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2009.06.27, Part IV

県道51号を歩いて五才沼へ

県道51号 湯沢栗駒公園線を南南東〜南東へ(湯沢市川向),13:50
前方に標識が現れた。 「木地山キャンプ場入口→,小安峡 (Oyasukyo)7 Km」 現在歩いているのは県道51号。その先で国道398号 小安街道に接続している。 既述したが,当初,湯沢駅からのバスは,その小安街道を経由してこの道を上がってくるものと勝手に想像していた。 しかし,実際はまったく違った。
なお,五才沼(ござぬま)を訪れた後は「木地山キャンプ場入口」から桁倉沼の南岸沿いを通って「秋田いこいの村」へ向う予定。

桁倉沼園地の分岐を通過(湯沢市川向),13:50-13:51
1,2枚目:ここがその「木地山キャンプ場入口」。 ただし,ここには「桁倉沼園地,←」の案内があるのみ。

桁倉沼園地の分岐を通過(湯沢市川向),13:51
1,2枚目:通り過ぎる前に園地方向を向いて,再度パノラマ撮影。 道路の左側では土盛りがしてあった。 何かを作ろうとしているのか,それともいわゆる建設残土の処分場? 地図を見ると,この奥に小さな池が描いてある。 ようするに元は窪地だった所だ。 とすると,その窪地を建設残土で埋め立てている可能性が高い。

県道51号 湯沢栗駒公園線を南東〜北北東へ(湯沢市川向),13:53-13:54
1枚目:左に「この先幅員減少」の案内が。 その下に「こまち湯っくりロード」とあるが詳細不明。 2,3枚目: 道端で咲いていたツルマンネングサ?Sedum sarmentosum)。

県道51号 湯沢栗駒公園線を北北東〜東へ(湯沢市川向),13:56-13:57
左右にくねりながら下り坂を北北西へ向う。

その途中の標識に「五才沼」の名前があった(湯沢市川向),14:01-14:02
1,2枚目:右にカーブする途中に「県道51秋田,湯沢栗駒公園線,湯沢市,五才沼」と書かれた標識が立っていた。 3枚目:その奥に草地がある。 まさかこの奥が五才沼のはずはないが,,と思いつつ近付くと, 足下には「立入禁止」の板が落ちていた。

しかし,ここは違うようだ(湯沢市川向),14:02
1,2枚目:奥をパノラマ撮影。 どうやら違うようだ。地図上の位置とも合わないし。。。 後でわかったが,「五才沼」というのは,この辺の区域を表わす言葉としても用いられているようだ。 さきほどの標識にはその意味で記されていたのだろう。

県道51号 湯沢栗駒公園線を東へ,沢を越える(湯沢市川向),14:04
1枚目:右にカーブした後,さらにその先で右にカーブして南東向きに変わるが, その手前で沢を越える。前方にも道路があるが,あそこは通行止め。地図には描かれていない。 2枚目:左を見ると,さきほどの草地へ通じる別の入口があった。 ここにも「立入禁止」の看板が。 おそらく奥は,さきほど訪れた苔沼湿原の脇にあったのと同じ牧草地なのだろう。

その沢沿いにも道があるが・・・(湯沢市川向),14:04
1〜3枚目:右カーブの手前で道路の下をくぐっている沢を追って撮影。 沢沿いにも未舗装道があったが,この道も地図には描かれていない(下図)。 五才沼はこの沢のさらに隣を流れる別の沢の東側にあるので,ここへ入っても五才沼には到達できないはず。 なので,そのまま車道を進む。

地図を見ながら進む(湯沢市川向),14:05
これは国土地理院のサイトで公開している地図をプリントしたもの。 今回歩き回る範囲はこのサイズに収まる。 現在地は右親指の先にある沢と交差する道路の上。

県道51号 湯沢栗駒公園線が南東から東に向きを変える途中に五才沼へ下る道があるはず(湯沢市川向),14:06
上の地図には,県道51号が左へ大きくU字カーブを描く途中に五才沼へ降りる道が描いてある。 1枚目:その道の入口を探しつつ坂を下る。 2枚目:前方にそれらしい場所を発見。

あった,車は進入禁止だが歩けばよいようだ(湯沢市川向),14:07-14:08
1枚目:右折すると,すぐ先に鎖が渡してあり,車は進入できないようになっていた。 2枚目:歩いてなら大丈夫なはずなので,そのまま草むした砂利道を下る。 なお,上の地図だと,この道は途中に五才沼があり,その先で途切れているように描いてある。 ただし,等高線沿いにその先を追うと,桁倉沼の南,ないし, 木地山キャンプ場東にある溜池の脇から東へ伸びる林道(小安沢林道,後出)と近い位置にあるのがわかる。 キャンプ場側の小安沢林道入口(終点)は後で撮影したが,そこも進入禁止になっていた。 おそらくさきほど入った入口が小安沢林道の起点のはず。 小安沢林道は五才沼から先が荒れているため通行止めにしてあるのだろう。
3枚目:坂を下った先で左へ折れる。

五才沼が見えた(湯沢市川向),14:08
左へカーブするとその先に水辺がチラチラと見えだした。 おそらくあそこが五才沼のはず。

坂を下る(湯沢市川向),14:08
1,2枚目:左へカーブして終わった先の様子をパノラマ撮影。 前方の両側は涸沢のような状態。おそらく五才沼の水位が上がった際に余分な水を外へ逃がすための水路だろう。

五才沼の北を流れる水路,桁倉沼から流れてくるようだ(湯沢市川向),14:08
同じ位置で右を見るとこのような水路が道の下をくぐっていた。 これはさきほど県道51号 湯沢栗駒公園線が横断した沢とは別で,その東側を流れる水路, というか沢。 岸辺の草がきれいに刈り取られている。水底もきれいに清掃されているようにみえる。 おそらく農業用水として大切に管理されているのだろう。

五才沼に通じる沢を越える(湯沢市川向),14:09
1,2枚目:上述の五才沼から続く水路を越える。 この時点では水は流れていなかった,と思う。 少なくとも水音は聞こえなかったし,水面も見えなかった。 草茫茫でよく見えなかっただけかも知れないが,,,。

坂を上がり・・・(湯沢市川向),14:09
その先でいったん坂を上がる。

前方で右へ入る(湯沢市川向),14:10
1,2枚目:坂を上がりつつ,ゆるやかに右へカーブ。 その途中に沼岸へ降りられる場所があった。

Part V: 五才沼〜桁倉沼
2009.06.27, 14:10 - 14:40