HOME | 研究資料館 | 地域検索 | 採集の記録 | 2010 . 06 . 13 | お知らせ

2010.06.13, Part II

南郷スキー場〜宮床湿原入口〜

ここを右折(南会津町),10:41
ここまでは国道289号と国道401号の重複区間だったが,ここで両者は別れる。 国道289号は直進,国道401号は右折。 右の角に「会津高原 南郷スキー場」の案内塔が立っている。ここは右折。

右折してすぐに南郷スキー場へ向う狭い道に入る(南会津町),10:42-10:44
1枚目:角にある「さゆり荘」の脇に急坂があり,そこへ入る。かなり急な坂で道幅も狭い。 途中には九十九折りのカーブもある。 前方に白いガードレースが見えるが,ほとんどが外側へ倒れている。この前後にあったガードレールも皆倒れていた。 一般の車がぶつかってそうなったとは考えにくい。 おそらく除雪車が雪掻きをする際にぶつかって倒してしまったのだろう。 2枚目:急坂の先にスキー場の建物(南郷ロッジ)が見えて来た。 3枚目:そこから先はやや傾斜がなだらかになり,ゲレンデに敷設された道路を上って行く。

南郷スキー場のゲレンデではヒメサユリが咲きつつあった(南会津町),10:45
1〜4枚目:ゲレンデに咲くヒメサユリ(オトメユリ,Lilium rubellum)を撮影するため, いったん車を停めて外へ。 1枚目:進行方向。3枚目:リフト乗り場。4枚目:さきほど脇を通り過ぎた「南郷ロッジ」。

南郷スキー場のゲレンデで咲くヒメサユリ(南会津町),10:45-10:47
道端で咲いていたヒメサユリ(オトメユリ,Lilium rubellum)を撮影。


南郷スキー場のゲレンデ(南会津町),10:48
これは??)。 撮影している間に上から車が降りてきた。 ここではすれ違いができないので,早々に撮影を切り上げて先に移動,道幅の広い所でやり過ごした。

ゲレンデを過ぎて南下するとほどなく宮床湿原の入口に到着(南会津町),10:52-10:53
1枚目:ゲレンデから先は,その先端に位置する伝上山(標高 999.5 m)の山裾を南へ向う。 道の両側ではタニウツギが淡いピンク色の花を咲かせていた。たくさん咲いていた。 2枚目:やがて下り坂になると,前方に宮床湿原の入口が見えた。 3枚目:入口前には4,5台の車が駐車していた。 その先の道にはロープが張られていて,手前に「通行止」と書かれた立て看板があった。 さきほど教えてもらった通りだ。 前回(2008.6.15)はあちら側から上がってきたのだが,,。

宮床湿原入口(南会津町),10:56
1〜4枚目:車を出て周囲をパノラマ撮影。 1枚目:ここには駐車場はないが,入口付近の路肩がやや広くなっていて何台かは停めることができる。 2枚目:降りてきた道。右脇に「南会津町天然記念物,宮床湿原入口,→」と書かれた標柱が立っている。 その右には案内図とともに「危険,熊出没,注意!」と書かれた赤い看板もある。 この赤い看板だけは新しい。前回は古いものがあったが,作り直されたようだ。 なお,前回にくらべると,駐車している車の台数はやや少ない。 前回は快晴だったが,今回は雲の多い天気なので,訪問者の多くは天気が良かった土曜日(前日)に来たのかも知れない。

宮床湿原入口(南会津町),10:56
1,2枚目:入口手前から再度パノラマ撮影。 3枚目:前回(2008.6.15)撮影した案内図。色合いが大分違う。 2年たってだいぶ色褪せたようだ。明るさとカメラの違いもあるが。

宮床湿原入口(南会津町),10:58
周囲ではエゾハルゼミTerpnosia nigricosta)がさかんに鳴いていた。 しかし,何故か今回はウグイスの鳴き声がしない。前回(2008.6.15)は両者の鳴き声がしたのだが,,。 この後も同様。ウグイスの声が聞こえたのは,今日の最後に訪れた矢ノ原湿原の南端のみ(注)。

注:先週(2010.6.6)訪れた奥裾花自然園でもエゾハルゼミの鳴き声だけでウグイスの声がしなかった。
                ←音声

宮床湿原へ(南会津町),10:59
標柱の脇に置いてある石盤? 「ふくしま緑の百景,宮床湿原,昭和60年6月選定,主唱/福島民放社・福島県緑化推進委員会, きれいな郷土,みんなの願い。東北電力」と書かれている。

宮床湿原へ(南会津町),11:02-11:11
1枚目:入口から湿原へ。標高差 70 mほどを上がる。 2枚目:12分ほど(10:59-11:11)で湿原の南西端に到達した。 ゆっくり登ったせいか前回(8分,10:35-10:43)より遅い。 前回は自転車を抱えて登ったのだが,,。 3枚目:角に立つ「宮床湿原案内図」。 今回は撮影しなかったので前回(2008.6.15,10:43)撮影したものをここに示しておく。

注:この図では,湿原の中を通る木道の他に湿原を周回する遊歩道が描いてある。 また,遊歩道から他に通じる通路(いわゆる分岐)が,現在地以外に2ケ所描いてある。 小清水から湿原内を通って外に出る水路と木道の出口の間にある北東端の分岐(スキー場へと書いてある場所)と, 湿原の南東端にある分岐だ。 後者は,既述したように「普通林道 山神・界線」へ通じる遊歩道のはず。 たしかに国土地理院の地図を見ると,南郷スキー場のゲレンデから南下して湿原の東縁を通って 山神・界線へ出る遊歩道が描いてある。その一部が湿原の周回路になっているはずだが,,。 この後,木道を出た後,周回路を時計回りに歩いたが,どこにもそれらしい分岐(南東端の分岐)はなかった。 また,前回は反時計回りに歩いたが北東端側の分岐もなかったはず。 いずれも現在は廃道になっているのだろう。

宮床湿原へ(南会津町),11:13
前回同様,湿原西縁を通る遊歩道を北へ。

宮床湿原へ(南会津町),11:14
小清水から湿原を通って外に出る水路に架かる橋を渡る。

Part III: 宮床湿原(1)
2010.06.13, 11:14 - 11:26