原生生物の実験材料としてよく知られている。細胞の長さ約0.2 mm、幅は約0.1mm弱。淡水の池や水たまりに生息する。
ゾウリムシに比べて小さいだけでなく細胞後端部に丸みがある。細胞分裂速度はゾウリムシより速い。成熟期に入ってしばらくすると自家生殖(autogamy)をするようになる。
培養法
レタスのしぼり汁(通称:レタスジュース)やワラ(ないしはセロフィル)の煮出し汁、あるいは、アカエンドウマメの滅菌エキス等をベースにして土壌細菌(Klebsiella pneumoniae)を培養したものを与えると、細胞の栄養条件がそろうので実験に利用しやすい。しかし、これらの培養法には滅菌設備が必要で、手間もかかる。
簡便法として、キナコや米粒、「カロリーメイト」などを栄養源とした培養法がある。これらは滅菌を必要としないので簡単に培養ができるが、雑菌も増えるので培養が不安定になる。
配布者 | 住 所 | 所持株・備考 |
見上 一幸 | 宮城教育大学理科教育研究施設 〒980 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 |
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三輪 五十二 | 茨城大学理学部自然機能科学科 〒310 茨城県水戸市文京 2-1-1 |
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高橋 三保子 | 筑波大学生物科学系 〒305 茨城県つくば市天王台 1-1-1 |
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月井 雄二 | 法政大学第一教養部生物学研究室 〒102 東京都千代田区富士見 2-17-1 |