大町公園 自然観察園(市川市大町),13:03-13:05
ここで採集(大町公園 コンクリート道の脇)。
しかし,まったく何も見つからない。ヘドロは細かく砕かれ黒ずんだ植物の破片からなっていた。
通常なら色々な原生生物がいてもおかしくないが,ここは湧き水が流れている場所なので,浮遊性の原生生物はほとんどが流し出されてしまっているものと思われる。
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:05-13:08
1枚目:「ヘイケボタル群生地」の案内板。
2枚目:周辺はこのようにかなり激しく水が流れている。これでは原生生物はいないはず。
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:09
カラス(Corvus macrorhynchos or C. corone)が何羽も鳴いていたので,デジカメの録画機能を使って鳴き声を記録した。
結構離れていたのでうまく録音できるか心配だったが,周囲が静かで,かつ,両側の斜面で音が反響するためか,まあまあの音がとれた。
←音声
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:10-13:12
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:11-13:12
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:12-13:16
四阿の手前右に2つの小さな沼(水たまり?)があった。
それぞれで採集(大町公園 左の沼と右の沼)。
してみたが,左側の沼には何もいなかった。
ところが,右側の沼にはミドリムシの仲間がたくさんいた。ミドリムシの仲間は腐食性の環境(下水等)でよく見かけるが,
ここも富栄養化しているのだろう。
それにしても近接する2つの沼でこのような大きな違いがあるのはなんとも不思議。
観察された生物(右の沼):
Gymnodinium,
ミドリムシ(Euglena spirogyra,
E. viridis,
Euglena sp.),
トラケロモナス(Trachelomonas),
レポキンクリス(Lepocinclis salina),
プロロドン(Prorodon),
ゾウリムシ(Paramecium),
ミドリゾウリムシ(P. bursaria),
レンバディオン(Lembadion),
キネトキルム(Cinetochilum),
小型繊毛虫数種,
珪藻少々,
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:16-13:20
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:20-13:22
ここで採集(大町公園 コイのいる池)。
観察された生物:
スピロストマム(Spirostomum),
フロントニア(Frontonia),
珪藻少々,
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ワムシ,
センチュウ,
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:22
大町公園 自然観察園(市川市大町),13:23-13:24
Part V: | 大町公園前〜大町駅〜千葉ニュータウン中央駅〜浦幡新田公園 2006.12.16, 13:24 - 14:15 |