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2010.10.23, Part V

四十八池湿原

四十八池湿原(山ノ内町),11:40-11:41
木道へ少し入った位置から北に広がる湿原をパノラマ撮影。


2009.8.17,11:38-11:39撮影。

四十八池湿原,木道の間に水はないが湿っている(山ノ内町),11:41

四十八池湿原(山ノ内町),11:41

四十八池湿原(山ノ内町),11:41

前回の様子(2010.7.25,11:37撮影)。

四十八池湿原(山ノ内町),11:42-11:43
2,3枚目:共生藻を持つオフリディウムの群体と思われるゼリー状のものがあちこちにあった。 これを含めて採集(四十八池湿原-1)。 以下に過去の記録を並べてきた。 共生藻を持つオフリディウムは過去6(5)回の採集で2(1)回観察されている。今度が3(2)回目。
観察された生物: レンバディオン(Lembadion lucens), 共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium)多数, 珪藻各種, ヒザオリ(Mougeotia), ミカヅキモ( Closterium abruptumC. kuetzingii), ホシガタモ( Staurastrum hystrix), カメガシラモ(Tetmemorus granulatus), イボマタモ( Euastrum affineE. cuneatum), タテブエモ(Penium cylindrus), ケンミジンコ,


今年7月の様子(2010.7.25,11:37-11:38撮影)。 観察できなかった。

2009年8月の様子(2009.8.17,11:39-11:40撮影)。 観察できなかった。

2009年8月の様子(2008.7.20,11:31-11:32撮影)。 この時は観察された。

2007年6月の様子(2007.6.17,11:41-11:42撮影)。 観察できなかった。

2006年10月の様子(2006.10.9,11:43-11:45撮影)。 この時は大きなゼリー状の塊が観察された。
ただし,こことは別の位置だったかも・・・。

2006年6月の様子(2006.6.1,12:18撮影)。 寒さのせいか,オフリディウムだけでなく原生生物はまったく観察できなかった。

四十八池湿原(山ノ内町),11:44
採集を終えて進行方向をパノラマ撮影。 今度は同じ池塘の北端部,オヒルムシロの葉がたくさん浮かんでいる場所へ移動。

四十八池湿原(山ノ内町),11:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。 左の池塘は深く落ち込んでいるので,いつも採集していない。今回もパス。 上記のように,右側のオヒルムシロが群生している場所で採集することにした。

四十八池湿原(山ノ内町),11:45
1枚目:オヒルムシロの間にピペットを差し込んで 採集(四十八池湿原-2)
2枚目:前回の様子(2010.7.25,11:40撮影)。 ここも過去に何度か採集しているが,画像が多くなり過ぎるので省略。
観察された生物: トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), フセツボカムリ( Centropyxis aculeata), プラギオフリス(Plagiophrys), 珪藻各種, アステロコッカス(Asterococcus superbus), キリンドロカプサ(Cylindrocapsa), ブルボケーテ(Bulbochaete), ミカヅキモ( Closterium kuetzingii), ツヅミモ( Cosmarium quadrifarium), ホシガタモ( Staurastrum hystrix), イボマタモ( Euastrum cuneatum), トゲツヅミモ(Xanthidium armatum), ワムシ,

四十八池湿原(山ノ内町),11:46
木道が左に折れた先にある隣の池塘。

四十八池湿原(山ノ内町),11:46-11:48
1,2枚目:池の様子はさきほどとかなり異なる。 3枚目:ここで採集(四十八池湿原-3)
観察された生物: ナベカムリ(Arcella sp.), ディフルギア( Difflugia bacillariarum), 共生藻を持つLesquereusia or other genus ?, 共生藻を持つラッパムシ(Stentor fuliginosus), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), Chlorobotrys, サヤミドロ(Oedogonium), ブルボケーテ(Bulbochaete), ヒザオリ(Mougeotia), ウネリマクラ(Docidium undulatum), ホシガタモ( Staurastrum wandae), イボマタモ( Euastrum cuneatum), Sphaerozosma, クロオコッカス( Chroococcus pallidusC. turgidus), シネココッカス(Synechococcus), メリスモペディア(Merismopedia), ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare),

四十八池湿原(山ノ内町),11:48
右はやや離れているの採集不可。


前回の様子(2010.7.25,11:43撮影)。

四十八池湿原(山ノ内町),11:50
少し進んでから振り返って元来た方向をパノラマ撮影。 ほぼ同じ位置で撮影した過去の画像も並べてみた。


2010.7.25,11:48撮影。

2009.8.17,11:51撮影。

2008.7.20撮影。

2007.06.17撮影。

2006.10.09撮影。

四十八池湿原(山ノ内町),11:50
上と同じ位置で進行方向をパノラマ撮影。
1枚目:すでに何度か書いているが,左(西)側の池塘(?)は北側がほぼ直線的で,人手が加わったように見える。 国土地理院の地図では,この辺から西に向って伸びる遊歩道が描いてある。 しかし,現在は存在しない。かなり以前に廃道となって自然に湿原に戻ったか,意図的に湿原が復元された可能性が高い。 ここの縁が直線的なのはそのためだろう。
3,4枚目:右(東)側にはおそらく自然のままと思われる縦長でやや左右にくねった池塘がある。 いつもここで採集している。

四十八池湿原(山ノ内町),11:50-11:51
1,2枚目:ということで,木道脇に広がる右の池塘で 採集(四十八池湿原-4)
ここも過去の画像( 2010.7.25, 2009.8.17) があるが省略。
観察された生物: 渦鞭毛虫の一種, 共生藻を持つコスルニア(Cothurnia imberbis), 共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium), 小型繊毛虫数種, 珪藻各種, ヒザオリ2種(Mougeotia), イボマタモ( Euastrum cuneatum), クロオコッカス(Chroococcus pallidus), ケンミジンコ,

Part VI: 四十八池湿原〜大沼池へ
2010.10.23, 11:52 - 12:11