学校関連配布状況

 

 学校関係者77名が所属する学校名を都道府県ごとに紹介します。
これは,1997年4月4日現在の原生生物CD-ROM第2版の配布結果です。

なお,緑色文字が配布を希望してきた学校です。
灰色文字はそこから二次配布された学校名で既知のものを示しています。



 これでわかるのは,愛知県からの配布希望がかなり多いということです(11件,301枚)。これは愛知県の生物関係の学校でのコンピュータ導入が他に先駆けて進んでいることを示していると思われます。
 他でも地区ごとの高校をとりまとめて配布を希望してくるケースはたくさんあります。しかし,配布希望がまったくない県やごく少数の希望しかない県もまだまだあります。今後はそれらの地域からの希望が増えることを期待しています。
 また,現在は大半は各校1〜2枚程度で,生物担当の教師用に配布されるケースがほとんどですが,中には授業用に使用したいというのもあります。愛知県で2件,計4校(151枚),千葉県3件,3校(100枚),新潟県1件1校(80枚)です。今後は,このように授業用として1校あたりの希望枚数が数十枚〜100枚になる場合も多くなると予想しています。
 そうなると,科研費で制作したCD-ROMの在庫ではとても対応しきれないのは当然ですが,そうなった場合は,それなりの対応を考えています。
 CD-ROMの原盤(スタンパー)は,CD-ROMの制作会社に保管してありますので,CD-ROMを大量に希望する学校等には,直接,CD-ROM制作会社に必要枚数(100枚単位)を発注してもらうのです。そうすれば,CD-ROMを製造原価(約200円/枚;配達料込み)で入手することができます
 この方式をとれば,全国の学校で大量に配布希望が生じたとしても,それに十分対応できることができます。そして,各学校では,1枚200円以下(1000枚以上発注すれば150円前後に下がる)という格安の費用で授業用のCD-ROMを入手できるわけです。それでいながら,CD-ROMを制作した側にはまったく負担がかからないという,送り手,受け手双方にとって大変都合のよい結果になるわけです。