取手市
農業ふれあい公園
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観察された原生生物名一覧(現在45種)

採集日:2008.04.28 ウオッちず で位置確認

稲豊橋が迫る,行き過ぎた(取手市市之代),12:47-12:48
当初はこの橋の袂を左折して小貝川沿いから農業ふれあい公園へ向おうと考えていた。 しかし,橋が近付いても左折できそうな道は見当たらない。 地図をよく見ると川沿いの道はこの橋の下を通っていた。 ここでUターン。

少し戻ってここを右折(取手市市之代),12:48

農業ふれあい公園へ(取手市市之代),12:49
これはマツバウンランLinaria canadensis)。 前回(2008.4.20),金山調整池の土手で見かけたばかり。

農業ふれあい公園へ,ここで右折(取手市市之代),12:50
少し北西へ進むと,住宅の角に「農業ふれあい公園,→,公園入口」の案内板があった。 案内に従い,ここで右折。

農業ふれあい公園へ,坂を下り小貝川の手前で左折(取手市市之代),12:50
右折して少し進むと川に向ってやや急な下り坂となっていた。 坂を降りてすぐに左折。

農業ふれあい公園へ,小貝川の右岸沿いを北へ(取手市市之代),12:50-12:51
1,2枚目:左折した後の様子。 道路の右を小貝川が流れている。

農業ふれあい公園に到着(取手市市之代),12:51
1,2枚目:少し進むと公園に着いた。 1枚目:写っていないが,手前に駐車場(画像の左)があり,その先に桟橋状の木道が敷設された池(沼)がある。 道路はそのままS字にカーブしながら高台に上がっていく。高台にも公園の施設らしいものが見える。 高台の奥にも池があるかも知れないが,今回はこの手前にある池(沼)で採集するだけにした。

農業ふれあい公園,入口近くに沼?があった(取手市市之代),12:51-12:52
ということで池端の遊歩道へ入り,左回りに歩いて池の北側にある木道の入口へ移動。

農業ふれあい公園(取手市市之代),12:52
木道の入口近くの池端に咲いていたアヤメIris sanguinea)?

農業ふれあい公園,沼の木道脇で採集(取手市市之代),12:53-12:56
池の中にはたくさんの草が生えていて,水面には藻塊がたくさん浮かんでいた。 水の中は水面近くまで泥や枯れ草が堆積していたが,それでなんとか採集はできた。 木道の脇2ケ所で採集(農業ふれあい公園-1,-2)。 今回の採集では,ここが一番原生生物の種類が多かった。 水が滞留しているのが幸いしているだろう。 また,おそらくここは公園化される前から池か沼だった可能性が高い。 とすれば,長期間水辺として存在していたことも影響しているだろう。
観察された生物: クリプトモナス(Cryptomonas), ミドリムシ(Euglena gigas), ウチワヒゲムシ( Phacus longicaudaP. torta 2タイプ, Phacus sp.), レポキンクリス(Lepocinclis salina), トラケロモナス(Trachelomonas volvocina), ペタロモナス(Petalomonas sp.), 小型鞭毛虫数種, アメーバ・プロテウス(Amoeba proteus), トリカメーバ(Trichamoeba)?, ストリアメーバ(Striamoeba), ディフルギア( Difflugia elegansDifflugia sp.), トゲフセツボカムリ(Centropyxis), ユーグリファ(Euglypha tuberculataEuglypha sp.), トリネマ(Trinema sp.), スピロストマム(Spirostomum intermedium), リトノタス(Litonotus cygnusLitonotus sp., 小型), ウロトリカ(Urotricha), コレプス(Coleps hirtus), キロドネラ(Chilodonella), ハルテリア(Halteria), ストロンビディウム(Strombidium), アスピディスカ(Aspidisca), ウロレプタス(Uroleptus), フロントニア(Frontonia leucas), ゾウリムシ(Paramecium caudatum), ラブドスティラ(Rhabdostyla), キネトキルム(Cinetochilum margaritaceum), 棘毛類繊毛虫, モナス(Monas guttula), ボツリディオプシス(Botrydiopsis sp.)?, 珪藻各種, イカダモ( Scenedesmus acuminatusS. opoliensisS. quadricauda), コエラストルム(Coelastrum astroideum), クラミドモナス(Chlamydomonas)または クロロコックムの仲間(Chlorococcum), クロロコックム(Chlorococcum), ヨツメモ(Tetraspora), ミカヅキモ(Closterium acerosumC. praelongum), ケンミジンコ,

農業ふれあい公園を出て稲豊橋を渡る(県道328号 谷井田稲戸井停車場線,取手市市之代),12:59-13:00
1枚目:さきほどの稲豊橋の袂へ戻った。 次は,小貝川の北にある山王新田農村公園(注1)を訪れ,さらにその東にある「さるまい自然公園」へ向かう予定。 そのため,ここで橋を渡り小貝川左岸の堤防道へ移動する。 2枚目:橋の手前にあった取手水海道自転車道の案内板。 ここから東は,小貝川の右岸が自転車道になっている。 なので,できれば右岸を走りたかったが,上記のように,次の訪問先が小貝川の北にあるので橋を渡ることにした(注2)。

注1:事前にはこの正式名はわからなかった。地図にはたんに「農村公園」とあるだけ。 現地に着いて始めてこの名前(山王新田農村公園)であることを知った。
注2:後でわかるように,小貝川の左岸を進んだが,途中にある岡堰から先は工事で通行止めになっていた。 そのため,そこから先は,右岸の取手水海道自転車道を走ることになった。

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