引き返す前に下方の水辺〜南側の月山方向をパノラマ撮影(庄内町,現在位置,推測),10:28
1〜3枚目:パノラマ撮影。
3枚目:雪渓の先にも月山に向かって踏み跡が続いているように見える。
かつては(今も?)ここも登山道だったのかも。
今度は反対(北)側をパノラマ撮影,下ってきた斜面を上がる(庄内町),10:29-10:33
1〜4枚目:パノラマ撮影。
1枚目:降りてきた方向。画面ではわかりにくいが,かなり急な傾斜。
これを上がっていく。
3枚目:この方向に前出の御浜池があるはず。
踏み跡を辿り弥陀ケ原へ戻る(庄内町),10:34
ニッコウキスゲ(Hemerocallis middendorffii var. esculenta)。
踏み跡を辿り弥陀ケ原へ戻る(庄内町),10:35
ふたたび泥炭層が露出した場所を歩く。
池塘かと思ったら違った(庄内町),10:36-10:37
1枚目:右前方に水面があった。池塘かと思って近付いてみたが,,。
2枚目:池塘ではなかった。雪解け水の水路の一部のようだ。
卵を抱えたクモ?(庄内町),10:38
岩場の上を
ハナグモ(Misumenops tricuspidatus)?が歩いていた。
前方の坂の上が弥陀ケ原(庄内町),10:40
急傾斜を降りる場所が2ケ所見える。
どちらでもよいはずだが,往路で辿った右側を上がることにする。
木道の先に人が立っていた(弥陀ケ原,庄内町),10:41
木道に戻ったところで湿原を入れて写真を撮ろうとしたが,木道の上に人が立っていたので,
レンズを下方にずらして撮影。
右手にタチギボウシ(の花)が咲いていた。
東端の木道から弥陀ケ原の東側の木道へ(
弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:43
前方を横切るのが湿原の東側を南北に通る木道。
さきほどは右からこちらへ歩いてきた。
今度はここで左折(さらに南へ)。
東側の木道を南へ進む(
弥陀ケ原,庄内町),10:44-10:45
1枚目:ここは湿原の南東付近。この辺には池塘がない。
2枚目:ふたたび階段を上がる。
弥陀ケ原は南から北に向けてゆるやかに傾斜しているので,このような階段が所々にある。
ここで右に折れ,南側の木道を西へ向かう(
弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:45
1〜3枚目:パノラマ撮影。
ここが東側の木道の南端。木道はここで右に折れて湿原南側を西(ないし南東)へ向かう。
2006.8.3,10:16撮影。
南側の木道を西へ(
弥陀ケ原,庄内町),10:45
1枚目:前方から団体がやってきた。バスガイドらしき女性が案内をしていた。
昼近くになると急に木道を歩く団体の数が増えてきた。
ここは木道が複線になっているので問題ないが,1本しかない所が多いので,
訪問客が増えてくるとすれ違うのが大変になる。
2枚目:前回の画像(
2006.8.3,10:16撮影)。
前回はまだ緑色だったが・・・。
池塘の案内板と周辺の様子(
弥陀ケ原,庄内町,現在位置),10:45-10:46
1〜3枚目:パノラマ撮影。
水中に緑色をしたゼリー状の塊がいくつもあった,これは(
弥陀ケ原,庄内町),10:46-10:47
木道際にある池塘で採集しようと水中を覗くと,緑色で球形のゼリー状のものがいくつもあった。
これはおそらく共生藻を持ったオフリディウムの群体(翌日,確認済み)。
ゼリーの一部を吸い取ろうとしたが,かなり弾力があり,なかなかピペットの中に入らない。
これは昨年(2008.8.13),
八幡平にある三ッ石湿原でみたのと同じ(下段)。
2枚目:ここで採集(弥陀ケ原-8a)。
観察された生物:
ディフルギア(
D. oblonga),
ディレプタス(Dileptus,大核4個),
共生藻を持つオフリディウム(Ophrydium),
シヌラ(Synura),
ボツリオコッカス(
Botryococcus braunii),
ミクロスポラ(Microspora),
カメガシラモ(Tetmemorus laevis),
ウネリマクラ(Docidium undulatum),
ミカヅキモ(
Closterium abruptum,
C. idiosporum),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. crassum,
E. cuneatum),
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
ラブドデルマ(Rhabdoderma lineare),
メリスモペディア(Merismopedia),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
イタチムシ,
2008.8.13,11:18撮影。
木道の下まで広がる池塘(
弥陀ケ原,庄内町),10:49-10:50
2枚目:水底に緑色のモヤモヤしたものがあるが,これらは
ヒザオリ(Mougeotia),
3枚目:ここで採集(弥陀ケ原-8b)。
観察された生物:
珪藻各種,
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium thwaitesii),
ホシガタモ(
Staurastrum wandae),
イボマタモ(
Euastrum ampullaceum,
E. gnathophorum,
ハタヒモ(
Netrium oblongum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
クロオコッカス(
Chroococcus pallidus,
C. turgidus),
メリスモペディア2種(Merismopedia),
シアノサルキナ(Cyanosarcina sp. ?,砂粒付き),
ミジンコ,
途中のT字路の先には「月山天然記念物」と書かれた標柱がある(
弥陀ケ原,庄内町),10:51-10:52
国土地理院の地図だと,この辺に南へ伸びる遊歩道が描かれているのだが,実際には見当たらない。
地図によると,遊歩道は行き止まりになっているが,遊歩道沿いにいくつも池塘が描かれている。
池塘を訪れるためのものだったのだろう。今は廃道?
下段は前回(2006.8.3)の画像だが,
これを見ると,「月山天然記念物」と書かれた標柱の右に潅木地帯が点々と山頂方向に続いている(下段3枚目)。
もしかすると,あの辺がかつての遊歩道だったのかも知れない。
2006.8.3,10:22-10:23撮影。
Part X: | 弥陀ケ原:南側の木道〜月山登山道分岐〜西側の木道 2009.08.26, 10:52 - 11:05 |