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2007.08.23, Part IX

ガマ沼分岐〜八幡平頂上

ガマ沼分岐へ(八幡平市),13:18
1枚目:まもなくガマ沼分岐。 2枚目:再度,振り返って八幡沼を撮影。今度は1枚に全体が収まった。

ガマ沼分岐(八幡平市),13:18
分岐を右折(北へ)し,八幡平頂上へ向う。 この辺は観光地のため,道は石をコンクリートで固めたしっかりした造り。 ぬかるんだりしないので一般の観光客にはよいのだろうが,路面が固く歩くと膝への負担が大きい。

ガマ沼分岐(八幡平市),13:19
1枚目:分岐の隣(西)にあるガマ沼。これは火口湖らしい。 手前にある道標には「←駐車場 0.9 km,→八幡平頂上 0.4 km,ガマ沼分岐」とある。 2枚目:右へ向きを変える。こちらが八幡平頂上方向。こちらもしっかり敷石でできている。

ガマ沼(八幡平市),13:20
少し歩いてから北側からガマ沼をパノラマ撮影。

八幡平頂上へ(八幡平市),13:20-13:23
2枚目:道路脇に水たまりがあったが,これはたんなる一時的な水たまり。

八幡平頂上に到着(八幡平市),13:24
5分ほど歩くと前方に八幡平頂上が見えてきた。

八幡平頂上(八幡平市),13:24-13:25
1〜3枚目:展望台の手前で周囲をパノラマ撮影。 1枚目:東側。こちらはメガネ沼と鏡沼の脇を通って南にある八幡平頂上駐車場へ戻るルートの入口。 角の道標には「←鏡沼を経て駐車場 1.1 km」とある。 2枚目:北側。八幡平の北西尾根を通って北へ向う登山道。これからこちらへ向う(注1)。 3枚目:西側。展望台へ登る階段がある。 4枚目:北側の登山道の入口に立つ道標に近付いて撮影。 「蒸の湯登山口 ←5.5 km」と「見返峠下P ←1.1 km」が同じ方向を向いているが,これはおかしい(注2)。 プレートを付けるために,木の柱を削る際,削る方向を誤って同じにしてしまったのだろう。 「ガマ沼 0.4 km→」は今歩いてきた道なのでこれは問題なし。

注1:ガイドブック等によると,この北西尾根を通る遊歩道(登山道)の周辺は湿地になっているという。 池塘があるかどうかはどこにも情報がないが, もしかしたらあるかも知れないので,とりあえず歩いてみようということで今回の計画に入れた。
注2:ここから北西方向に「蒸の湯温泉」という温泉がある。「蒸の湯登山口 ←5.5 km」というのは, 蒸の湯温泉にこの八幡平頂上へ向う登山道の入口があり,ここからそこまでが5.5 kmあることを意味している。 一方,「見返峠下P ←1.1 km」と1枚目の画像にある「←鏡沼を経て駐車場 1.1 km」は同じ意味。 したがって,道の向きと合わせるためには,両者は90°向きがずれていなければならない。 具体的に云うと,「蒸の湯登山口 ←5.5 km」は「ガマ沼 0.4 km→」と同じ面になっているべき。

頂上展望台から(八幡平市),13:26
展望台に上がってみたが,周囲は樹木に視界を遮られて見通しが効かない。 写真を撮っても仕方がないので,替りに下の分岐の道の様子を撮影してみた。 左上が「←鏡沼を経て駐車場 1.1 km」のルート。こちらはしっかり敷石とコンクリートで固められている。 画面右が「蒸の湯登山口」へ向うルートの入口。 こちらは一般の観光客は入らないので,ほとんど手入れされないまま。

八幡平北西尾根沿いの遊歩道へ入る(八幡平市),13:27
さて,いよいよその「蒸の湯登山口」へ向うルートへ進むのだが,,。 入口近くにはこのような案内板が2つあった。 1枚目:「草の湯歩道 6.4 km →」(注1)。 2枚目:「八幡平頂上 0.0 km ←→ 草の湯歩道入口 6.4 km」(注2)。

注1:「草の湯」というのは,さきほどの「蒸の湯」とはまた別の温泉で,ここから北北東にある。「蒸の湯」と東西方向で反対側に位置する。 「草の湯」へは途中の県境(秋田/岩手)にある十字路で右(東)へ折れる。 ちなみに,その十字路を左折すると,西にある田代沼へ到達することができる。 田代沼はアスピーテラインに近いので,当初は,田代沼からアスピーテラインに出て頂上駐車場まで戻る,というコースも考えたのだが, それには時間が足りないので断念した。今回は,その十字路へ向う道の途中までで引き返さざるをえない。
注2:「蒸の湯」の方は登山口で,「草の湯」側は「歩道入口」。なんとなく統一がとれていないように思えるが, 地図で見ると「蒸の湯温泉」は温泉の側まで車道が整備されている。 一方,「草の湯」はそこからさらに北東へ長く登山道が続いている。 すなわち,「草の湯」は登山道の途中にある温泉(露天風呂)で,直接,車で「草の湯」まで到達することはできない模様。
「草の湯歩道入口」というのは,距離(6.4 km)からすると,ここ(頂上)から草の湯までではなく, さらにその先の北東へ延びる登山道が林道と合流する地点のようだ。 この違いが登山口と歩道入口という表現の違いになった?

八幡平北西尾根沿いの遊歩道へ入る(八幡平市),13:27-13:28
1枚目:何はともあれ,最初はこのような薮というか樹林の間を通って降りていく。 2枚目:さて,ここから問題なのが残り時間。 復路の最終バスは頂上駐車場を 15:15 に出る。 これから1時間45分後だが,ここから駐車場まで戻るには,ガマ沼分岐までが5分,そして,そこから駐車場までが前回の経験から およそ20分前後と予想できた。おおよそ計30分。バスの発車ギリギリに戻ったのでは危険なので,10分程度余裕を持たせるとすると, これからこの登山道を下って,ここへまた戻ってくるまでに使える時間は約1時間しかない。 そこで,これから30分(すなわち午後2時まで)下っていき,2時になったらUターンすることにした。 いざ出発。

Part X: 八幡平北西尾根の登山道(往路/八幡平頂上〜途中まで)
2007.08.23, 13:28 - 13:57