彩湖は荒川の東，さいたま市南区と戸田市にまたがる荒川第一調節池の別称。 調整池東側の河川敷には，さいたま市側，戸田市側それぞれに公園（さいたま市側は荒川彩湖公園， 戸田市側が彩湖・道満グリーンパーク）がある。 ただし，道満グリーンパークは調整池を横切る幸魂大橋（国道298号 東京外郭環状道路，東京外環自動車道）の北側までで， 大橋の南側は堤防上の遊歩道（自転車道？）と池岸に広がる草地があるのみ。 彩湖はコンクリートでできた人工池だが，岸辺が遠浅に作ってあるため，コンクリート製のわりには原生生物の種類が多い。 一方，道満グリーンパーク内にある池は岸辺が深く落ち込んでいるため原生生物は少ない。 かつてはその池の近くに小さな水たまり（沼？）いくつかあり，そこで原生生物を採集したことがあるが， 最近は水が干上がって採集ポイントではなくなった。 観察された原生生物名一覧（現在 55 種） 注：市販の地図等では「荒川第一調整池」となっていたので，これまでこの名称を用いてきたが， 彩湖を管轄する国土交通省関東地方整備局 荒川上流河川事務所では「荒川第一調節池」としてある。 これにしたがい，名称を変更することにした（2012.01.23）。