第28回日本原生動物学会大会 講演
原生生物における研究素材データベースの構築とネットワークでの公開

1:日本産アリ類カラー画像データベースの紹介

われわれは過去数年間,日本蟻類研究会との共同で「日本産アリ類カラー画像データベース」を
構築しネットワークで公開する活動を続けている。

 

1)活動の目的:分類情報のデータベース化,標本の替わりとして。
___ → 詳しい説明はここ
 

2)データベースの構造:ファイル 7672 数,ファイルサイズ 103.9 M bytes
 

3)画面の簡単な解説:

 258種のアリについてそのフォトCD画像(full color;大中小のサイズがそろっている)とその分類・生態等の解説,および,県別の分布図がある。マトリックス検索・イメージ検索・二分岐検索など様々な方法で検索することも可能。亜科,属の解説もある。 (すべてのデータが緊密にリンクしているので,作るのが大変だった)
4)特徴:
アリのデータベースは日本蟻類研究会が作成したテキストデータ,分布データ,標本画像データをネットワークからアクセスできる形(今流行のWWW)にまとめたもの。したがって,これは研究成果データベースといえる。


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