日光市 |
籠岩
Part IV:遅沢川近くから篭岩オートキャンプ場近くの籠岩へ |
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採集日:2013.05.06 | ウオッちず | で位置確認 |
籠岩(塩谷町),11:29
岩と岩の間の落ち込みがこれまで以上に激しくなった。
その分,水たまりも多いが,かなり深い位置にあるのと,この辺は川岸近くなので洪水時に影響を受けやすいはず。
近付くのが難しいし,原生生物はあまり期待できない。よって採集せず。
2枚目:この方向ならなんとか進めそうだが,自転車を抱えているのでやや危険。
なにより,前方の茂みが深いのでその先が見通せない。
頑張って前方の岩の間に上がったとしても,すぐに引き返さざるをえなくなるかも知れない。
すでにある程度の量は採集したし,ここから先は,この後訪れる「篭岩オートキャンプ場」側から迫ることもできる(かも知れない)。
ということで,今回はここで引き上げることにした。
元へ戻る(塩谷町),11:32
高い岩場を徐々に降りていく。
水が岩場を流れ落ちている場所(塩谷町),11:37, 11:39
1枚目:藻塊があったのでそれらを中心に
採集(鬼怒川 籠岩-07)。
2枚目:今日は日射しが強い。暑くなってきたので,ザックが暖まりすぎないようミネラルウォーターをザックにかける。
気化熱でザックの中の温度を下げるためだ。
観察された生物:
サッカメーバ(Saccamoeba),
ナベカムリ(Arcella sp.),
Lesquereusia modesta,
キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum),
モノラフィディウム(
Monoraphidium contortum),
スファエロキスティス(Sphaerocystis sp.),
ブルボケーテ(Bulbochaete),
ヒザオリ2種(Mougeotia),
ツヅミモ(
Cosmarium laeve),
ホシガタモ(
Staurastrum dispar),
ダルマオトシ(Hyalotheca dissiliens),
ワムシ,
ケンミジンコ,
カイミジンコ,
河川敷へ降りる,前方で逆V字に折れる(塩谷町),12:03
1枚目:前方になにやら看板がある。
手書きの「やなによる採捕許可証」だった(塩谷町),12:03
これがここで「観光やな」が営まれていた(いる?)ことの証拠?
「採捕期間 平成22年8月1日から平成22年10月31日」とあるので,現在がどうなっているかは不明。
逆V字に折れた後の様子(塩谷町),12:03
前方で岩盤に付き当って,また逆V字に折れて河川敷に降りるようだ。
岩盤の手前で左に折れて坂を下る(塩谷町),12:04
1〜3枚目:パノラマ撮影。この時,前方の岩盤(3枚目)がやや気になった。
しかし,とりあえず河川敷から籠岩を歩くことを優先したかったので,そのまま通り過ぎた。
この後,ここを立ち去る際に,ふたたび気になって,あの岩盤へ上がったところ,そこに藻塊で溢れた水たまりがあった(後述)。
1枚目:左へ降りる途中にまた案内板があった。
栃木県鬼怒川漁業協同組合による「鮎,漁法別解禁日」等の案内だった(塩谷町),12:04
「公示」となっているので,これは公的なものだろう。おそらく。
高徳堰堤の解禁日は「友釣,どぶ釣,毛針釣,蚊針釣」が7月1日,
「投網,掛網,疑似おとり釣」は禁止となっている。
河川敷に降りて下流側をパノラマ撮影(塩谷町),12:04
釣り(らしき)人が一人だけいた。後は人影はまったくない。連休最後の日,だというのに。
篭岩オートキャンプ場そばの鬼怒川左岸(塩谷町),12:05
1枚目:上流側を見ると,川岸の手前に大きな池のような場所があった。
2枚目:水際の様子。砂と砂利があるだけで水は澄んでいた。藻塊も水垢もみあたらない(注)。
注:この後,上流側へ行ってから戻ってきた際に,この大きな池のような場所の奥の方へ進むと,一部ではあるが,
周囲に草が生え,藻塊が浮かぶ場所があった(後述)。
大きな池のような場所の東端から西を向いてパノラマ撮影(塩谷町),12:05
2枚目:池の奥には岩盤地帯がある。
鬼怒川が増水した際は,ここも川の一部に変わるのかも知れない。
さらに川岸へ寄ると・・・(塩谷町),12:06
1〜3枚目:西を向きつつパノラマ撮影(方向は上段と同じ)。
ここはあきらかに鬼怒川が増水した際の水の通り道だ。
中央に丸い石がゴロゴロしている。洪水によって流されてきた石だろう。
先週訪れた木曽川の「一色派川」
が思い浮かんだ。
Part V: | 篭岩オートキャンプ場近くの 鬼怒川左岸沿い(1) 2013.05.06, 12:06 - 12:16 |