上田市(旧真田町)
菅平湿原
湿原内遊歩道-1
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2006.07.06 ウオッちず で位置確認
菅平湿原に到着,12:37-12:40
1枚目:湿原に着く前に撮影。空には多くの雲があるが,青空も見える。 2枚目:ここにも「全面通行止」の看板が。近くに建設機械らしきもの?(実際は農業用)が置いてあったので, ここは工事現場かと思ったらそうではなかった。 3枚目:前方に「菅平高原自然館」と「湿原遊歩道」の道標がある。 4,5枚目:右手を見ると,前方に菅平高原自然館らしき建物が見える。 6枚目:湿原へはどこから入るのかと探したが,左手にある水車小屋と自然館に遊歩道があった。どうやらここらしい。

湿原入口,12:41-12:42
菅平高原自然館の脇が湿原への入口になっていた。

木道(湿原遊歩道)へ入る,12:42-12:44
1枚目:入口の先の坂道を降りるとすぐに木道がある。 2,3枚目:木道の周辺は単子葉類の植物が多くあり,その根元がぬかるんでいた。 ここで採集(菅平湿原 入口近くの木道 No. 1)
いろいろいそうな雰囲気だが,原生生物は少ない。
観察された生物: ハネケイソウ(Pinnularia), 他の珪藻各種, ミカヅキモ( C. moniliferum), ケンミジンコ, ミジンコ,

湿原遊歩道を北へ,12:44
ウグイスオオヨシキリ?の鳴き声

        ←音声

湿原遊歩道を北へ,12:45-12:46

湿原遊歩道を北へ,12:46
セダカコガシラアブPhilopota nigroaenea)?

セダカコガシラアブ Philopota nigroaenea セダカコガシラアブ Philopota nigroaenea セダカコガシラアブ Philopota nigroaenea

湿原遊歩道を北へ,12:47

湿原遊歩道を北へ,12:48-12:49
ここで採集(菅平湿原 入口近くの木道 No. 2)
ここも原生生物は非常に乏しい。見た目はいそうだったのだが・・・。この辺は雪解け時などに,かなりの水流があるのかも知れない。
観察された生物: ナベカムリ(Arcella), 珪藻各種,

湿原遊歩道を北へ,12:49-12:51
4枚目:キショウブIris pseudacorus)。
ここで採集(菅平湿原 入口近くの木道 No. 3a, 3b)
糸状藻類が繁茂していたので,もしかしたらと期待したが,やはり少ない。アオミドロだけが増殖していた。
観察された生物: ウロセントルム(Urocentrum), アオミドロ(Spirogyra), 珪藻各種, ワムシ,

湿原遊歩道と外周散策路の交差点,12:52

湿原遊歩道を北へ,12:53
ここで採集(菅平湿原 湿原遊歩道)
外周散策路を横切ると急に原生生物が増えた。外周散策路で入口周辺と切り離されているのが原因だろう。 水の流れが少ないのかも知れない。 しかし,原生生物の組成を見ると湿原らしくはない。平地の沼池に近い。
また,水たまりがあるのはこの近辺だけで北と西側の遊歩道(木道)周辺はほとんど乾いていて採集できそうなポイントはなかった。 水路はあちこちにあるのだが水流があり,とても原生生物は期待できない。 したがって,外周散策路の内側にある湿原遊歩道のサンプルはこれのみ。
観察された生物: クリプトモナス2種(Cryptomonas), レポキンクリス2種( Lepocinclis salinaL. ovum), ウチワヒゲムシ2種( Phacus tortaP. pyrum), トラケロモナス2種( Trachelomonas volvocinaTrachelomonas sp.), ナベカムリ2種(Arcella), ディフルギア( D. claviformis), コレプス(Coleps), ハネケイソウ(Pinnularia), 珪藻各種, ミカヅキモ( Closterium ehrenbergii), ケンミジンコ,

湿原遊歩道を北へ,12:53

湿原遊歩道を北へ,12:54

湿原遊歩道を北へ,12:55

Part II: 菅平湿原(湿原内遊歩道)
2006.07.06, 12:55 - 13:15

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