古池手前(信濃町),10:41-10:42
1枚目:古池の手前には小川が流れているが,その小川に架かる橋を渡った先の地面が湿地化していた。
2枚目:そこで採集(古池手前の湿地)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella),
棘毛類繊毛虫,
ハネケイソウ(Pinnularia),
ナベカムリ(Arcella),
クチビルケイソウ(Cymbella),
ケンミジンコ,
ミジンコ,
ソコミジンコ,
古池は盛り土の堤防によって水を貯えているが,その盛り土部分がかなり削れて減っているように見える。
このまま放置するといずれ堤防が崩れて決壊してしまうのではないかと若干心配。
古池(いつもガイドで位置確認,信濃町),10:43
古池の脇を通って古池湿原へ(信濃町),10:43-10:44
1枚目:古池の東縁から黒姫山へ向う登山道が続いているが,その古池脇の登山道の途中に古池湿原がある。
これからそちらへ向う。
2,3枚目:古池の南西端にある出水口。
ここを流れ出た水は,県道36号 信濃信州新線をくぐった後分岐し,一方は調整池に入って鳥居川第三発電所へ,
他方は,隣を流れる鳥居川へ合流する。
古池の脇を通って古池湿原へ(信濃町),10:44-10:45
上記の排水口の近くに咲いていたミズバショウ(Lysichitum camtschatcense)を撮影。
古池の脇を通って古池湿原へ(信濃町),10:45-10:46
1枚目:既述したように,古池の西縁に沿って黒姫山へ向う登山道がある。ここ(池端は木道)を通って湿原へ向う。
2,3枚目:その途中の木道脇で採集(古池脇の木道)。
観察された生物:
トラケロモナス(Trachelomonas),
ディフルギア(Difflugia),
サイフォデリア(Cyphoderia),
ユーグリファ(Euglypha),
トリネマ2種以上(Trinema),
スチロニキア(Stylonychia),
ウロトリカ(Urotricha),
ツリガネムシ(Vorticella)
シヌラ(Synura),
トリボネマ(Tribonema),
ハネケイソウ(Pinnularia),
Surirella),
他の珪藻各種,
ミジンコ,
古池湿原へ到着(信濃町),10:48-10:49
1枚目:池の北西端に来ると,登山道の左手に湿原へ向う小道がある。
2枚目:古池湿原は,先日訪れた葦毛湿原と同様,
湿原全体がやや斜めに傾いていて,いたる所に水の流れがある。このため,原生生物はあまり期待できない。
実際,前回(2005.6.12)採集した時はほとんど何も見つからなかった。
このため,今回もあまり期待はしていなかったが,一応,確認の意味で採集することにした(4枚目)。
3枚目:湿原には1本の狭い木道があるのみ。しかし,その木道には何人もの人がカメラを持って集まっていた。
入口付近の木道は斜に傾いていて若干危険。
4枚目:
この少し先で採集(古池湿原 No. 1)。
観察された生物:
ケンミジンコのみ。
古池湿原(信濃町),10:50
木道の中間部付近で採集(古池湿原 No. 2)。
1枚目:木道から見える湿原の北側の風景。前方に見えるのは佐渡山?その右手に黒姫山があるはずだが・・・。
観察された生物:
ハネケイソウ(Pinnularia),
ミカヅキモ(
C. ralfsii),
アワセオオギ(Micrasterias crux-melitensis?),
ミジンコ,
古池湿原(信濃町),10:50-10:51
1枚目:木道の先端部付近のリュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)。
2枚目:その近くで採集(古池湿原 No. 3)。
観察された生物:
ナベカムリ(Arcella),
ディフルギア(Difflugia),
アミカムリ(Nebela),
ユーグリファ(Euglypha),
トリネマ(Trinema),
フシナシミドロ(Vaucheria),
ミジンコ,
古池湿原(信濃町),10:55
木道の先には湿原方向に向って流れる水路がある。かなりの水量。
ここでも何かを撮影している人が数名いた。
古池湿原(信濃町),10:56
木道の端から元来た方向を撮影。これからここを戻るが,前方の木道には後続のカメラマンが何人もいた。
古池湿原(信濃町),10:57
戻る途中で湿原の南側を撮影。
古池湿原(信濃町),10:57-10:58
途中に咲いていたリュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)。
古池湿原を出る(信濃町),10:58
Part IV: | 古池〜古池登山口〜大橋(鳥居川) 2006.05.21, 11:01 - 11:23 |