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2013.12.8-12.xx

風邪症状の変遷

1日目(2013.12.07,土)
就寝する頃(午前04時近く,注),喉の左にわずかに痛みを感じた。 起床後,次第に痛みが強まり,それとともに痛みが喉の上部全体に広がった。 熱はさほどないが,頭がボーッとして全身がだるい。平熱に近いのに寒気もある。 いつもより遅めに大学へ行き,微生物の世話をする。これだけはやらないと,,。
午後から粘りのある鼻水が出だした。鼻をかみ過ぎて鼻血を出してしまった。 夕方になると熱が上がり始めた。午後5時に測ると37.5℃。 この分だと38℃を超えるだろうと予測したが,実際は,午後6時半に38℃近くになったものの,それ以上上昇することはなかった。
午後11時頃になってようやく喉の痛みが和らいだ。ただし,体温は37.4℃。まだ高め。 気分もスッキリしない。ボーッとしている。 粘り気のある鼻水が水っぽく変わった。 マスクをしたまま寝る。

注:普段から寝不足だが,それでも5時間半程度は寝ている。 しかし,今回の風邪が発症する前の1,2日は眠気が起こらず睡眠がいつもよりかなり短くなった(4時間余?)。 これも風邪が原因だろう。

2日目(2013.12.08,日)
起床すると,体温は平熱に戻ったし,気分もややスッキリしてきたが, 鼻声となり,咳き込むようになった。 当初の予定では,野外採集に出るはずだったが,とても無理。終日,自宅で安静にして過ごす。 デスクワークをする気力も起こらない。 マスクをしたまま寝る。

3日目(2013.12.09,月)
身体のだるさが残り,節々に痛みがある。鼻声が酷い。 明日からは講義が2日続くので,この日は大学へ行かず,自宅で安静にして過ごした。 マスクをしたまま寝る。

4日目(2013.12.10,火)
平熱で喉の痛みもないが,咳が多くなり,気管支付近が「重く」感じるようになった。 これはあきらかに気管支炎の症状だ。こうなると治るのに時間がかかる。小青竜湯を服用。症状がやや改善する。 昼〜夜は大学へ行き,マスクをして講義を行う(2コマ)。かなりしんどい。 夜は微生物の世話をする(やらないと皆死んでしまう)。 マスクをしたまま寝る。

5日目(2013.12.11,水)
症状は前日とほぼ同じ。 この日も大学へ行き(注),マスクをして講義を行った(1コマ)。 大きい声が出せないのでマイクを使用。 長時間話していると,時々むせって咳がでた(昨日はむせらなかった)。 気管支から痰が出始めたためか? 夜は前日同様,微生物の世話を行う。 マスクをしたまま寝る。

注:移動途中,乗車した電車が和光駅に停まると, 「有楽町線は,さきほど隣の地下鉄成増駅で車両故障が発生したため,しばらく停車します」との車内アナウンスが。 その後,「まもなく向いのホームにやってくる東武東上線の列車で振り替え輸送するので乗換えて」との案内があり, これにしたがって東上線に乗換えた。しかし,発車後まもなくして「有楽町線は運転を再開した」とのアナウンス。 池袋駅で下車して,長い連絡路を通ってふたたび有楽町線へ(注の注)。 かなり翻弄された。風邪の身には辛い。
注の注:東武線の池袋駅でPASMOカードの振替輸送処理をしてもらってから改札を出たが, ふたたび有楽町線に乗車して市ヶ谷駅で改札を出たところ,エラーとなった。 再度,窓口でカードの処理をしなければならなかった。何故?

6日目(2013.12.12,木)
目覚めると,気管支に痰がからまった感覚があった。幸い,気管支付近の「重さ」はおおよそ消えた。 そのまま横になっていると,次第に喉がムズムズしてむせるようになった。 ときおり激しく咳き込んで喉から痰が出て来た。 まだ5時間余りしか寝ていないのだが,眠ることができないので起床する。 鼻声はあいかわらず。 頭もややボーッとしている。 今日もマスクをしたまま寝る。

7日目(2013.12.13,金)
起床時,痰が出ることはなくなったが,多少咳き込む。 咳をすると気管支にわずかに痰が残っている感覚がする(注)。 鼻声もまだ治っていない。痰が減った以外は,昨日とほぼ同じ状態だ。 この辺で油断すると気管支炎が長引くことになる(過去の経験から)。 今日も一日,マスクをして過ごすことにする。

注:起床して1時間以上経過すると,大量の鼻水とともに痰が出だした。痰の量は昨日に比べるとわずかだが。

8日目(2013.12.14,土)
朝の症状は昨日とほぼ同じ。鼻声で,多少咳き込む。 若干だがボーッとした感覚がある。 やはり(急性)気管支炎なのだろう。 朝食後,鼻水と若干の痰が出た。
変化としては,昨日も若干その傾向があったが,便が柔らかくなった。 下痢というほどではないが・・・。これは風邪の治りかけの段階でよく起こる症状だ。 ということは,まだ風邪そのものも治っていないということか。 今日も一日,マスクをして過ごすことにする。

9日目(2013.12.15,日)
鼻声は相変わらず。若干咳き込む。 粘り気のある鼻水は減ったが,痰は残っている。 まだまだだ。 今日も一日,マスクをして過ごすことにする。

10日目(2013.12.16,月)
今日も症状は昨日とほぼ同じ。すなわち, 鼻声は相変わらず。若干咳き込む。やや粘り気のある鼻水が少々,痰も残っている。 気管支付近がなんとなくスッキリしない。一進一退。 これまでにも何度か風邪から気管支炎になったが,その時も同じような症状が長く続いた(1,2ヶ月?)。
午後から筑波大学へ行かなければならない。 早く治るよう,今日も一日,マスクをして過ごすことにする。
筑波大では40分ほど講演をしたが,最初マスクをしながら話し出したが, 途中で息苦しくなりマスクを外さざるをえなくなった。 幸い,マスクを外してもむせることなく話しをすることができた。 講演後,懇親会にも参加したが,用心してノンアルコールのビールを飲んだ。 帰宅したのは夜11時頃。幸い気管支炎症状は悪化せずに済んだ。

11日目(2013.12.17,火)
鼻声は解消しつつあるが,まだ喉に痰がからむ。 だるさもまだ残っている。 今日も一日,マスクをして過ごすことにする。
帰宅時,マスクがかなり湿って息苦しかった。 後述するように,徐々に湿度が上がってきたのが原因のようだ。

12日目(2013.12.18,水)
今朝は曇っているせいで湿度が高い(これまでは20%だったが,今朝は30%以上ある)。 今回はマスクをしないで寝たが,喉が乾燥することはなかった。 しかし,まだ鼻声で,痰も若干残っている。
今日は午後から雨,夜は山沿いで雪になる予報が出ている。 予報通り,夕方から雨(小雨)。湿度が上がったので,今回もマスクをしないで寝た。

13日目(2013.12.19,木)
今日は午前中も雨。湿度は40%。マスクをするとすぐにメガネが曇る。 昨日は日中はマスクをしていたが,今日はマスクを外すことにした。 まだ鼻声で,鼻水も出る。喉に若干痰がからまるのだが,とりあえず外すことにした。 喉の症状が悪化した場合は,途中からマスクをつけるつもり。

14日目(2013.12.20,金)
今朝は雨は振らなかったが,ほぼ一日中どんよりとした曇り空。寒い。 ただし,湿度が高いので喉にはよい状態。 鼻声と若干喉に痰が絡む状態が続いているが,マスクはしなかった。

15日目(2013.12.21,土)
鼻声と痰のからみは相変わらず。今日は朝から晴れ。