細胞株配布のご案内

Paramecium duboscqui


特 徴
低温に適応しためずらしい種。
外形はクロレラのいないミドリゾウリムシを若干小さくしたように見える。

培養法

低温庫(10℃余)で培養する。室温では増殖しないばかりか死亡する危険もある。
レタスのしぼり汁(通称:レタスジュース)やワラ(ないしはセロフィル)の煮出し汁、あるいは、アカエンドウマメの滅菌エキス等をベースにして土壌細菌(Klebsiella pneumoniae)を培養したものを与えると、細胞の栄養条件がそろうので実験に利用しやすい。しかし、これらの培養法には滅菌設備が必要で、手間もかかる。
簡便法として、キナコや米粒、「カロリーメイト」などを栄養源とした培養法がある。これらは滅菌を必要としないので簡単に培養ができるが、雑菌も増えるので培養が不安定になる。


配布者  住 所    所持株・備考  
三輪 五十二  茨城大学理学部自然機能科学科
〒310 茨城県水戸市文京 2-1-1


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