外濠公園で出会った生き物達(種ごと) |
カラスウリ Trichosanthes cucumeroides
ウリ科 カラスウリ属 |
新見附橋を渡った直後,2017.08.03,14:39-14:40 撮影
先日,橋の袂に生えていた
アカメガシワ
が伐採されたが,その隣にある
ツゲ
の表面を様々な蔓植物が覆っている。
そこに細長い白い蕾があったので写真撮影した(2017.07.14)。
その時点では種名がわからなかったものの,
昨日,それが
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
であることが判明した。その蕾みは夜咲いて,朝には萎むということを知ったので,それを確認しようと考えた。
1枚目:全景。内側はツゲだが,表面を数種類の蔓植物が覆っている。
2,3枚目:今回も白い蕾があった。今夜咲くかも知れない。期待して帰宅する際に確認することにした。
4,5枚目:カラスウリの葉。
4枚目の葉の切れ込みは浅いが,その下(5枚目)にある葉はいずれも切れ込みが深い。
とくに右端の2枚は著しく切れ込んでいて,同じ株から出ている葉とは思えないほどだ。
上と同じ場所,反対側から撮影(2017.08.03,21:18-21:25)
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
の花は開花途中だった。ヒゲの部分がまだ広がっていない。
もう少し遅ければ完全に開いていたはずだ。残念。
いつもは,今回より1時間以上遅く研究室を出るのだが,今日は事情があって早めに研究室を出る必要があった。
やや残念。
2〜6枚目:フラッシュをたいて撮影。
フラッシュをたかないとこうなる。
上と同じ場所(21:25)
同じ植え込みの上の方には,もう少し開花が進んだ花が1輪だけあった。しかし,これ以上はアップで撮影できない。
新見附橋を渡った直後,2017.08.11,14:51-14:52 撮影
8月初めから時折撮影している
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
2枚目:右上は蕾みなので,今夜あたり咲くだろう。
3枚目:左下,これは昨晩咲いてしおれ初めている花,のはず。
帰宅途中,上と同じ場所を反対側から撮影,2017.08.11,22:42-22:44 撮影
ということで,今回も帰宅途中で確認したところ,
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
が予想通り咲いていた。
今回はまあまあの写真が撮れた。
しかし,今のところ,実が成長しつつある様子は確認できていない。
カラスウリは雌雄異株らしいが,もしかすると,この辺に生えているのは,全部雄株?
今回の画像では判別できないが,以前の撮影した画像を見ると,どうやらここの株は雄のようだ。
近くに雌株があるかはわからない。
外堀通りを歩いて地下鉄の駅に向う途中(2017.08.03,21:28-21:30)
昼間通った際,斜面沿いにも
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
があったので,柵越しに覗いてみると・・・。ここでもわずかだが咲いていた。
しかもほぼ完全に開き切っていた。残念ながら遠いので近付いて撮影できない。
1枚目:通常モード。2枚目:望遠モードで撮影。
おぼろげながらカラスウリ特有の花の形が確認できる。
少し離れた位置に別の花があった。
外堀通りを北北東へ,2017.11.05,14:53 撮影
キョウチクトウ(Nerium indicum,キョウチクトウ科 キョウチクトウ属)
の茂みにおおいかぶさる様々な蔓植物。多くが黄色く色付いている。すでに萎れているものもある。
8月に何度か,その白い花を撮影した
カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides,ウリ科 カラスウリ属)
も葉が黄色くなっている(2枚目)。一部は完全に枯れて姿を消しつつある。
ヤブガラシ(Cayratia japonica,ブドウ科 ヤブガラシ属)
もだいぶ数が減った。
一方,遅く咲きはじめた
ツルドクダミ(Pleuropterus multiflorus or
Polygonum multiflorum or Fallopia mutiflora or Reynoutria multiflora,タデ科 ツルドクダミ属;
Polygonum=タデ属,Fallopia=ソバカズラ属,Reynoutria=
イタドリ属)
は,いまだにたくさんの花をつけたままだ。
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