皆野町
親鼻橋河原
Part III: 紅簾石片岩
ここで採集されたサンプルの観察結果を Google で検索 お知らせ

採集日:2012.04.15 ウオッちず で位置確認

親鼻橋の袂を離れ右折,県道37号 皆野両神荒川線を西へ(皆野町),11:00
前方に右に入れる場所があった。

入ってみたものの駐車場や個人の住宅ばかりが目に入った(皆野町),11:01
どこに大きな岩へ近付くルートがあるのかすぐにはわからなかった。 あきらめて戻ろうかとも思ったが,あの作りは明らかに観光名所のはずなので, どこかに近付くルートがあるはずだと思ってあちこち歩き回った。

それらしい案内があった,しかし・・・(皆野町),11:01
1枚目:電信柱の脇に「→紅簾石片岩,皆野ふれあいの里 ほのぼの散歩」と書かれた案内があった。 しかし,前方には一般の住宅のように見える建物がある。このまま進んでいいのか,しばし迷った。 2枚目:おそるおそる階段を降りてみた。前方の建物に近付くと左へ入るルートがあった。

その先に川岸へ降りる階段があった(皆野町),11:02
あるにはあったが,かなり急な階段だ。 ステップの幅も狭いので危険度大。ステップを踏み外して転がり落ちたらと思うとゾッとしたが,ここまで来て降りない訳にはいかない。 慎重に降りた。

階段の上からさきほどの大岩=紅簾石片岩が見えた(皆野町),11:02

階段の中央付近に右へ降りる別の階段があった(皆野町),11:02

紅簾石片岩へ(皆野町),11:03

紅簾石片岩(皆野町),11:03

紅簾石片岩,ポットホール(皆野町),11:03-11:04
1枚目:これがポットホール(甌穴,おうけつ)。垂直に抉られた穴だ。 2枚目:ポットホールの隣にある窪みにも水がたまっていた。

紅簾石片岩,ポットホール(皆野町),11:04-11:05
ポットホールには水があったが,かなり澄んでいた。藻塊どころか水垢すらほとんどない。 原生生物はほとんど期待できないが,「いない」ということも確認する必要があると思って採集した(2枚目)。 が,既述したように,この後,岩畳にある四十八沼でたくさんの有望な採集ポイントがあったが, サンプリングチューブが無くなってしまったので,この中身を捨てて四十八沼のサンプル用とした。 よってサンプルなし。
追記:後日,このポットホールを「2011.8.6に地元の人達がきれいに掃除した」との情報を発見。 どうりで・・・。きれい過ぎると思った。

紅簾石片岩,ポットホールの隣にある水たまり(皆野町),11:06
こちらは水底に細かい砂があるだけ。採集ポイントとしては,まったく期待できないのでパス。

紅簾石片岩の先には青色の水路があった(皆野町),11:07
この後撮影した「親鼻の紅簾石片岩」の解説板にある図によれば「小倉沢」というらしい。

戻る途中にあった小さな水たまり(皆野町),11:08
1枚目:サイズはA4程度しかないが,よく見ると水底に水垢らしきものがあった。 2枚目:昨年( 2011.08.202011.10.20)訪れた 厳美渓 ではこういった場所にも結構な数の原生生物がいたので, ここももしかしたらと期待して 採集(親鼻の紅簾石片岩)。 原生生物はわずか。昨日降った雨によってできた一時的な水たまりのようだ。
観察された生物: 小型鞭毛虫数種, 小型太陽虫, ツリガネムシ(Vorticella microstoma), 棘毛類繊毛虫, 小型繊毛虫数種,

階段の脇にある「親鼻の紅簾石片岩」の解説(皆野町),11:09

親鼻橋まで戻った(皆野町),11:11-11:12
2枚目:橋の上から再度,紅簾石片岩を撮影。

親鼻橋(国道140号 彩甲斐街道)を渡る(皆野町),11:12

目 次 へ
xx:xx - xx:xx

HOME | 研究資料館 | 採集の記録 | 採集地ごとの生息情報 | 埼玉県の他の地域