急斜面の両側に広がるニッコウキスゲの群生(庄内町),10:29
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ,Hemerocallis middendorffii var. esculenta)
をさらに望遠にして撮影。
急斜面の両側に広がるニッコウキスゲの群生(庄内町),10:30-10:31
左の溝?を入れて再度
ニッコウキスゲ(ゼンテイカ,Hemerocallis middendorffii var. esculenta)
を望遠撮影。
踏跡を辿って元へ戻る(庄内町),10:32-10:33
1,2枚目:踏跡の幅は狭いが,この辺は踏跡がしっかり見える。
3枚目:iPad mini で現在地を確認。
何度も書いているが,GPSのポインタは実際より北北西にずれている。
なので実際の位置はこの地図だと標高1400mのラインあたりのはず。
踏跡を辿って元へ戻る(庄内町),10:33-10:34
1枚目:踏跡の脇では,イワショウブ,キンコウカ,ミヤマリンドウが咲いていた。
2,3枚目:
ミヤマリンドウ(Gentiana nipponica,リンドウ科 リンドウ属)。
4枚目:ミヤマリンドウの茎部分。左は花が終ったショウジョウバカマだろうか?
踏跡を辿って元へ戻る(庄内町),10:34
1,2枚目:
キンコウカ(Narthecium asiaticum,ユリ科 キンコウカ属)
と3枚目:
イワショウブ(Tofieldia japonica,ユリ科 チシマゼキショウ属)。
さきほど歩いた池塘群の周辺ではほとんど花が咲いていなかったが,踏跡の両側ではあちこちで花が咲いていた。
この辺は平坦なので,いわゆる湿原らしい湿原のようだ。踏跡もややぬかるんでいる。
草も背が低く柔らかいものがほとんどだ。
一方,さきほどいた池塘の周辺は全体に傾斜しているためだろうが,上記のように,花はほとんどない。
単子葉の草ばかりで,それらはゴワゴワして丈の長いものが多い。
池塘の周囲の地面はかなり固く締まっていた。
昨年訪れた旧参道沿いにある池塘の周囲と同じだ。
斜面湿原の特徴なのかも知れない。
踏跡を辿って元へ戻る(庄内町),10:35
1〜3枚目:踏跡は途中から東側にある潅木地帯の近くを通るようになる。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
何度も書いているが,GPSのポインタは実際よりも北にずれている。
踏跡を辿って元へ戻る(庄内町),10:36-10:37
1〜3枚目:さきほど訪れた形のくずれた池塘(3枚目)の脇を通過する。
4枚目:iPad mini で現在地を確認。
ポインタは北北東にずれているので,本当の現在地は「十」印のある付近のはず。
踏跡脇にある細長い池塘(庄内町),10:38
ここも水底は一面,
カワモヅク(Batrachospermum)
で覆われていた。
その先にも小さな池塘があった(庄内町),10:38
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:池塘の側になにやら白く塗られた四角い板のようなものがある。
踏跡脇にある小さな池塘(庄内町),10:38-10:39
1枚目:池塘の側にある四角い板。
2枚目:この池塘で
採集(旧参道北側の池塘-07)。
3枚目:板に書かれた文字を撮影。
「保安林内で立木竹の伐採,損傷,放牧,下草,落葉,落枝の採取,土石樹根の採掘,開墾,
その他土地の形質を変更する行為をすると罰せられます。」
と書かれている。
上には図や表が描かれていたと思われるが,表の枠がかすかに残っている程度でほどんと消失している。
いつ頃のものだろうか?だいぶ古そうだ。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ディフルギア(
Difflugia oblonga),
アミカムリ(
Nebela carinata,
N. collaris),
ディアフォロドン(Diaphoropodon),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
ツヅミモ(
Cosmarium globosum),
ハタヒモ(
Netrium digitus,
N. oblongum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum),
クロオコッカス(Chroococcus sp.),
シアノセカ(Cyanothece, Syn. Synechococcus),
メリスモペディア(Merismopedia),
ワムシ,
ミジンコ,
イタチムシ,
Part XV: | 月山旧参道〜月山道路沿いに点在する湿原(または草原) 2013.08.22, 10:14 - 11:08 |