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2015.11.28, Part XI

滝ノ水池(海老蔓池)へ

滝ノ水池の西側を通るルートを進む(尾張旭市),12:51

この辺の路面は白い砂礫で覆われている(尾張旭市),12:52
これらは意図的に敷かれたのだろうか?それとももともとの地質?

前方に深い草地が現れた(尾張旭市),12:52
後で気づいたが,ここは航空写真だと四角い形をした草地で,耕作地のように見えた場所だった。

両側が背の高い草で覆われた場所を通る(尾張旭市),12:52

草が多くてわかりにくいが両側は湿地だった(尾張旭市),12:52-12:53
4枚目:この地図だと両側に途中まで道が伸びているように描いてある。 しかし,草が多いせいか,それらしい場所は見当たらなかった。

滝ノ水池の西にある湿地(尾張旭市),12:54
道の左脇で 採集(滝ノ水池西の湿地-01)
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, クラスルリナ(Clathrulina elegans), パラデルマメーバ(Paradermamoeba sp.), 未同定の裸性アメーバ, ユーグリファ(Euglypha filifera), スチロニキア(Stylonychia mytilus), スティコトリカ(Stichotricha), ディセマトストマ(Disematostoma bütschlii), トリボネマ(Tribonema sp.), 珪藻各種, ミカヅキモ( Closterium abruptumC. cornuC. cynthiaC. moniliferumC. pusillum?), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ユレモ(Oscillatoria sp.), ケンミジンコ,

滝ノ水池の西にある湿地(尾張旭市),12:54

湿地を出て右に折れる(尾張旭市),12:55

湿地沿いの遊歩道を進む(尾張旭市),12:55
道の右側は一段下がっていて一面の湿地だった。 草木が多くてわかりにくいが,,,。

滝ノ水池へ(尾張旭市),12:56
3枚目:このように地図では,この辺のルートは点線?で描かれている。 そのため,通れるか不安だった。しかし,杞憂だった。

滝ノ水池へ(尾張旭市),12:58

この道はバイクも通るようだ(尾張旭市),12:58
真新しいタイヤの跡があった。 山道を走行するのが好きなバイクマンが通った跡だろう。 バイクが通れるなら,人が通れるのは当然のはず。

右に広々した場所があった(尾張旭市),12:58

ここは滝ノ水池の南に隣接する楕円形の池(だった場所)だ(尾張旭市),12:59
1〜3枚目:パノラマ撮影。 手元の航空写真やGoogle mapの航空写真では水面が写っている場所だ。 一面の草なので最初はここがそこだとは思えなかった。 近年,急速に水位が下がったか,周囲から流れ込む土砂によって水底が上がって池では無くなってしまったのかも知れない。

滝ノ水池の西にある湿地(滝ノ水池の南に隣接する楕円形の池だった場所)(尾張旭市),13:00
最近まで水があったためだろうが,少し進むと靴がずぶずぶと沈みだした。 これ以上奥には進めない。

滝ノ水池の西にある湿地(滝ノ水池の南に隣接する楕円形の池だった場所)(尾張旭市),13:01
足下近くで,泥の表面にある水を 採集(滝ノ水池西の湿地-02)
さきほどの道脇の湿地を含め,この辺は,この後通る堰堤が出来て池の水位が上がった際にできた入り江の一つだったはず(注)。 ここは水位が上がる前に入り江の入口付近に砂防ダム?があったか,入り江が出来てから入口付近に堰を作ったかは不明だが, それによって滝ノ水池へ流れ込む土砂がせき止められてできた湿地のようだ。 堰の部分にたくさんの樹木が育っているので,だいぶ前のことだろう。
観察された生物: ディフルギア( Difflugia penardi), アミカムリ(Nebela collaris), ユーグリファ(Euglypha sp.), サイフォデリア(Cyphoderia ampulla), 未同定の繊毛虫, 小型繊毛虫数種, ハネケイソウ(Pinnularia), その他の珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ツヅミモ( Cosmarium pandriforme), ハタヒモ(Netrium digitus), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens), ワムシ,

注:やや古い地図だと,この辺一帯が三角形の池として描かれている。

Part XII: 滝ノ水池(海老蔓池)北縁
2015.11.28, 13:02 - 13:15