姫川源流自然探勝園へ(白馬村),14:30-14:32
1枚目:坂を下る。
2枚目:前方で左折するが,手前にある案内にしたがい,ここからは自転車を降りて歩く。
3枚目:坂を下った先に姫川源流がある。ちょうど下から人が数名上がってくるところに遭遇した。
姫川源流自然探勝園へ(白馬村),14:33
道端にアマドコロ(Polygonatum odoratum var. pluriflorum)
が咲いていた。・・・とこの時は思った。しかし,後(2015.01)になって,これはアマドコロではなく,
ホウチャクソウ(Disporum sessile,イヌサフラン科 チゴユリ属)
であることが判明した。
アマドコロは花弁の基部が融合しているが,ホウチャクソウは融合せず,基部がふくらんで見える。
この画像はまさに後者だ。
姫川源流自然探勝園へ(白馬村),14:34
これはニリンソウ(Anemone flaccida)。こちらはこれまでに何度も遭遇している。
ただし,一輪はすでに落ちているが,,,。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:35
1,2枚目:坂を下りきると四阿がある。
ここは右へ。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:35
四阿の向かいの道端に,見なれない花が咲いていた。
茎の途中に取り巻くように花が咲いている。
花の形はヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)によく似ている。
ということで色々調べた結果,これが
オドリコソウ(Lamium album var. barbatum)だった。
花の形以外の印象は随分異なる。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:36
前方に見えるのが姫川源流。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:37
源流とその上に架かる橋。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:38
源流には昨年同様,
バイカモ(Ranunculus nipponicus var. submersus)が密生していた。
花も咲いている。
姫川源流自然探勝園(白馬村),14:39
1,2枚目:昨年(2007.6.4)は,ここから木道を通って国道148号まで戻り,そのまま南神城駅へ向かった。
3枚目:しかし,今回はまだ時間に余裕があるので,
姫川沿いの農道を通って北に広がる佐野地区の水田地帯へ出てみることにした。
ここの水田地帯は最初に親海湿原を訪れた際(2004.10.3)にも通ったが,その際は,北にある神城駅まで
歩いたのを記憶している。
4枚目:出口近くにある「親海湿原のご案内」と「姫川源流」の解説。
姫川源流から佐野地区の水田地帯へ(白馬村),14:40
水路沿いを北へ向かって進む。
佐野地区の水田地帯を北へ(白馬村),14:40
黄色に変色しているので最初は何かわからなかったが,
よくよく見るとこれはヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)のようだ。
花が終わった後を観察したことが少ないので,すべてこのようになるのかは今のところ不明。
佐野地区の水田地帯を北へ(白馬村),14:41-14:42
水田際には小さな黄色花を付けた植物が。これはおそらく
スカシタゴボウ(Rorippa islandica)。
佐野地区の水田地帯を北へ(白馬村),14:43-14:44
1,2枚目:道路際の水田側で採集しようとしたところ,すぐ近くにイトトンボが止まった。
これ以上近付くのは無理。
3枚目:トンボが飛び去ってから採集(姫川源流あとの水田)。
観察された生物:
クリプトモナス(Cryptomonas),
ウチワヒゲムシ(Phacus pyrum),
ペラネマ(Peranema),
ナベカムリ(Arcella),
フセツボカムリ(Centropyxis),
コンディロストマ(Condylostoma),
トラケロフィルム(Trachelophyllum)?,
マルロモナス(Mallomonas),
トリボネマ(Tribonema),
パンドリナ(Pandorina),
ユードリナ(Eudorina),
アオミドロ(Spirogyra),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ホシミドロ(Zygnema),
ツヅミモ(
Cosmarium botrytis,
C. formosulum,
C. laeve),
ホシガタモ(Staurastrum punctulatum),
ハタヒモ(Netrium digitus,大きく細長い),
ハナビワムシ?(Collotheca),
他のワムシ,
シダ,
Part XV: | 佐野地区の水田〜南神城駅〜松本駅〜長野駅 2008.06.01, 14:45 - 17:59 |