ProtistCD (Hybrid版)の作成
1.概要
ProtistCD version.2 ではマッキントッシュのサーバーで公開中のデータをハイブリッド方式のCD−ROMに保存しました。
ハイブリッド方式は、マッキントッシュ専用のHFS版CD−ROMとしてだけではなく、Windows や Unix でも読み取れるISOフォーマット版CD−ROMとしても使うことが可能です。
ただし、長いファイル名に対応していないWindows 3.1 以前のパソコンでは挿入画像が表示されなかったり、リンクが辿れない等の問題が発生します。
2.作成手順のアウトライン
マッキントッシュ上に保存されたデータをハイブリッドCD−ROMに焼き付ける為のマスター作成手順は以下の通りです。本CD−ROMの作成には、HDT, Norton Utilities for Mac, QuickTopix を利用しました。他のソフト利用すれば、もっと簡単にできるかも知れません。
- ハードディスク上にCDデータ専用パーティション(ハイブリッド互換HFSボリューム)を作成する。[詳細]
Allocation block size の設定が重要
- データをサーバーからコピーする。
- ファイルが隙間無く並ぶように、オプティマイズする。[詳細]
- マック用ファイル構成をISOフォーマットとして認識させるために必要な、バーチャル・ファイル・システム(VFS)を作成する。[詳細]
ファイル名の変更が行なわれないように設定する。 - マックデータファイルと、VFSを使ってハイブリッドCD−ROMのイメージファイルを作成する。[詳細]
- 上記のイメージファイルをCD−Rに焼き付ける。
法政大学 木原 章