北本市 |
北本自然観察公園 |
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採集日:2007.04.05 | ウオッちず | で位置確認 |
北本自然観察公園に到着(北本市荒井),11:53-11:56
1枚目:県道57号 浦和鴻巣線に入ってまもなく,ここ(メディカルセンター入口交差点)で再度右折。
2枚目:左にカーブする坂道を上り,公園の正面入口に到着。
いつも撮影していた入口のすぐ脇にある木立が桜であることが,初めて分かった。
前方にあるのは「ふれあい橋」。
北本自然観察公園(北本市荒井),11:56
1枚目:ふれあい橋の左(南)側の湿地。やや水気がある程度。湿地の先にあるのは「高尾の池」。
2枚目:ふれあい橋の右(北)側の湿地。木道が敷設された湿地がある。こちらはだいぶ水が多い。
北本自然観察公園(北本市荒井),11:57-11:58
1,2枚目:埼玉県自然学習センターの手前で右折し,
3枚目:道路(自然遊歩道)脇から木道へ降りる。
北本自然観察公園(北本市荒井),11:59
木道脇に咲いていたタネツケバナ(Cardamine flexuosa)
北本自然観察公園(北本市荒井),12:00-12:01
同じく木道脇に咲いていたムラサキケマン(Corydalis incisa)
北本自然観察公園(北本市荒井),12:02
前回(2007.2.15),この木道付近ではたくさんの
ニホンアカガエル(Rana japonica japonica)の卵塊があった。
そのため,オタマジャクシ(注)がいるはずと目を凝らしながら歩いたのだが,なかなか見つからなかった。
一部はドロに隠れているようだが,それにしては数が少な過ぎた。
唯一,この場所だけは結構な数のオタマジャクシがいた。
すでにかなり大きくなっている。おそらくまもなく足が生えてくるはず(研究室で飼育した個体との比較による)。
注:前回は卵のゼリー層に付着・侵入している微生物を調べるため,
同じ公園内の他場所(小沼群)から19粒の卵を持ち帰って観察を続けた。
一部は解体して腸内の微生物を調べたりもしたが(結局いなかった),ほとんどは生き残って成長を続けた。
研究室は終日約23℃に保ってあったのでかなり成長も早く,すでに半数近くが変態してカエルになっている。
気温が低い野外ではまだ大半はオタマジャクシのはずと思って来たのだが,,,,。
姿が見えないということはほとんどは途中で死に絶えてしまったのだろう。。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:04-12:06
1枚目:市指定天然記念物,エドヒガンザクラ(Cerasus spachiana f. ascendens ?)の案内板と標柱。
2〜5枚目:傍らに咲いていたサクラだが,
おそらくこれがエドヒガンザクラ(Cerasus spachiana f. ascendens)のはず。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:06
この辺で元へ戻ることにした。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:10-12:11
1枚目:ふれあい橋の袂に戻る。袂を横切り前にある湿地脇の遊歩道へ進む。
2,3枚目:高尾の池と埼玉県自然学習センターの間の遊歩道を通って高尾ふるさとの森の脇にある小沼群へ。
4枚目:壁の右手に埼玉県自然学習センターがある。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:11
道端に咲いていたヘビイチゴ(Duchesnea chrysantha)
北本自然観察公園(北本市荒井),12:12
このオトメツバキ(Camellia japonica var. decumbens)は前回(2007.2.15)も咲いていた。
だいぶ長い間咲き続けるようだ。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:13
ナノハナの群生。
北本自然観察公園(北本市荒井),12:14
さきほど高尾さくら公園の「ホタルの里」でみかけた
カキドオシ(Glechoma hederacea var. grandis)がここでも咲いていた。
北本自然観察公園 高尾ふるさとの森(北本市荒井→石戸宿),12:15-12:17
高尾ふるさとの森の脇にある小沼群に到着。前回(2007.2.15)とは大分様子が違う(注)。
前回はミドリムシやクラミドモナスが大量発生して青々としていたが,今回は緑色が失われ灰色に近い色に変わっていた。
何がいるのか確認のため採集。
観察された生物:
ミドリムシ3種(Euglena deses,
E. viridis,
Euglena sp.),
小型鞭毛虫各種,
マヨレラ(Mayorella),
ラッパムシ(Stentor polymorphus),
キロドネラ(Chilodonella),
ゾウリムシ(Paramecium caudatum)
コルピディウム(Colpidium),
大型ツリガネムシ(Vorticella)
Orbopercularia,
棘毛類繊毛虫,
珪藻各種,
クラミドモナス(Chlamydomonas),
ミカヅキモ(
C. moniliferum),
クロオコッカス(Chroococcus),
ワムシ,
センチュウ,
注:
前回はここにもニホンアカガエルの卵塊があった。その一部を持ち帰ってゼリー層に付着している原生生物を調べたのだが,
今回この沼にはオタマジャクシの姿はまったく見えない。まだカエルにはなっていないはずなので,おそらく皆死んでしまったか,
あるいは,一部はこの小沼の下流側にあるより大きな沼の方へ流されてしまったのかも知れない。
北本自然観察公園を出る(北本市石戸宿),12:17
小沼群の裏手から公園の外へ。
横田薬師堂下湧水群へ(北本市石戸宿),12:18-12:20
1枚目:南下して北本自然観察公園の西にある横田薬師堂下湧水群(天神下(運動)公園駐車場の北奥)へ向かう。
2枚目:ここで左折。
横田薬師堂下湧水群へ(北本市石戸宿),12:20
1枚目:北本自然観察公園(東,画面左)と天神下運動公園(西,画面右)の間にある桜堤通り。
画面右から駐車場へ降りる。
2枚目:天神下運動公園駐車場。「桜堤通り」の名の通り,桜が満開で,大勢の花見客(と屋台)が集まっていた。
横田薬師堂下湧水群へ(北本市石戸宿),12:21
1枚目:駐車場の北奥にある横田薬師堂下湧水群への入口。
2枚目:ここはいつもイエネコ(Felis catus)が集まっている場所だが,
今日は花見客が多いせいかあまりいない。この一匹だけ。よく見ると目元に傷がある。どうやら多少弱っているようだ。
3枚目:自転車を抱えつつ階段を降りる。
横田薬師堂下湧水群(北本市石戸宿),12:22-12:23
前日に雨が降ったせいだろうか木道周辺はぬかるんでいた。
2枚目:いつもの場所で採集。
観察された生物:
ミドリムシ(Euglena sp.),
小型鞭毛虫各種,
サッカメーバ(Saccamoeba),
キネトキルム(Cinetochilum),
アンソフィシス(Anthophysis),
マルロモナス(Mallomonas),
フシナシミドロ(Vaucheria),
珪藻各種,
4/7に米粒を餌として追加。
観察された生物(4/9):
ラッパムシ(Stentor),
ホロスティラ(Holosticha),
ケンミジンコ,
横田薬師堂下湧水群(北本市石戸宿),12:27-12:28
採集を終えて,階段を登る途中。
オオイヌノフグリ(Veronica persica)が群生していた。
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