上麻生橋から飛騨川の下流側を撮影(七宗町),08:44-08:45
2,3枚目:既述したが,奥が新上麻生発電所(黒い屋根の建物),手前右(3枚目)が上麻生発電所(のはず)。
国道41号 益田街道へ出て左折(七宗町),08:45-08:46
2枚目:前方に見えるのが七宗第1トンネル。
七宗第1トンネルの左に旧道?の一部がある(七宗町),08:47
2枚目:かつては崖沿いの道を通ったようだ。
道の左端に下へ降りて行く急な石段がある。あそこが「甌穴群散策路」の入口だ。
前回同様,トンネルに少し入り,左から旧道へ降りる(七宗町),08:47
この時,なんとなく違和感(前回とどこか違う)を感じたがそれが何かわからないまま,この写真を撮った。
前回以上に高低差を感じて,やや恐怖を覚えたが,その原因がわかった。
それは前回は道の近くにたくさんの樹木があって崖下が見通せなかった。そのため,あまり恐怖心を抱かずに済んだ。
しかし,今回は階段周辺の樹木がきれいに伐採されて,道路から崖下がよく見通せるようになっていた。
その分,高さを感じて恐怖感を抱いてしまったのだった。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:48撮影)。
飛水峡,甌穴群散策路の入口(階段)手前まで近付いた(七宗町),08:48
「甌穴群散策路」入口前でパノラマ撮影(七宗町),08:48
時間帯は前回(2012.05.13)とほぼ同じだが,季節が異なる(今回は前回より約2週間早い)ため,
前回は日に当っていた甌穴群散策路の案内板が,今回は日影に入っていた。微妙なタイミングだったようだ。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:49撮影)。
甌穴群散策路,急な石段を降りる(七宗町),08:48
この石段は狭く(一人が通れる幅しかない),かつ,かなり急だ。なのに最初の部分には手摺がない。
フラフラしたらまっ逆さまに転落してしまいそうだ。怖い怖い(注)。
石段は途中で逆V字に折れているが,そこの屈曲点にも手摺がない。
その上,前回はその先に樹木があって視界を遮っていたが(下段),今回は樹木が伐採されていたので,
崖下の様子が丸見えだ。その分,高低差をより強く感じてしまう。
目が回りそうだ。
注:今回は前日,結構歩いたので足首に疲れがたまっていた。
そのためだろうが,足下がややふらついている。
それを実感していたので,前回以上に慎重に降りた。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:49撮影)。
甌穴群散策路,急な石段を降りる(七宗町),08:49
逆V字に折れた先からは頑丈そうな手摺があるので,その分安心できる。
とはいえ,もし,ここにも手摺がなかったら怖くてこれ以上は降りられないだろう。
手摺にすがるようにして降りる。
甌穴群散策路,急な石段を降りる(七宗町),08:49
石段は途中で「く」の字に折れ曲る。
窪地に滑り降りるか,右の岩の斜面を降りるか・・・(七宗町),08:51
2枚目:下方左は岩に窪みがあり,その先に水が溜っている。
右には大きな岩があってその斜面を降りることもできなくはない。
しかし,斜面で万が一滑ると大変なことになる。
前回同様,左の窪みへ降りることにした(注)。
ただし,今回は前回より窪みにたまった水が多い(後出)。途中の斜面部分も水に濡れている。
降りる途中でズボンが濡れてしまうだろう。しかし,危険を犯すよりはましだ。
注:復路では,前回も今回も,右の岩の斜面を這い上がった。
上がる際は四つ足というか手も使うので比較的安心だが,下りは前を見て降りなければならないので,手が使えない。
もちろん,下りでも四つん這いになればいいのだが,足下が見えなくなるので,これもまた危険。
窪みへ降りる前,右の岩を見るとみなれない植物が(七宗町),08:51-08:52
これはおそらくシダの一種だろうが・・・。
マメヅタ(Lemmaphyllum microphyllum,ウラボシ科 マメヅタ属)というようだ。
これはその栄養葉。肉圧で丸いのが特徴。この他に胞子葉というのがあり,それは細長く立ち上がるらしい。
1枚目の左上にあるのがそうだろうか?1葉しかないが。
窪みへ降りる前に前方をパノラマ撮影(七宗町),08:52
1枚目:窪みにたまった水(落ち葉がいっぱい)がわずかに写っている。
岩の左は急な崖になっている。岩の左に樹木があって高低差がわかりにくくなっているが,かなりの段差がある。落ちたらヤバイ。
2枚目:窪みの先はさらに急な窪みになっていて,そこは降りられない。
そのため,窪みへ降りた後は右の岩場の隙間を通る。
前方に水たまりが写っている。画像ではすぐ近くにあるように見えるが,実際はかなり距離がある。
と同時に,高低差もかなりある。
3枚目:こちらが復路で這い上がった岩の斜面。
窪みに降りたところで撮影(七宗町),08:54
案の定,滑り降りる際,ズボンの尻部分が濡れてしまった。
2枚目:前回(下段)と比べると,わずかだが水位が上がっているのがわかる。
前方にある丸石の周囲を見比べて欲しい。
前回は手前にしか水がなかったが,今回は石の周囲すべてに水がある。
2012年05月の様子(2012.05.13,08:54撮影)。
飛水峡,甌穴群散策路(七宗町),08:55
前回同様,窪みに溜った落ち葉をかき分けて
採集(飛水峡 甌穴群散策路-01)。
ここは雨が降ると流水に洗われる場所なので,前回同様,原生生物はわずか。
というより前回より少なめだ。
これは最近の雨でここが水で洗われたため,と推察できる。
観察された生物:
スピロストマム(Spirostomum ambiguum),
アスピディスカ(Aspidisca),
小型繊毛虫数種,
ケンミジンコ,
Part III: | 飛水峡(甌穴群散策路-2) 2013.04.28, 08:57 - 09:09 |