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2007.03.04, Part XV

大沼〜会の川親水公園〜加須駅

大沼が見えてきた(加須市北小浜),15:40-15:41

大沼の北側にある三俣小学校(みつまたしょうがっこう,加須市北小浜),15:41

三俣小学校の向かい側から大沼へ近づく(加須市北小浜),15:42
地図を見るかぎり道路から一番近いのはここだけのようだ。 釣りをしている人が数名いた。

大沼(加須市北小浜),15:42-15:43
既述したが, ここは最初に羽生水郷公園へ来た時(2003.5.1),加須駅まで歩いていく途中で立ち寄ろうとした場所。 しかし,途中で道を間違え,時間と体力がなくなって訪れることができなかった。 今回,約4年ぶりに訪れることができた。
1,2枚目:景色は良いが, 3枚目:残念ながら沼の岸辺は深く落ち込んでいて原生生物はあまり期待できそうにない。 ので今回は採集せず。

加須駅へ(加須市北小浜),15:45
1枚目:沼の前の道路をそのまま北西へ進み,ここで左折(南西へ)。 2枚目:この道を行くと国道125号にぶつかるのでそこで右折する予定。。

加須駅へ(加須市北小浜),15:46-15:48
途中にかつて水路だった場所のような水たまりがあった。かなり原生生物が繁殖していそうだったので, ここで採集。 下記のように,腐食性の環境によく見られるユレモやミドリムシ,ゾウリムシ等が多くみられた。
地図を見るとこの先(西)には 農林総合研究センター水産研究所やら水産流通センター,さらにはつり堀などがある模様。 前方に見えるのは水産研究所(左半分は水産流通センター?)の建物と思われる(1枚目)。
観察された生物: ミドリムシ3〜4種(Euglena), キロドネラ(Chilodonella), ゾウリムシ(Paramecium caudatum) コルピディウム(Colpidium)?, 珪藻各種, Stigeoclonium, アオミドロ(Spirogyra), ユレモ2種(Oscillatoria), ワムシ,

注:地図には水産支所と記されてあるが,このリンクにあるように,現地では水産研究所と呼んでいる。 研究所のHPには,平成15年4月に水産支所から水産研究所に改称されたとある。

建設途中の国道125号 加須バイパスを横断(加須市北小浜),15:49
ここは手持ちの古い地図でも工事中として描かれてある。随分前から工事中のままのようだ・・・。 3枚目:東方向を撮影。あちこちに工事用の資材等が置かれている。 4枚目:三俣交差点(西側)方向の道路はほぼ完成している模様。すでに人が通り始めている。。

国道125号 北西へ(加須市睦町),15:51
前方に国道125号との交差点(睦町交差点)が見えてきた。ここで右折。

国道125号を北西へ(加須市睦町→向川岸町),15:51-15:54
1枚目:右折した後。初めは北側の歩道を進む。 2枚目:睦町交差点で南側の歩道へ移動。

市役所入口交差点を左折,国道125号から県道38号 加須鴻巣線(注)へ(加須市向川岸町),15:55
注:この県道38号 加須鴻巣線は,後述する会の川親水公園を過ぎた後,駅入口交差点で左に折れ,中央二丁目交差点で右折して南下し,騎西町方面へ向かう。 したがって,駅入口交差点から駅前までは県道38号ではなく別の道路(県道411号)となる。

会の川親水公園(加須市向川岸町/中央二丁目),15:57
1枚目:途中に加須市内を東西に流れる会の川があり,この通りの左右が親水公園として整備されている。 2枚目:左折すると,このような人工の池(「会の川 水の広場」と書いてある)がある。

会の川親水公園(加須市向川岸町/中央二丁目),15:58-15:59
池の中にはかなり大きなニシキゴイCyprinus carpio)がたくさん泳いでいた。
4枚目:ここで採集。 原生生物はあまりいないかと思ったが意外と多い。ここは結構昔からあるのだろう。
観察された生物: フセツボカムリ(Centropyxis), ディフルギア( D. lobostoma), スチロニキア(Stylonychia mytilus), Stigeoclonium, ミクロスポラ(Microspora), アオミドロ(Spirogyra), ソコミジンコ,

会の川親水公園(加須市向川岸町/中央二丁目),15:59
隣にある別の池?にもニシキゴイがいた。

会の川親水公園(加須市向川岸町/中央二丁目),16:00-16:02
この池は中央に壁があり,反対側に向かって水が滝のようになって流れ出していた。 その反対側をみると,落ちた水しぶきが周囲の囲いの部分絶えずあたっているためだろう, 緑〜茶色のヌルヌルした藻類がびっしりとはりついていた。
何かを確かめるため,これらを採集。 翌日の観察の結果,ヌルヌルの正体はこれまで観察したことのない種類だった。 Characiumかとも思ったが,諸々の特徴からCharaciochlorisではないかと考えている。 画像の処理が終わった段階で再度,検討する予定。 なお,他の原生生物はまったく見当たらない。
観察された生物: Characiochloris初観察

会の川親水公園(加須市向川岸町/中央二丁目),16:02
その先にも水路らしきものがあったが,水がない。これ以上先へ行くのは止めて,県道38号 加須鴻巣線を挟んで 反対側の親水公園へ行ってみる。

会の川親水公園(加須市大門町/中央一丁目),16:04-16:05
県道38号 加須鴻巣線の西側にある会の川親水公園。こちらにも水路がある。 採集しようかとも思ったが,おそらく珪藻(メロシラ?)がたくさんいるだけのような気がしたので, 今回はパス。以前ここへ来た時は採集したはずだが珪藻以外にめぼしい原生生物はいなかったような記憶がうっすらとある。

加須駅へ(県道38号 加須鴻巣線→県道411号,加須市中央一丁目),16:05-16:06
既述したように,このまま前進して駅に向かうが,これまで走ってきた県道38号は,この駅入口交差点で左へ折れる(2枚目)。 そのため,ここから先は県道411号となる。

東武伊勢崎線 加須駅に到着(県道411号,加須市中央一丁目),16:07

加須駅前で自転車を折りたたむ(加須市中央一丁目),16:08

駅舎内へ(加須市中央一丁目),16:11-16:13
1枚目:右のゆるいスロープを通って中へ進む。 2枚目:ここからはエスカレータがあるので二階に上がるのも楽。 3枚目:この駅にも大型荷物用の幅広の自動改札機がある。自転車を持って入るには助かる。 ここを通ってホームへ向かった。

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2007.03.04, 09:54 - 16:13