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アズ−ルCによるDNAの染色法

 

 これは,核酸のアガロ−スゲル電気泳動を行った後,ゲルの染色を行うのに通常は,エチジウムブロマイドを用いるが,この方法には,エチジウムブロマイドが,蛍光色素で紫外線下でないと見えないこと,また,紫外線だけでなくエチジウムブロマイド自体も発癌性があるなど危険であり,さらに,値段も結構するなど,いろいろな欠点がある。そこで,それらの危険のない,また,経済的な方法として筆者が考案したものである。

 アズ−ルCは,一般に,細胞組織を染色して核や,細胞質の核酸を染めるのに用いられる。核を染めるには,いったん,細胞を塩酸で加水分解して細胞質のRNAや他の糖を除去してから,アズ−ルCによる染色を行う。そこで,この色素をゲル内の核酸の染色に利用できないか,と考えたわけである。


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