豊田市 |
児ノ口公園
ちごのくち こうえん |
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観察された原生生物名一覧(現在 18 種) |
採集日:2014.02.23 | ウオッちず | で位置確認 |
児ノ口公園が迫る(豊田市),08:45-08:46
1,2枚目:歩道橋があるのは久保町3丁目南交差点。
その先に「児ノ口公園」がある。
3枚目:交差点の近くにある案内図。
4枚目:ここは「ちごのくちこうえん」。
普通,「ちご」は「稚児」と表記するはずだが・・・。
公園の中央を流れる水路(豊田市),08:48
かなりの水量だが・・・。水際には草がたくさんあるので流れが淀んでいる。
児ノ口公園(豊田市),08:49-08:50
2枚目:水際の草に着いた水垢を
採集(児ノ口公園-01)。
原生生物はわずか。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ナベカムリ(Arcella sp.),
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
ワムシ,
ケンミジンコ,
ソコミジンコ,
センチュウ,
児ノ口公園,水路の西側にある池(豊田市),08:51
1〜3枚目:東側からパノラマ撮影。
1,2枚目:中央よりやや南側にアーチ状の橋(さくら橋?)がある。
児ノ口公園,水路の西側にある池(豊田市),08:51
1〜4枚目:橋の中央付近から周囲をパノラマ撮影。
2枚目:この池のさらに西にも小さな池がある。そこにかかる橋が右奥に見える。
児ノ口公園,水路にかかる橋(豊田市),08:52
ふたたび東側の水路を向いて,水路にかかる橋を渡る。
見るからに最近架け替えられたばかりのような木製橋だ。
橋の上から水路の上流側を撮影(豊田市),08:52
左岸側に水田のような場所がある。
児ノ口公園,水路の左岸側へ移動(豊田市),08:52-08:53
1枚目:ここは水路の幅がやや広い。
水底には藻塊がある。水際にはやはり大量の水垢がある。
2枚目:水際で
採集(児ノ口公園-02)。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
サッカメーバ(Saccamoeba),
小型アメーバ,
グロミア(Gromia),
バラディナ(Balladyna),
リトノタス(Litonotus sp.),
ディレプタス(Dileptus sp.),
キロドネラ(Chilodonella cucullulus),
珪藻各種,
ヨツメモ(Tetraspora),
アオミドロ(Spirogyra),
ミカヅキモ(
Closterium moniliferum),
ワムシ,
元に戻り,上流側に進んで水田のような場所をパノラマ撮影(豊田市),08:54
1枚目:上流側にも別の木製橋がある。
児ノ口公園,水路の上流側にある木製橋(豊田市),08:55
これも見るからに新しい。できたばかりのようだ。
児ノ口公園,左前方に水路の起点が見えてきた(豊田市),08:56
児ノ口公園,水路の起点(豊田市),08:57
1,2枚目:パノラマ撮影。
1枚目:対岸に水の出口がある。滔々と水が流れ出ていた。
2枚目:右に水の流れが淀んだ場所がある。ここなら期待できそうだ。
児ノ口公園,水路の起点(豊田市),08:58
案の定,水底の落ち葉がうすく緑色の粉で覆われていた。
ここで
採集(児ノ口公園-03)。
残念ながら期待したほど原生生物は多くなかった。
もともと市街地の公園は原生生物相は貧弱な場合がほとんどだが,
ここの水路は元は暗渠だったらしい。
そこを公園化する際に,地上に戻して自然公園風に作り変えたそうだ。
原生生物が少ないのはそれも影響しているだろう。
観察された生物:
小型鞭毛虫数種,
ポリカオス(Polychaos dubium),
サッカメーバ(Saccamoeba),
小型アメーバ,
スチロニキア(Stylonychia),
ウロゾマ(Urosoma),
キロドントプシス(Chilodontopsis),
ツリガネムシ(Vorticella),
小型繊毛虫数種,
タルケイソウ(Melosira),
他の珪藻各種,
サヤミドロ(Oedogonium),
アオミドロ(Spirogyra),
ユレモ(Oscillatoria sp.),
公園の外にある案内板(豊田市),09:04
この辺は「挙母」地区となっていたが,何と読むかわからなかった。ここにその読みが示してあった。
「ころも」と呼ぶようだ。
「児ノ口」が「ちごのくち」と同様,初見ではなかなか読めない。
昔,この辺は「挙母藩」と呼ばれていたようだ。