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2008.05.04, Part XII

紅葉山展望台〜君ヶ下湿原

天鏡の小径,紅葉山展望台(猪苗代町翁沢),15:07
自転車を押しながら階段を上がる。

天鏡の小径,紅葉山展望台(猪苗代町翁沢),15:08
1枚目:木製の展望台があったが,どういう訳か進入禁止になっていた。 2枚目:近くにあった「猪苗代周辺案内図」。磐梯山を中心にした案内図のためか赤井谷地は描かれていない。 また,これはここから見える景色の説明図ではないので,これがここにあっても無意味のような気がするのだが・・・。 3枚目: 地面に立ったままでは前方に植込みが邪魔で湖が見えない。 上記のように,展望台には上がれないので,やむなく近くにあったベンチに上がって「展望」することにした。

天鏡の小径,紅葉山展望台から見える猪苗代湖(猪苗代町翁沢),15:08
ここから見えるのは猪苗代湖とその東岸の景色。 磐梯山は北なのでこのパノラマ画像(1〜4枚目)には写っていない。 2枚目:画像の左端あたりが昨年訪れた志田浜のはず。 3,4枚目:湖の南側はあちこち入り江のようになっているが,ここからは湖の中の小島のように見える。

君ヶ下湿原へ,天鏡の小径,紅葉山展望台分岐から先は下り(猪苗代町翁沢),15:10
ここからは下りなので自転車に乗りきつくブレーキをかけたまま坂を下った。

君ヶ下湿原へ,天鏡の小径を下る(猪苗代町翁沢),15:11
前方に広場のように見える場所が現れた。

君ヶ下湿原へ,天鏡の小径を下る(猪苗代町翁沢),15:12
1,2枚目:がそうではなかった。たんに平坦な場所だった。そのまま右へ降りる(2枚目)。

君ヶ下湿原へ,急坂を下る(猪苗代町翁沢),15:13
さらに急な坂を下って行くと,,前方に再び平坦な場所が見えてきた。

君ヶ下湿原隣の分岐(猪苗代町翁沢),15:14
ここは四叉路になっていた。 1,2枚目:直進方向。手前に案内板等が立っている。 3枚目:画面では右へ下っていく道しか見えないが,その右脇に平坦な山道(やすらぎの小径?)がある。

道標に「君ヶ下湿原」が無いので一時焦る(猪苗代町翁沢),15:14-15:15
1枚目:案内図の先に立つ道標。これを見て一瞬慌てた。君ヶ下湿原の名前がない(注)。 2枚目:しかし,その脇に立つ手書き?の案内図には,前方の道を進むとその左脇に君ヶ下湿原があるように描いてあった。 後で,手前の案内図をよく見てみると案内板にある緑色の部分に,あきらかに後で付け足したと思われるが, 手書きで「君ヶ下」と書かれたあるのに気がついた。 どうやら,ここが君ヶ下湿原らしい。 といっても足下は分岐点なので,湿原は看板等が立つ茂みの先にあるようだ。

注:頭を混乱させる要素が他にもある。 矢印形をした道標が3つあるが,一番上の「紅葉山展望台 250m,天鏡の小径」というのは, これまで辿ってきた道なので逆方向を指し示しているのは分かる。 しかし,2番目と3番目が同じ方向を指し示しながら, 2番目「三方石 590m,天鏡の小径・おもいでの小径」, 3番目「翁島荘 560m,やすらぎの小径」となっていて,同じ方向にいくつもの名前が付いている。 これはおかしい,というかこれでは何がなんだかわからない。 さらに,隣にある手書きの案内図には,「翁島荘(終着点)1000M」と書かれている。 560m?1000M?どちらが正しいのか?
後日,翁島荘というのは,ここから東にある国民宿舎のことであることが判明 (持参した地図には国民宿舎としか書かれていない)。 このことから,この混乱の原因は,3番目の道標の向いている方向が間違っていることによると考えられる。 正しくは2番目の道標の向きに対して直角に柱に打ち付けられるべきなのだ。 それが誤って2番目と同じ方向に打ち付けてしまったために,混乱が生じているものと思われる。 90°向きが違えば,すべては納得がいく(今となっては遅いが・・・)。

翁島荘へ向う道を進む?(猪苗代町翁沢),15:15
ひとまず案内に従い,前方の道へ入ってみる。

どうやら前方の草原が君ヶ下湿原のようだ(猪苗代町翁沢),15:16
斜面を上がっていくと,左下に平坦な草原のように見える場所があった。 手前にある木々のため全体がはっきり見えないが・・・。

翁島荘へ向う道を進む?(猪苗代町翁沢),15:17
さらに先へ進んで見ると,道は樹林帯の中へ入ってしまった。 次第に左にある湿原から離れてしまう。

これ以上先に行っても湿原には近付けそうにないので元へ戻る(猪苗代町翁沢),15:18
ここで引き返すことにした。

さきほどの分岐まで戻る(猪苗代町翁沢),15:20
この時は,前方が元来た道の天鏡の小径であることしかわからなかったが,上記のように, その後の分析によれば,手前を横切って左(東)へ下って行くのは「やすらぎの小径」(1枚目)で, 天鏡の小径の左にある別の散策路(遊歩道)は「まきばの小径」だと思われる。

道しるべがあるが,よくわからない(猪苗代町翁沢),15:21
その「まきばの小径」へ近付いてみた。 この時は,道の脇にあるこの手書きの案内図を見ても,ここが「まきばの小径」であるとは判断できなかった。 「まきばの小径」の隣に「天鏡の小径」とも書いてあるし,その下にある「やすらぎの小径」の矢印も, 見方によっては,この道の方向を指し示しているように見える。 そのため,結局,この道が何なのかわからずじまいだった。

あらためて看板を見て,この先が「君ヶ下湿原」であることを理解する(猪苗代町翁沢),15:22
さきほど道の脇に湿原らしき場所があったので,この案内図の奥に湿原があるはず。 あらためて案内図を見ると,既述したように,緑色で描かれた部分がどうやらその「君ヶ下湿原」を示しているらしいことをやっと理解できた。 もっとリアルに,かつ分かりやすく描いて欲しいものだ。

君ヶ下湿原へ(猪苗代町翁沢),15:24
1,2枚目:案内板の裏手に回ってみたが,道らしい場所は見当たらない。 が,とりあえず林の中を歩いて「湿原」に近付いてみることにした。

君ヶ下湿原へ(猪苗代町翁沢),15:24
1,2枚目:木の根や倒木を乗り越えてどうにか開けた場所まで近付いたが,,,。

君ヶ下湿原,湿原に近付こうとしたが無理だった(猪苗代町翁沢),15:25
遠くからは草原に見えた場所は,潅木(ないし幹の細い若木)だらけだった。 これ以上進んでも水面のある場所にはたどり着けそうにないので,これ以上進むのを断念。 元に戻ることにした。

Part XIII: 君ヶ下湿原〜翁沢の溜池〜国道49号(長浜〜)
2008.05.04, 15:26 - 15:51