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Stentor pyriformis
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培養法の開発
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安比高原 遊々の森 奥の牧場,丸池(仮称)
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2016.06.19
多くの赤茶色のS. fuliginosus(トランペット型)に混じって, わずかだが黄緑色で円錐形(ないし棒状)のものがある。 おそらくこれが Stentor pyriformis。静止画(1枚目)だと解像度が高いためか,数少ない S. pyriformisがいるのに気づきやすいが, 動画だと気づきにくい(2枚目)。しかし,よくよく見ると,ごくわずか淡い黄緑色のものがいるのがわかる。 活発に動き回るS. fuliginosus に比べて,S. pyriformisの動きは非常に緩慢だ。 (まれに,もっと速く泳ぐこともあるが,それでもS. fuliginosusと比べると圧倒的に遅い)
←動画(.mov)
採集から6日後の6/25に採集サンプルの写真撮影を行ったのだが,すでに ほとんどのラッパムシが死んで,姿が消えていた。 小さな容器(小型シャーレ)に密集した状態で長時間放置していたのが災いしたと思われる。
幸い,採集翌日(06/20)にも若干の観察を行い,その際,Stentor pyriformisがいるのに気づいて,数匹を別容器に移しておいた。 また,死滅した容器にも,正常な形をした S. pyriformisが数匹生き残っていたので,それらも別容器に移して大事に育てている。
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