原生生物の実験材料としてよく知られている。わずかな培養液で大量に培養できるため生化学や分子生物学の材料に利用される。しかし、細胞が小さいため細胞学的な材料としてはゾウリムシに比べて扱いにくい。接合や細胞分裂を同調させる方法が開発されている。
培養法
通常はPPYもしくはPPYG培地で無菌培養する。細胞密度が非常に高くなるので酸欠に注意。大きな平底のフラスコ等に浅く培養液を入れると酸欠が起こらず、それだけ細胞密度もさらに高まる。酸欠が起こると細胞は死滅する。振とう培養して酸素をおぎなう方法もあるが、それなりの装置が必要になる。
配布者 | 住 所 | 所持株・備考 |
高橋 三保子 | 筑波大学生物科学系 〒305 茨城県つくば市天王台 1-1-1 |
TNR(Tetrahymena-Non-Reversal; 行動突然変異体) |
月井 雄二 | 法政大学第一教養部生物学研究室 〒102 東京都千代田区富士見 2-17-1 |
アメーバ・プロテウス培養用に一株のみ。 |
藤島 政博 | 山口大学理学部自然情報科学科 〒753 山口市大字吉田 1677-1 |