鳥子平(福島市),12:51
1〜3枚目:左に折れる木道の先にある大きな池塘。
だが,手前の水際は雨で水位が上がってできた一時的な場所のように見える。
奥の池塘本体までは結構距離があるので採集不可。
鳥子平(福島市),12:52
1,2枚目:左折してから向きを変えてパノラマ撮影。
さきほどの池塘(画面左)と木道を挟んで反対側にある池塘で採集することにした。
こちら側もたいして変わりはないが,水際がより木道に近い位置にあるので採集しやすい。
鳥子平(福島市),12:53
ということで採集(鳥子平-1)。
それなりに水垢らしきものが入った。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera),
アミカムリ(Nebela carinata),
Assulina,
シュードコニレンバス(Pseudocohnilembus)?,
レンバディオン(Lembadion lucens),
ツリガネムシ(Vorticella),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
共生藻を持つチラキディウム(Thylakidium),
未同定の繊毛虫,
珪藻各種,
クレブソルミディウム(Klebsormidium),
ミカヅキモ(Closterium abruptum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
クロオコッカス(Chroococcus turgidus),
シネココッカス(Synechococcus),
ユレモ(Oscillatoria),
スティゴネマ(Stigonema),
ワムシ,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
ソコミジンコ?(細長い),
鳥子平(福島市),12:55-12:57
1枚目:北に向って進む。右前方に木道すれすれに池塘がある。
2枚目:そこで木道に腰を降ろして,,採集(鳥子平-2)。
ここもまあまあの状態。
3枚目:チングルマ(Geum pentapetalum)の群生。
観察された生物:
カリキモナス(Calycimonas physaloides),
ノトソレヌス(Notosolenus sp.),
スフェノモナス(Sphenomonas sp.
S. teresとは違うように見える),
未同定の裸性アメーバ,
フセツボカムリ(
Centropyxis aculeata),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
Difflugia sp.),
ヘレオペラ(Heleopera),
アミカムリ(
Nebela barbata,
N. carinata,
N. penardiana,
Nebela sp.),
ユーグリファ(Euglypha),
共生藻を持つラッパムシ(Stentor),
ディレプタス(Dileptus),
ツリガネムシ2種(Vorticella),
キルトロフォシス(Cyrtolophosis),
イカダモ(Scenedesmus),
イボマタモ(
Euastrum humerosum,
ハタヒモ(Netrium digitus 2 types),
フタボシモ(Cylindrocystis),
クロオコッカス(Chroococcus),
ワムシ,
ミジンコ,
ケンミジンコ,
イタチムシ,
センチュウ,
鳥子平(福島市),12:57
1〜3枚目:前を横切る木道を右へ進むと,
ここ(標高1606m)より南東にある高山(標高1804.8m)へ向う。
また,左折した先にある木道は,北にある浄土平(ないし桶沼,吾妻小屋)から磐梯吾妻スカイライン沿いに敷設された遊歩道へ通じている。
鳥子平(福島市),12:58-12:59
1枚目:まずは右折して,
2,3枚目:木道脇で採集(鳥子平-3)。
観察された生物:
渦鞭毛虫の一種,
トラケロモナス(Trachelomonas volvocina),
ディフルギア(
Difflugia bacillifera,
D. oblonga),
アミカムリ(Nebela carinata),
グロミア(Gromia),
フロントニア(Frontonia elliptica or F. fusca),
小型繊毛虫数種,
珪藻各種,
ヒザオリ(Mougeotia),
ミカヅキモ(
Closterium idiosporum),
イボマタモ(
Euastrum cuneatum,
E. humerosum,
タテブエモ(Penium polymorphum),
フタボシモ(Cylindrocystis),
シネココッカス(Synechococcus),
ワムシ,
ミジンコ,
鳥子平(福島市),13:00
1,2枚目:パノラマ撮影。Uターンし,前方に見えるT字路を右折(北へ)。
鳥子平,このまま遊歩道を進むべきか悩む(福島市),13:01
右折した後の様子。前方に樹林帯が見える。
車道を通って浄土平へ向うことにした(福島市),13:02
木道の末端まで来た。
ここをこのまま進むと,上述のように浄土平に到達することができるが,通常でも1時間以上はかかる。
今回の場合,道が相当ぬかるんでいるはずなので,その分,余計時間がかかるはずだが,
さきほどの景場平と比べて傾斜はさほどないのでそれほどではないだろう。
しかし,曇り空の下,樹林帯の薄暗い中を歩いても楽しくないし,まともな写真も撮れそうにないので,
ここから先に進むのを断念。
替りに,磐梯吾妻スカイラインを歩いて北へ向うことにした。
舗装道なら移動にかかる時間は短くなる。その分,時間的余裕ができるはずだ。
桶沼の南にある兎平の近くには「栂平」という湿原(注)があるので,
そこにも立寄ることにした。
注:国土地理院の地図には栂平に至るルートが描かれていない。
比較的新しく道ができた場所なのかも知れない。
鳥子平,元来た道を辿る(福島市),13:03
ということでUターン。
湿原の北端から鳥子平を撮影。
磐梯吾妻スカイラインへ(福島市),13:04
既述したように,左は高山(標高1804.8m)へ向うルート。ここは直進。
磐梯吾妻スカイラインへ,途中の沢で泥を落とす(福島市),13:07-13:09
景場平まで往復する間に靴とズボンの裾にかなりの泥が着いた。
ので,車道近くを流れる浅い沢で泥を落とした。水が冷たい。
磐梯吾妻スカイラインへ出た(福島市),13:11
アスファルトの路面に上がって右折。
磐梯吾妻スカイラインを北へ(福島市),13:12
1,2枚目:この辺はゆるやかな登り坂。
歩道はないが,交通量はそれほど多くないので比較的気楽に歩ける。
3枚目:「浄土平,有料駐車場,この先 2.5Km,自然公園財団」。
磐梯吾妻スカイラインを北へ,ここが道路最高点,1622.0m(福島市),13:15
坂を上がりきったところに
「磐梯吾妻道路,道路最高点,標高1.622.0M」と書かれた案内板が立っていた。
磐梯吾妻スカイラインを北へ,坂を下る(福島市),13:19
スカイラインは前方で右に折れて東向きに変わるが,その手前に橋(景場平橋)がある。
磐梯吾妻スカイラインを北へ,景場平橋を渡る(福島市),13:19
1,2枚目:パノラマ撮影。
橋の左(西)側には残雪があった。
国土地理院の地図によると,この辺の標高は1610m余。さきほどの道路最高点とさほど変わらない。
磐梯吾妻スカイラインを北へ,景場平橋を渡る(福島市),13:20
橋の右側。
1枚目:「昭和三十四年九月竣工」。
2,3枚目:パノラマ撮影。下流側の様子。
磐梯吾妻スカイラインを北へ,景場平橋を渡る(福島市),13:20
1枚目:左側。ここに「景場平橋」の名前があった。
2枚目:上流方向と,
3枚目:残雪。
景場平橋からはいったん右へカーブ(福島市),13:21-13:24
1枚目:既述したように,橋の先で90°右にカーブして東向きとなる。
2枚目:その後,ゆっくりと左にカーブしてやがて北向きに戻る。
Part VII: | 磐梯吾妻スカイライン〜兎平駐車場 2009.06.14, 13:25 - 13:40 |