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2007.03.04, Part VI

古代蓮の里

古代蓮の里へ(県道364号 上新郷埼玉線,行田市埼玉),11:43
古代蓮の里が近付くと少し登り坂となる。前方で旧忍川に架かる新橋がある。

旧忍川に架かる新橋を渡る(県道364号 上新郷埼玉線,行田市埼玉→行田市小針),11:44
1枚目:この堤防上を左に進むとさきほどいたさきたま古墳公園の北側へ至るはず(注)。

注:よく見ると,まだ工事の看板等はあるが,この付近には鉄板等は敷かれていない。 もしかすると古墳公園の北側からここまで通じているのかも知れない。 とくに今日は工事は休みなので通れた可能性が高い。

県道364号 上新郷埼玉線(行田市小針),11:44
橋を渡った後。前方に古代蓮の里の案内塔が見えてきた。

古代蓮の里前の交差点(行田市小針),11:45
ここを左折して正面入口へ向かう。

「古代蓮の里」駐車場脇(行田市小針),11:46-11:47
正面入口の北側にある駐車場の前にナノハナBrassica rapa var. amplexicaulis)が咲いていた。 黄色が鮮やか。しかし,よく見ると周辺部,というか古くなった花の花弁は先端部が白色に変わっている。 今までこういった状態を見たことがないが,これは普通に見られることだろうか?斑入りとは違うと思うが,,。

古代蓮の里へ入る(行田市小針),11:48
1枚目:前方右手に見えるのは古代蓮会館の展望台。 2枚目:入口広場にある案内図。

古代蓮の里,世界の花蓮(行田市小針),11:49
1枚目:入口広場の左にある「世界の花蓮」の池。前回同様,今の時期は泥土があるだけで何も栽培されていない。 前回は採集したが,今回はパス。

古代蓮の里,古代蓮池へ(行田市小針),11:49-11:51
お花見広場の水路沿いの道を通って古代蓮池へ。

古代蓮の里,古代蓮池(行田市小針),11:51-11:52
おそらく珪藻くらいしかいそうにないので,採集せず。

古代蓮の里,水生植物園へ(行田市小針),11:53
園内を横切る水路に架かる橋を渡って北東にある水生植物園へ。

古代蓮の里,水生植物園(行田市小針),11:53

古代蓮の里,水生植物園(行田市小針),11:54-11:56
木道の袂に緑色をした泡状のものがたくさん浮いていたので, その泡状のものと水底のヘドロを採集。 泡状を作る特別なものがいるかと思ったが,とくにそうでもなさそうだ。色々な要因が重なって泡が発生していたと思われる。
観察された生物(注): ミドリムシ(Euglena), トラケロモナス(Trachelomonas), ハルテリア(Halteria), ストロンビディウム?(Strombidium), スチロニキア(Stylonychia mytilus), 棘毛類繊毛虫, フロントニア(Frontonia), カルケシウム(Carchesium), 珪藻各種, クロロゴニウム(Chlorogonium elongatum), パンドリナ(Pandorina), ユードリナ(Eudorina), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( C. moniliferum), ワムシ,

注:ヘドロ部と泡の部分の原生生物の種組成にとくに大きな違いがなかったのでひとつにまとめた。

古代蓮の里,水生植物園(行田市小針),11:57-11:58
木道を通って公園のさらに奥(北東端)へ。

古代蓮の里,水生植物園(行田市小針),11:58
2枚目:今は何も見えないが,ここではミツガシワ(Menyanthes trifoliata)も栽培しているようだ。 ミツガシワというと,これまで山中にある湿原でしか見たことがないので,こういった場所にも咲くと思うと不思議な気がした。 冷涼な気候の下で咲く花のイメージなのだが・・・。

古代蓮の里,水鳥の池へ(行田市小針),11:59
水生植物園を出てさらに奥(北東端)にある水鳥の池へ向かう。

古代蓮の里,水鳥の池(行田市小針),12:00-12:01
2枚目:案内板の裏から池端へ近付けるようになっていたので採集を試みた。 あまりいそうにはないが・・・。
結果は予想通りで種類は非常に少ない。ただ,比較的希なテトラセルミス(Tetraselmis cordiformis)が大量にいた。 他の原生生物があまりいないところでしばしば見かける種だ。
観察された生物: キネトキルム(Cinetochilum), 小型繊毛虫数種, Tetraselmis cordiformis

Part VII: 古代蓮の里北口〜緑のヘルシーロード(星川沿い)を北へ
2007.03.04, 12:03 - 12:22