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2011.06.04, Part VII

蔵王ロープウェイ山麓線〜観光案内所〜西蔵王公園 尻沼

ユートピア夏山リフトを降りて蔵王ロープウェイ樹氷高原駅へ(山形市),11:59
1枚目:左前方が山麓線の乗り場。こちらへ向う。右(2枚目)は山頂線の乗り場。 3年前の7月(2008.07.13)は,ここで山頂線に乗換えて地蔵山へ上がり,そこから北へ下って,途中に点在する池沼 (片貝沼うつぼ沼,ドッコ沼)を訪れた。 うつぼ沼には結構な数の原生生物がいたので機会があれば, 再度訪れたいと考えている(注)。

注:今回訪れることも考えたが,この時期だと途中のルートに残雪がかなりある可能性があるのと, 今回予定した西蔵王公園&山形市野草園にある池沼はまだ訪れたことがない(こちらは標高が低いので雪の心配はない)ので, こちらを優先した。

樹氷高原駅,山頂線乗り場から山麓線乗り場へ,まもなく12時だ(山形市),12:00

樹氷高原駅,山麓線乗り場(山形市),12:10-12:11
駅舎内に入った時に,ちょうど12:00発の客車が出る音がした。次発は20分後。
1枚目:発車の10分くらい前に改札を受けて客車へ。 2枚目:GPSによる標高は 1343m。 3枚目:地図のポインタがややずれている。

客車内で発車を待つ(山形市),12:13-12:20
2枚目:鴫の谷地沼を望遠撮影。 あそこは二度(2005.7.9, 2009.8.25)訪れたことがあるが,原生生物はほとんどいない(2005は写真無し)。 3枚目:北にある盃湖。まだ訪れたことはないが,画像で見るかぎり池の周囲は深く落ち込んでいるようだ。 貯水池なのだろう。採集はできそうにないが,できたとしても原生生物はほとんど期待できない。

ロープウェイで山を下る(山形市),12:24-12:26
1枚目:ロープウェイの中間点。麓から上がってきた客車とすれ違う。 2枚目:まもなく山麓駅に着く。

ロープウェイを出てバスターミナル方向へ歩く(山形市),12:29-12:32

酢川に架かる橋を渡る(山形市),12:35

いつも通り橋の袂にある食堂へ(山形市),12:36

いつもここでカツ丼を注文している(山形市),12:46
1枚目:久しぶりにそのカツ丼を撮影。 2枚目:これは5年前(2006.08.02)にここで撮影したカツ丼。 座った席も同じ。

さて,ここからが問題。
今回は,この後,北西にある西蔵王公園と山形市野草園を訪れるつもりなのだが,問題はその移動手段。
一番安上がりなのは,いったんバスで駅に戻り,駅前から野草園行きのバスに乗車することだが, 野草園行きのバスの本数が限られているので,今からバス(13:20-14:05)で駅に戻ると, 野草園へ着くのは夕方になってしまう(15:52-16:20)。 野草園発の最終バスは16:41なのでこれでは行くだけで何もできない。
頑張って,早めにいろは沼から戻り,昼食もとらずに1本早いバスで移動 (蔵王12:20-山交ビル12:56,山交ビル13:04-野草園13:35,山交ビルバス停は駅前の一つ手前)すれば, 野草園での滞在時間を伸ばすことは可能だった(3時間,13:35〜16:41)。 しかし,これだと西蔵王公園を訪れるのが難しくなる。 なぜなら,バス停のある野草園から西蔵王公園の南口までは徒歩で片道30分以上かかるからだ(案内による)。 西蔵王公園にバス停は無いので,野草園まで戻ってこなければならない。 往復で1時間。西蔵王公園内にある沼を見て回るのにも1時間は見なければならない。 とすると野草園で過ごせる時間は残り1時間となる。
これなら問題なさそうだが,野草園と西蔵王公園内には昼食をとれる施設がないのと, なにより,山交ビルバス停での乗換え時間がわずか8分と短いのが気になった。 万が一,山形駅へ向うバスが遅れれば野草園行きのバスに乗り遅れてしまう恐れもある。
それやこれやを考えて,バスではなくタクシーで直接,西蔵王公園へ向うことにした。 最初に西蔵王公園内を見て回った後で野草園へ向えば片道の移動で済む(ただし,上り坂)。 この方が時間的,および,体力的に無駄がないからだ。

問題はここでタイミングよくタクシーに乗れるかどうかだ。
既述したように,最初に「いろは沼」を訪れた際(2005.7.9,画像なし)にもここからタクシーで野草園へ向おうとした。 しかし,その時は,タクシーのりばにいた係りの人から, 「ここにはタクシーは1台しかなく,今はそれが出払っていて,戻ってくるまでかなり時間がかかる」と言われ, 行くのを断念した経緯がある。
今回はここで多少待たされても野草園発の最終バスが16:41なので西蔵王公園と野草園の両方を見て回ったとしても 十分時間的には余裕があると判断した。

西蔵王公園へ向うためにタクシーを呼ぶ(山形市),12:56-13:05
ということでタクシーのりば(バスターミナルの手前の建物)へ向ったが,今回は中に人気がなかった。 そして,ドアの前には夫婦連れらしい男女が手持ち無沙汰に佇んでいた(1枚目,後でわかったが,彼らもここでタクシーを待っていたのだった)。
最初はどうしようかとうろたえたが,やがて隣にある観光案内所で相談してみることを思い付いた。 幸い,観光案内所には男性が一人いて応対してくれた。
その男性の説明では,ここはスキーシーズンは2,3台のタクシーが常駐しているが, この時期は常駐しているタクシーは無いとのこと(5年前と違っていた)。 そのため,タクシーに乗りたい場合は,麓にあるタクシー会社に電話してここまで来てもらうしかない,という。 そこで,お願いしてタクシーを呼んでもらうことにした。
結果,30分ほどすれば到着するので,それまで隣のタクシーのりばの前で待つことになった。 さきほど,その前にいた男女は私が観光案内所にいる間に,タクシーが来て立ち去っていった・・・。
幸い,迎えのタクシーは30分も待たずに到着した。

西蔵王公園 南口に到着(山形市),13:31
1〜3枚目:入口の前でパノラマ撮影。 1枚目:乗車したタクシーが坂を下って行くところ。 2枚目:園内の道路より一段下がったところに南駐車場がある。 3枚目:タクシーで下ってきた方向。結構急な坂だ。この先に山形市野草園がある。 西蔵王公園内を見て回った後は,この坂を歩いて戻らなければならない。

西蔵王公園,南駐車場の脇を進む(山形市),13:32

前方左の車止めのチェーンがある脇道へ(山形市),13:34

ゆるい坂を下っていく(山形市),13:34

西蔵王公園,T字路を右へ,尻沼の案内がある(山形市),13:35

左に水田があり,その右前方に沼が見えた(山形市),13:36

西蔵王公園,尻沼に到着(山形市),13:36
1〜3枚目:沼の南端付近からパノラマ撮影。

西蔵王公園,尻沼(山形市),13:37
1〜3枚目:少し進んで再度パノラマ撮影。 どうやら人造の溜池らしい(他も皆同じだった)。 道路際は落ち込んでいて草もあまり生えていない。 南側(右手)の沼岸には草もありやや遠浅になっているように見える。 南岸で採集を試みることにした。

Part VIII: 西蔵王公園 尻沼〜大谷地沼
2011.06.04, 13:38 - 13:54