けそうだ。
しかし,遊歩道際はかなりの急傾斜だし,斜面はやわらかい土や枯れ草なので,滑りそうだ。
この時点では,降りるのを躊躇してしまった。
他に別ルートはないか,もう少し先まで行ってみることにした。
また,あった(日光市),12:04-12:05
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:薮のず〜っと下の方に湖面らしき場所が見える。う〜むどうしよう。ここもさきほどと同様,
遊歩道際はかなりの急傾斜だ。
これ以上進むと蓼ノ湖から離れてしまう(日光市),12:05
2枚目:現在地を確認。
この辺は,左の傾斜はさらにきつくなる。
そして,その先は蓼ノ湖から離れていくばかりだ。
Uターンすることにした。
蓼ノ湖へ,急斜面を降りる(日光市),12:09
かなり迷ったが,とりあえず
さきほどの笹薮の切れ間から斜面を降りて近付ける所まで近付いてみることにした。
最初の遊歩道際は,かなりの傾斜だし,足下は枯れ草だらけで滑りやすい。
一度滑ったら大変だ。かなり下までいっきに落下して大怪我をしかねない(最悪・・・)。
尻餅をつきながら,かつ,両側の笹につかまりながら慎重に坂を降りた。
あまりの急傾斜なので,立って降りのもままならない。
今日は登山用の杖を持ってこなかったので,近くにあった枯れ枝を杖替りにして
これで身体を支えながら降りた。恐い恐い。
急傾斜を過ぎた後で,横方向を撮影してみた(日光市),12:10
木が根元でJ字形に曲がっている。
この辺でも傾斜角は45°近くある。遊歩道際の傾斜はこれよりもきつかった。
途中にある平坦な場所まで降りた(日光市),12:13
1〜3枚目:パノラマ撮影。いったん一息つけた。しかし,湖面はまだまだ先だ。
4枚目:現在地を確認。
湖岸を目指す(日光市),12:14
ふたたび下っていく。が,ここからは「斜面」ではなく木々の間は,苔むした岩や,倒木だらけだ。
足の置場を探しつつ下る。
湖岸を目指す(日光市),12:15
この先は急な崖かも,と一時不安になったが,,幸いそうでなかった。
水際には若干だが平坦な場所があった(日光市),12:18
2枚目:そして,対岸にはもっと広々した平らな場所があるようだ。
岩の表面を覆う大きなコケ(日光市),12:19
薄暗いのでピンぼけてしまった。
湖岸が迫る(日光市),12:19
上記のように,水際は平坦だった。
蓼ノ湖(日光市),12:20
岸辺に突き出した岩の近くに
コバイケイソウ(Verantrum stamineum,ユリ科 シュロソウ属)
に似た植物があった。しかし,あきらかにコバイケイソウとは違う。これは?
蓼ノ湖(日光市),12:20
これはおそらく
バイケイソウ(Verantrum album,ユリ科 シュロソウ属)。
コバイケイソウは蕾みの段階ですでに白いが,これは緑色だ。また,花穂がまっすぐ縦長に伸びている。葉が大きく幅広い。
草丈は私の目の位置くらいはあるので 1 mをかるく越えている。
これまでは芽吹いたばかりのバイケイソウしか見たことがなかった。
ここまで大きく成長したのを見たのは今回が初めてだ。
蓼ノ湖(日光市),12:20
すぐ近くの岩を覆う大きなコケ。これは
??()
Part IX: | 蓼ノ湖(1) 2017.07.09, 12:21 - 12:35 |