ヒイラギモクセイ? Osmanthus x fortunei
交差点の角,太い木の根元に生えていたのは・・・,2017.10.04,14:38-14:39 撮影
全体の印象,葉の大きさや,トゲが全縁にある点等からすると
ヒイラギ(Osmanthus heterophyllus,モクセイ科 モクセイ属)
のようだが,
トゲがあまりに短い。
アオキ(Aucuba japonica,ミズキ科 アオキ属)
にしては,葉が小さすぎる気がする。葉の表面の様子も他のアオキと異なるし,
トゲが全縁にある点でも違和感がある。そもそも枝が深緑色をしていない。
ヒイラギモクセイやら,他にも色々あるらしいので,今のところ種名は不明。
交差点の角,2017.10.06,12:38-12:39 撮影
2日前(下段)に根元付近を撮影した場所。
ヒイラギ(Osmanthus heterophyllus,モクセイ科 モクセイ属)
のような
アオキ(Aucuba japonica,ミズキ科 アオキ属)
のような葉を撮影した場所だが,2日前は根元付近だけだと思ったが,
樹木全体が同じ植物であることに気づいた(今頃)。
結構太い樹だ。樹皮の様子からアオキとはあきらかに違う。では?
短い棘状の鋸歯がある点では,
ギンモクセイ( var. fragrans,モクセイ科 モクセイ属)
に似ている。
ギンモクセイは,
キンモクセイ(Osmanthus fragrans var. aurantiacus,モクセイ科 モクセイ属)
と同様,モクセイの品種ないし変種の一つらしい。
ヒイラギモクセイ(ヒイラギ と ギンモクセイの雑種)
などというのもある。なかなか難しい。
ヒイラギじたい,老木になると棘が目立たなくなるという話もある。
もしかすると,これもだいぶ古そうなので,ヒイラギなのかも知れない。
追記:今のところ,一番似ているのは
ヒイラギモクセイ(,モクセイ科 モクセイ属)
なので,これにしておく。
外濠公園を大学方向(北東)に向って進む,2017.11.16,04:08-14:11 撮影
もしかすると,これも
ヒイラギモクセイ(Osmanthus x fortunei,モクセイ科 モクセイ属)
?
1枚目:こちらの幹は新見附橋先の交差点の近くにある
ヒイラギモクセイ?によく似ている。表面が割れている。
2枚目:先端の小さめの葉は尖った鋸歯が目立つが,より根元に近い大きな葉はほとんど鋸歯が目立たない。
7枚目:こちらの個体は幹がまだ細いので若木と思われる。
幹の表面が1枚目と違って滑らか。
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