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2006.10.29, Part VI

化女沼ダム〜化女沼古代の里

女化沼(大崎市古川小野,ふるかわこの),15:25
化女沼レジャーランドの向かい側に,沼辺へ近付くことのできる階段がある。 前回来た時はこの階段を降りて沼岸で採集を試みた(2003.11.03)。今回はパス。

女化沼(大崎市古川小野),15:26-15:27
1枚目:さらにしばらく南へ進むと,,, 2枚目:前方に化女沼ダム管理事務所の建物が見えてきた。 3枚目:その手前に沼の岸辺へ降りることのできる場所がある。 前回もここで採集したので,今回も降りてみることにした。

女化沼の岸辺へ降りる(大崎市古川小野),15:27-15:30
1,2枚目:砂利道を降りると, 3枚目:前方に浅瀬の場所がある。 4枚目:ここで採集(化女沼-1)。 前回どうだったか記憶が定かではないが,今回はたくさんの原生生物がいた(注)。

観察された生物: ミドリムシ(Euglena sp.), ウチワヒゲムシ(Phacus torta), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina)大小?, Trachelomonas sp.), アカントキスチス(Acanthocystis turfacea), コレプス(Coleps), メソディニウム(Mesodinium), ディセマトストマ(Disematostoma minor), キネトキルム(Cinetochilum), 珪藻各種, ユードリナ(Eudorina), ボルボックス(Volvox globactor), フタヅノクンショウモ(Pediastrum duplex), 他のクンショウモ(Pediastrum tetras), イカダモ( S. ecornis), DimorphococcusBotryococcus braunii, サヤミドロ(Oedogonium), ゲミネルラ(Geminella), アオミドロ(Spirogyra), ミカヅキモ( C. acerosumC. dianaeC. gracile 2枚目の画像にCl. aci. とある。Cl. acicuraleのつもりだったが,これはC. gracileを誤認したもの。), ツヅミモ( Cosmarium bioculatumC. quinariumC. subtumidum), ホシガタモ( Staurastrum subparvulumS. pseudosebaldiStaurastrum sp.), ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens var. tatrica), チリモ(Desmidium swartzii), Sphaerozosma, ケズネモ(Gonatozygon), アオコ(Microcystis), ユレモ(Oscillatoria princeps), ケンミジンコ, ミジンコ, ワムシ,

注:後述するように,現在の化女沼はダム湖になっているが,もともと化女沼という沼が古くからあった場所らしい。 原生生物の種類が多かったのはそのためではないかと思われる。

女化沼(大崎市古川小野),15:31
採集ポイントから化女沼ダムの方向(南西側)を撮影。 前方に見える塔は,観光資料館を兼ねたダム管理事務所の建物。 1階が資料館で2階に展望室がある。

女化沼(大崎市古川小野),15:33
道路へ戻ってダム管理事務所の手前から沼方向(北西側)を撮影。

女化沼ダム管理事務所(大崎市古川小野),15:34-15:35
1枚目:管理事務所内へ入る。その奥にダムの堤の上を通る道路が見える(注)。 2枚目:化女沼ダム観光資料館(ダム管理事務所の建物内)。 既述したように,1階が資料館で2階が展望室になっている。 3枚目:時間がないので,資料館はパスしてダムの堤の上に敷設された道路へ進む。 4枚目:その手前が橋になっているらしく「化女沼ダム管理橋」と名前があった。

注:化女沼は人工的に造られたダム湖ではなく,もとから化女沼という沼があり,その水が以前から農業用水として利用されてきたそうで, 近年になって1976年から1995年にかけてダムとして整備されたらしい。

女化沼ダムの堤を渡る(大崎市古川小野→古川川熊),15:35
堤の中央部付近から先は古川川熊地区に入る。 1枚目:ダムの放水用の水路? 3枚目:同じ場所から見える化女沼の様子。

女化沼ダムの堤を渡る(大崎市古川川熊),15:36
堤を渡りきったあたりから沼方向(北東側)を撮影。

女化沼(大崎市古川川熊),15:36
ふたたび沼を周回する道路へ出る。ここで右折。

女化沼(大崎市古川川熊),15:37
林の中を北進すると・・・。

女化沼(大崎市古川川熊),15:38
すぐに前方が開けてくる。ここは沼の南西側にある草地。 前回(2003.11.03)は,この草地から沼の岸辺まで歩いて採集を試みたが,草深くて歩くだけでも大変だった。 あまりよいサンプルがとれた記憶もないので,ここはパス。

女化沼古代の里(大崎市古川川熊),15:39
1枚目:やがて前方,左手(道路を挟んで沼の向い側)に化女沼古代の里が見えてくる。 前回は3年前だったので,まだこの辺は十分には整備されていなかった。 2枚目:宮沢遺跡という柱の左に「緊の池」というのが見えるが,前回は,草刈り(注)が行なわれた直後だったので,この池で採集をした。

注:草といっても大半は枯れた芦(葦?)だった。現在は,芦原ではなさそうなので,だいぶ様子が変わっている。

女化沼古代の里(大崎市古川川熊),15:40-15:41
2,3枚目:「緊の池」の先にあるのが「あやめ園」。 近付いてみたが,水はなかった。 4枚目:さらに先(北)へ進むと,「古代の村」の道標が。 この先は広場になっていて大勢の人達がいた。

女化沼古代の里(大崎市古川川熊),15:41-15:42
「古代の村」にある広場。

女化沼古代の里(大崎市古川川熊),15:43
周回道路近くにある化女沼古代の里の看板塔。

Part VII: 化女沼古代の里〜化女沼〜県道59号線(古川一迫線)を南へ
2006.10.29, 15:43 - 16:07