三ッ石山登山道を登る(八幡平市),08:50
夏の盛りでもあり,登山道は厚い木々の葉で囲まれて薄暗い。
そのため,手持ちのデジカメではピントを合わせずらい。
日当たりが悪いため登山道の両脇にはたくさんのシダが育っていた。これは
ヤマソテツ(Plagiogyria matsumureana)だが,ピンぼけ(注)。
注:これは当初,ノコギリシダ(Diplazium wichurae)としていましたが,
日本シダの会の佐藤淳様から,正しくは
ヤマソテツ(Plagiogyria matsumureana)であると教えていただきました。
ありがとうございます。
階段の後は斜面(八幡平市),08:51-08:52
1枚目:薄暗いため手ぶれを起こしてしまった。
2枚目:いったん階段が途切れた場所。ここはしっかりカメラを固定して撮影したので手ぶれなし。
三ッ石山登山道を登る(八幡平市),08:53
途中の日当たりのよい場所では
ヨツバヒヨドリ(Eupatorium chinense subsp. sachalinense)が花を咲かせていた。
早めに杖と鈴を準備(八幡平市),08:55-08:58
1枚目:ふたたび階段が現れた(ややピンぼけ)。
2枚目:まだ登り始めたばかりだが,松川温泉でバスを降りてから,これまで人影をまったく見ていない。
階段もまだまだ続くはずなので,この辺で登山用の杖と熊避けの鈴を装着した(注)。
注:三ッ石湿原までの往路では,登山道を降りてくる男性二人連れとすれ違ったのみ。
三ッ石山荘には管理者と思われる男性一人と女性登山客一人がいた。
また,湿原を去る際に南の滝ノ上温泉方面から登ってきたと思われる男女三人組と出会った。
さらに,復路では松川温泉から登ってきた単独行の男性一人とすれ違った。
以上今回の山歩きで遭遇したのは計8名。
三ッ石山登山道を登る(八幡平市),09:00
1枚目:途中で人工の水路(樋)に架けられた金属製の橋(側溝等に被せる蓋?)を渡る。
2,3枚目:やや日が射す道端に咲いていたヤマアジサイ(Hydrangea serrata)。
再び木製階段(八幡平市),09:02-09:05
1枚目:水路を越えた後,ふたたび階段となる(ピンぼけ)。
2枚目:マイヅルソウ(Maianthemum dilatatum)。
3枚目:傾斜がゆるやかになると普通の山道に戻る。
延々と階段が続く(八幡平市),09:06-09:07
1〜3枚目:ふたたび階段となる。
階段だがやや傾斜が緩くなる(八幡平市),09:10-09:12
1枚目:しばらく登っていくと,次第に階段の幅が広くなった。その分,傾斜が緩やかになった訳だが,
2枚目:それまでは一歩で一段ずつ上がっていたが,この辺からは二歩で一段となる。
やっと階段が終わる(八幡平市),09:15
前方が明るくなってくると,階段が終わった。ここからは多少アップダウンのある尾根沿いの山道に変わる。
見晴らしの良い場所?(八幡平市),09:15-09:16
1枚目:木の幹に赤いペンキのようなもので大きな矢印が描かれていた。
矢印の方向を見ると,,,。
2枚目:木々の間から西?の山が見えた。
3枚目:望遠撮影。今のところこの山の名前は不明。
もしかすると小畚山(標高 1467m)?
見晴らしの良い場所(八幡平市),09:17
1枚目:さらに行くと,今度は左側が明るくなっている場所があった。
どうやら東の山々を展望するために,わざわざ木立を切り払ってあるようだ。
2枚目:その東の山々を展望。
3,4枚目:望遠撮影。
3枚目:地図で判断すると,左奥の山はおそらく岩手山(標高 2038.3m)のはず(右の盛り上がりは鬼ヶ城の一部?)。
岩手山の左手前が赤倉岳()?,右手前は黒倉山(標高 1570m)?
4枚目:黒倉山の右にあるのが姥倉山(標高 1517.3m)?
登山道の道端にて(八幡平市),09:19-09:20
1,2枚目:シシガシラ(Blechnum nipponicum)(ピンぼけ),
3枚目:??(ややピンぼけ),
タカサゴキジノオ(Plagiogyria adnata)に似ているが,
小羽片が互性ではなく対性。
4枚目:ムシカリ(Viburnum furcatum)。
Part III: | 三ッ石山登山道(2) 2008.08.13, 09:21 - 09:40 |